能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

未来を変えるクセづけ 船井幸雄の金言集 船井さんはまだまだ現役でした 経営コンサルタント界の重鎮

2014年07月07日 | 本と雑誌

書店で、書棚に4冊立てかけてあったので、思わず手にした一冊。


なんと懐かしい船井幸雄さんの著書。

金言集とあるように、今までの船井さんの著書から良いとこどりをまとめた新刊です。


船井さんの著書を手にしたのは今からウン10年前の大学時代。

所属していた会社法のゼミの教授からいただいたのが船井さんの図書でした。

当時、流通のコンサルタントとして長所伸展法、圧縮陳列法、包み込み戦略など小売業に特化とした書籍だったと記憶しています。

その後、ツキや運などのスピリチュアルな世界を著作で世に問う活動を展開されています。


その時読んだ「ツキのある人間は、勉強好き、素直、プラス発想」というフレーズが支えとなり、

大学院で研究したり社会保険労務士や中小企業診断士の資格取得したりと、ちょっと船井教の信者になった気がします。


大学時代、広告代理店志望だったため、「広告界就職読本」なども読んでいたのですが、

その中には電通や博報堂にまじり日本マーケティングセンターという会社も紹介されていました。

その会社こそ、現在の船井総合研究所の前身。

大阪に本社を置き泥臭い現場発のコンサルティングを展開している会社でした。

どの本だったかは忘れたのですが、

船井さんが東海道新幹線に乗っていると隣の席の紳士と話が弾み、「経営コンサルタント」と自己紹介したところ、妙に見下され(総会屋的な認識)、それをバネにして上場を目指したということを読んだことがあります。

日本において、経営コンサルタントを職業として確立させたのは、この船井さんとタナベ経営の田辺昇一さん(これまた大阪の方)ではないでしょうか?

 

「未来を変えるクセづけ 船井幸雄の金言集」

船井幸雄著 海竜社 952円+税

 

この本は、223ページの新書版ですが、内容的には船井節が炸裂。

船井さんのキーワードが随所に散りばめられています。


目次

・ワクワクすることをすれば間違いない

・成功を連続させる方法

・完全成功への条件

・結局、執念だ

・良い会社をつくる条件

・経営の極意

・エコノミーからエコロジーへ

・伸びる5条件

・ツキを味方につける

・ツキの原理

・もっとも大事な世の中のルール

・よりより波動を発する

・意識体は決して死なない

・すべては必要必然

・本物の生き方

・世界は良い方向に進んでいる・・・

 

船井幸雄さんは、1933年のお生まれ。

なんと81歳。

同書に挟み込んであった葉書を見ると、株式会社本物研究所を設立され、情報提供や通信販売をされています。

スゴイ!

本に書くだけでなく、自ら実践されている。

ちょっと驚いた船井さんとの再会でした。


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