仕事で移動中、たまたま東急線の先頭車両に乗車。
そこには、運転席と客室の間のカーテンが大きく開けられ、開放的な空間が広がっていました。
そこから、運転手の機敏な安全確認の動作、指さし確認、計器のチェックが確実に行われていることが確認でき、何だか嬉しくなりました。
劇場に立つ俳優のように、その運転手さんは、自分の持ち分、仕事を一つずつ確実にこなしていました。
安全教育が徹底されているのでしょうが、
ロボット的な動きではなく、自らの仕事に誇りを持ちプロフェッショナルとして働く・・・
そんな気概が伝わってきて励まされました。
制服もキチンと着用、髪もしっかりと整髪、真っ白なワイシャツ、まっすぐにかぶられた帽子・・・完璧です。
運転席は、整理整頓がなされ、運転に集中できるプロの空間。
教育用のビデオに出てもいいぐらいのロールモデル。プロのテイストを醸し出しています。
そういえば、東急の運転手、車掌等の方々は、イケメンの人が多いような気がします・・・(笑)
今年の大雪の日、元住吉の駅で追突事故を起こした東急電鉄。
社内では、さまざまな取り組みをされているのでしょうが、最前線で働く運転手、車掌、駅員の方々が、活き活きと働く人間的な組織・・・。
そんな組織づくりこそが、安全、安心を届ける組織になるのではないかと考えた次第です。
見事な運転技術を見せていただいた運転手さん、ありがとうございました。