東京青山のホンダウェルカムプラザに行ってきました。
本田技研工業本社の一階にあるHONDAのショールームです。
展示のメインスペースには、シビック・タイプR。
Rとは、レーシングのことでしょう。
赤いHマークが素敵です。
シビックの足まわり、エンジンまわりをチューンナップして、スポーティな走りを実現した一台。
シビックなのに(失礼!)、価格は428万円。
タイプRの周りには、50歳代とおぼしき夫婦やカップルが・・・。
このタイプR、750台の限定生産ながら、その10倍の注文があったようです。
同時期発売となったトヨタの86特別仕様車やスバルのWRX特別仕様車、マツダのロードスターも好調な売れ行きのようです。
買っているのは、主にシニア世代とのこと。
若き日に出来なかったスポーツカーに乗ることを、社会的には成功した今、潤沢な資金力で実現させようということでしょうか。
超高齢社会に突入したニッポン。
親父世代では、見た目的、気持ち的には、少し前より10歳くらい若いように思います。
以前の70歳は今の60歳、以前の60歳は今の50歳という感じです。
雑誌LEONをバイブルにして、モテおやじになるために日々努力している親友もいます(笑)。
先日、若い人たちと飲みに行った時、面白い話を聞きました。
「今の男子は、草食性じゃないです。草です。じっとしていて、ただ食べられるだけですから・・・」
肉食系でもなく、草食系でもなく、草・・・。
ニッポンの未来は大丈夫か!と、オヤジの説教口調になってしまいました(反省)。
若き彼彼女によると、「車はレンタカーかカーシェアリングで十分。マンションは買わずに賃貸。モノはいらない。無理のない、いやしのある静かな生活を送りたい」んだそうです。
車も売れず、民間消費ものびないニッポン・・・。
日本経済が停滞するのも、わかるような気がします・・・。
シェアも、ロハスも、オーガニックも、ソーシャルも、ダイバーシティも、エコロジーも、もちろん大切ことです。
でも、何か自分ならではのアイデンティティやこだわりや自己実現も必要なような気がします。
ニッポンを、明るく元気にするために、オヤジたちが決起しなければならない時代だと思います(笑)。
社会的経験知、良識、潤沢な経済力を活かし、いろいろな活動に取り組む時かもしれません。
ご同輩諸氏・・・草莽崛起、親父パワーを発揮、ともに戦っていきましょう。
ただし、いやなジイさん、老害とならぬよう、注意しながら・・・笑。
ちなみに、こちらは、タイプRの半額で買える、660とCR-Zです。