六本木の新国立美術館に「MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事」を観に行ってきました。
ファッションデザイナーとして、世界的な評価を得ている三宅一生さん・・・。
かっこいいです。
小職も、ヒゲ、はやそうかなあ(笑)。
この展示、三宅さんが残したフレーズが、ココロに刺さります。
ジーンズやTシャツのように多くの人が自由に着られる服を作りたい。
デザインや暮らしは、生き方そのものと密接につながっている
デザイン・ミュージアム
一枚の布
間(ま)
三宅一生さんは、大きなヴィジョンを描き、それに向かって全精力を投入していきます。
三宅一生さんは、広島の出身。
7歳の時に被ばく・・・。
お母さまを亡くします。
広大付属東雲中学から国泰寺高校へ、そして多摩美術大学へ。
当時の日本、ファッション、モードなどは、デザインの範疇に入っていなかったという風潮もあり、パリへ・・・。
1970年に、三宅デザイン事務所を創設。
以降、日本のファッション界のリーダーとして、モードを牽引していきます。
現在、御年80歳・・・。
今回の展示は、三宅さんの作品の量に、圧倒されます。
3つめの大展示室には、100着以上の作品が・・・。
中でも、感動したのが、「コロンブ」という作品。
1990年作。
平和の象徴である「白い鳩」という意味です。
現在も、Gデザイナーの田中一光とコラボして創作を続けているとのこと・・・。
イッセイとイッコウ・・・スゴいジョイント。
実に精力的です。
そして、「Making things」という映像作品。
プロジェクションマッピングです。
「服を創る」という三宅一生コンセプトをシンプルに伝えます・・・。
おって
つないで
たたんで
ひらいて
ねじって
かさねて・・・
分かりやすく、素敵な表現です。
さらに、布素材の感覚についても・・・。
さらさら
ごわごわ
つやつや
ぴかぴか
ふわふわ
びよんびよん・・・
今回、驚いたのが、観に来た人たちが、みんなお洒落。
ファッションデザイナー、ファッション学校の学生、欧米の外国人、アパレル関係の人・・・。
とてもセンスが良く、思わず見とれてしまいました・・・。
三宅一生展・・・六本木にお洒落をして出かけましょう!