横丁が都市住民を救う・・・きわめて人間的な「逃げ場」スペースが街を活性化させると思いますメインストリートから少し入ったところには、飲み屋さん、焼き鳥屋さん、おでん屋さん、居酒屋、バーなどのＢ級グルメ店・・・怪しい風俗店までもが雑踏然として集積しているケースが多々ありま...
横丁・・・都会になくてはならない人間のスペースです。
横道、遠回りの道、寄り道、迂回路、逃げ道・・・。
とても、人間的な空間だと思います。
東京にも、たくさんの横丁があります。
人形町の「あまざけ横丁」
吉祥寺の「ハモニカ横丁」
渋谷の「のんべえ横丁」
新宿の「しょんべん横丁」
東京駅の「黒壁横丁」
二子玉川の「柳小路」・・・
横丁で、人間性を回復しなければならない・・・。
そんな時代になってきたように思います。
人間らしくやりたいなあ。人間なんだからなあ。
情報処理推進機構（ＩＰＡ）が、「パスワード」キャンペーンを展開中。
しかも、ＪＲ原宿駅前の連続する看板で、少女漫画によるストーリー訴求。
３メートル×５メートルくらいの大型看板が連続・・・。
ちょっと驚きました。
こんなプロモーションもあるんだ！？
原宿駅から渋谷駅に向かって歩きながら見るという看板群・・・。
立ち止まって見ている人は、ほとんどおらず、広告効果もほとんどないようにも思うのですが・・・笑。
完全に外しています。
（作品表現自体は、なかなか良くできていますが・・・。）
パスワード
もっと君を強く守りたい
安心してネットやスマホを楽しむための
胸キュン・ストーリー
独立行政法人情報処理推進機構（ＩＰＡ）
訴求したい内容は、何となく分かるのですが、ちょっと「お役所」・・・。
女子中高生あたりをターゲットにして、パスワードの重要性を訴える・・・。
でも、何で、駅ヨコの連続看板なのでしょうか？
ちょっと、いや、かなりアナログです。
どこかの広告代理店に騙されたか、それても、税金対策かな？
いろいろ考えてしまいました。
ＩＰＡ 情報処理推進機構だからこそ、インターネットのテクノロジーをうまく使って欲しいものです。
パスワードに関連するゲームを作るとか、スマホに役立つパスワード・アプリを作るとか・・・。
クリエイティブ的には秀逸でも、マーケティング的には売れない・・・。
美しく広告賞は受賞するものの、何が言いたいのか分からない・・・。
ちょっと、イタい広告と言っても、いいのかもしれません（失礼！）。
胸キュンの週末 in 原宿でした・・・笑。
