能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

渋谷の桜・・・渋谷桜丘の桜は、都会の華やかさを持つエレガントなサクラでした・・・

2016年04月02日 | まち歩き

渋谷駅のすぐそばに、隠れた桜の名所があります。

渋谷の桜丘・・・。

渋谷駅から歩道橋で246を渡ったところにあります。

代官山、恵比寿に続く桜丘は、今、渋谷の中で最もホットなスポットの一つです。

大都会の中で、力強く咲く渋谷の桜・・・。

都会の華やかさを持つエレガントなサクラでした・・・。


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ロバート・ライシュ「格差と民主主義」 格差は更に進んでいく資本主義・民主主義社会です

2016年04月02日 | 本と雑誌
 
格差と民主主義 お金持ちと貧乏人の差がどんどん広がる時代・・・そして中間層も落ちていく時代
格差と民主主義ロバート・ライシュ著 雨宮寛・今宮彰子訳 東洋経済新報社 1600円+税著者のライシュさんは、UCバークレー校教授。クリントン政権で労働長官を務め、オ...
 

社会的な格差は、今から、さらに広がっていくことはあっても縮むことはないと思います。

最終的には、一部の大金持ちと多くの貧民・・・。

資本主義で進む限り、避けられない現実です。

 

昨年、ロバート・ライシュさんが著した書籍「格差と民主主義」。

その記述は、ますます現実のものになりつつあります。

そして、格差社会が固定化しつつあります。

ライシュさんは、クリントン政権で労働長官を務め、オバマ大統領のアドバイザーとして活躍。

民主党のリベラルな経済学者です。

 

同書で、ライシュさんは、現実を点描していきます・・・。


点描1 この30年間、経済成長による利益のほぼすべてがトップ層にわたっている

点描2 大不況のあとにやってきたのは、活力に欠けた景気回復だった

点描3 政治的権力が上へ上へと移行している

点描4 企業や超富裕層は、税金をより少ししか払わず、より手厚い企業助成措置を受けるようになり、公的規制からもどんどん逃れていく

点描5 政府予算が圧縮されている

点描6 小さくなっていくパイの分け前を求めて、平均的アメリカ人が互いに競争している

点描7 けちけちして、ひねくれた政治が横行する

 

う~ん、日本でも同じような状況になってきているような気がします。

著者は、ウォール街をカジノ資本主義として切り捨てるとともに、政治が米国を駄目にしていると酷評しています。

同書の中で、一番興味深かったのが、「経済をめぐる10の嘘」。

思わずひざをたたく、フレーズと理由解説が並んでいます。

 

嘘その1 富裕層は「雇用の創造主」であるから、富裕層に対して減税すれば、みなによい効果を波及させる「トリクルダウン」が発生する。逆に、富裕層に増税すると景気に打撃を与え、雇用の伸びも鈍化してしまう。

嘘その2 法人税を下げれば、企業は雇用を創出し景気も活性化する。

嘘その3 政府の規模を小さくすれば、雇用が増大し景気も好転する。

嘘その4 規制が少ないほど、経済は強くなる。

嘘その5 財政赤字をただちに削減すれば、景気は回復する。

嘘その6 公的医療保険制度であるメディケア(高齢者対象)とメディケイド(低所得者対象)を縮小すべきだ。

嘘その7 われわれのセーフティネットは寛大すぎる。

嘘その8 社会保障制度は、ねずみ講だ。

嘘その9 中低所得者の連邦所得税の負担割合が小さく、人によってまったく所得税を払っていないのは不公平だ。

嘘その10 一律の税率の方が公平だ。

 

そして、ライシュ教授は続けます。

これらの10の大嘘は、逆進主義者と彼らに近いメディアによって頻繁に繰り返されたために多くのアメリカ人が信じはじめてしまっている。

しかし、これらは、ことごとく嘘なのだ。

 

アメリカ合衆国では、経済はどんどん不公正なゲームになって、一般人には不利に、トップ層には有利に動いていると指摘する著者。

最終章では、「私たちがしなければならないこと」として、次のようなキーワードをあげています。

 

行動

リーダーシップ

居心地の良い世界から抜け出せ

現実世界で組織を作る

あらゆる問題に目配りする

継続することの大切さ

民主主義は投票だけではない

 

こんな鋭い書籍が出版されているのに、何も変わらず日々が過ぎている米国とわが日本。

論点がボヤけている昨今・・・。

首相自ら否定されていますが、衆参同時選挙も、あるような気がします・・・。

これから、日本も国際的な課題解決に巻き込まれ、重大な意思決定を強いられる可能性も多々あります。

国益のためにも、ブレない意思決定をしていただきたいものです。


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お江戸・日本橋の桜・・・新たなニッポンの玄関口、日本橋のサクラです・・・

2016年04月02日 | まち歩き

青春時代、広告マンとして過ごした日本橋三越前・・・。

懐かしいです。

お江戸・日本橋に咲く桜は、当時と変わりません・・・。

三越本店、日本銀行・・・。

ニッポンを代表する企業・・・。

日本橋室町・・・三井不動産により、さらなる再開発が続いています。

2020年の東京五輪・・・日本橋は、インターナショナルシティとして生まれ変わっていると思います。

あとは、日本橋の上を走る首都高の高架を、地中化して、日本橋に青空を取り戻すこと・・・。

ニッポンの玄関口として、世界中にアピールできると思います。

 

お江戸・日本橋の桜に、パワーとエネルギーをいただきました。

ありがとう!


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