呉市に行ってきました。
広島県の瀬戸内海側にある港町。
戦前は、海軍鎮守府と海軍工廠があったネイビーの街・・・戦前は人口が40万人、ベスト10に入る都市でした。
今では、行政の広域合併があっても、やっと人口20万人をキープしているというところです。
さらに追い打ちをかけるのが、日鉄日新製鋼が閉鎖されるとのこと。
造船と製鉄の街から、大きな製鉄所が消えるという事・・・たいへんです。
社員3000人の雇用はどうなるのでしょうか?
その家族や関連する会社等のことを考えると、呉地域に与えるインパクトは半端じゃありません。
中心市街地のレンガ通りも閑散としています。
「呉氏」・・・呉のゆるキャラです。
どこかの広告代理店が創ったのだと思います。
いろいろ努力をされていますが・・・。
JR呉駅前にあった百貨店そごうも撤退。
何も入っていない大きなビルが、そのまま建っています。
衰退を続ける衰退する地方都市・・・少子高齢化、産業構造の転換、人口減少・・・。
呉市も、その流れから逃れることは出来ないようです。
立派なのは、新築した市役所だけです。
さて、これからどうしていくのか?
11月14日には、呉市長選挙があるそうです。
呉市の未来を考えるためにも、地元の方の投票が大切になってきます。
がんばれ!呉市