広島の地方紙「中国新聞」の記事によると、広島市・基町高層アパートの銭湯「平和湯」が1月30日に閉店するとのこと。
1950年に開店した基町高層アパートの銭湯。
72年にわたって、地域密着の営業をしてきました。
焼け野原からはじまった戦後の広島市復興の中で、市民球団カープ同様に広島市民に大きな貢献をされた銭湯です。
銭湯は、身体をきれいにするとともに、お客さんの身も心もポカポカにし、コミュニティのコミュニケーションの場として機能してきました。
2代目の店主さんは88歳とご高齢。
ボイラーも調子が悪いとのことです。
しかたないですね。
現在、若い人たちが中心になって基町再開発プロジェクトを立ち上げているので、この施設の再利用、活用策も考えていただきたいですね。
ニッポンの文化の一つ、銭湯が毎年毎年消えていくのは残念なことです。
平和湯は、地域密着のコミュニティとしての機能もあったのだと思います。
長い間、本当にご苦労さまでした。