テレワーク、リモートワーク、モバイルワーク・・・。
新型コロナウイルスのせいで急速に進んだ仕事スタイルです。
若い人はともかく、おじさん、おばさんは大変です。
Zoomを繋いだり、WebXやTeamsでweb会議を申し入れを受けたり・・・PCスキルやコミュニケーションスキルを試される機会が増えてきました。
今週号の日経ビジネス誌2021.5.3号の特集は、「テレワーク、やめるか続けるか?見えてきた成功の条件」
PART1 出社2割だって当たり前 新常態ワークスタイル・・・カルビー、ソフトバンク、積水ハウス、三菱ケミカル
PART2 あえて「出社」リアルの出会いの演出
DATA データで見るテレワークの今 1年で利用率は低下 会社選びの基準でも
PART3 理想型へ試行錯誤 意外な所に突破口
PART4 勤務地や働き方、考えるきっかけ 結論焦らず業務の見直し
テレワークは、確かに便利です。
移動時間が不要になる、交通費コストが削減される、出張がなくなる・・・。
でも、どうも靴の上から足を掻いているような気がします(笑)。
ブレストやっても、意見交換しても、どうも深さや質が出てこない・・・表面的な「なんちゃって仕事」になりがちです。
同誌の調査では、コロナ収束後もテレワークを続けたいという人の割合は、「続けたい」が53%、「やや続けたい」を含めると78.6%。
特に30歳代では「続けたい人」が8割を超えます。
テレワークは、特に、ハンディキャップを持たれる方にとっては強い味方になります。
子育てや介護、身体にハンディのある人などの武器になります。
時間的制約、場所的制約を持つ人は、テレワークを活用しない手はありません。
また、フリーランスや士業にとっても、デジタルの世界は、チカラは資本や大企業に負けない環境を与えてくれます。
P.ドラッカー博士は、人には「話す人」と「書く人」の2種類があるとしました。
自分自身の「強み」を把握し、話すのか、書くのかを見極めながら、テレワークに組み込んでいくことがテレワーク成功のポイントになると思います。
友人の一人は「話す人」の達人。
Zoomの中で男優のように立ち振る舞い、とても印象に残るプレゼンを展開します。
話すトーン、スピード、抑揚からオリジナル背景、最新のスーツ、自室でのライティングや高性能カメラ・・・お金をかけています(笑)。
見習わなければなりませんよね。
小職も3年後には、シェアオフィスと自宅書斎を中心にしたモバイルワーカーにトランスフォームしたいと考えています。
マリーナにヨットを浮かべて、そこを事務所にすることも考えたのですが、交通不便、書籍やPC等の重量物が載せられないので断念・・・笑。
ただ、どこでも、距離が離れていても、仕事が出来るテレワーク。
仕事の重要度と緊急度に合わせて、リアル対面とデジタル空間を融合させていくハイブリッド型というのが落としどころのような気がします。
開高健さんのウイスキーのコピーを思い出します。
人間らしくやりたいなあ。人間なんだからなあ。
元気で、とりあえず元気で。