松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

ボストン美術館展から

2010-05-08 23:52:43 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
4月17日~6月20日

森アーツセンターギャラリー
(六本木ヒルズ 森タワー 52F 展望台と同じフロアに位置する約1000㎡のギャラリー)


世界屈指の美の殿堂、アメリカのボストン美術館が誇るヨーロッパ絵画コレクションから、

16~20世紀の選りすぐりの油彩画80点が展示されている。

肖像、宗教、日常生活、風景、静物など、8つのテーマに分けて展示。



★宗教画について!!

宗教画とは、聖書の内容を絵で表した物語でいう挿絵のようなもの。

いくつもの規則に則って描かれている。

たとえば、赤と青の服を身に着けた女性は聖母マリア、りんごを持った裸婦はイヴであるとされる。

このようなルールが数多くあるため、絵を見るだけで聖書のおおまかな内容を理解すること

ができる。

宗教画が盛んに描かれた中世やルネッサンスの時代には、まだ文字が読めない人が多か

ったため、聖書を理解するための情報源としての役割も大きかったようだ。



今回展示の宗教画、エル・グレコの「祈る聖ドミニクス」を見て、スペインはトレドのサン

ト・トメ教会で見た「オルガ伯の埋葬」と、大原美術館にあった「受胎告知」を思い出した。

でも具体的にどんな絵だったかは???

これだもの!!ザルに水ですか

そういえば、今回メモしてきた中にこんなことが

”宗教画には、華麗なヴェネチア派と情念のスペイン派がある”

ふ~ん・・・また次回調べることにして

他の展示作品としては、モネ、マネ、レンブラント、ドガ、ピカソ、ミレー、コロー、ルノ

アール、ドガ、クールベ、シスレー、セザンヌ、ゴッホ、ピサロなど、日本では馴染みの画

家ばかりで親しみがあり、見やすかったのではないかしら




エル・グレコ~「祈る聖ドミニクス」  ボストン美術館蔵


 よくわからないけど、祈りたい心境



エル・グレコ~「オルガ伯の埋葬」   スペイン、トレドのサント・トメ教会蔵


現地ガイドからこの絵の前で色々解説してもらったのに、何一つ記憶にない



エル・グレコ~「受胎告知」   大原美術館蔵



去年の2月21日に下さんと行って(倉敷散策と瀬戸内二大美術館めぐり)鑑賞したではありませぬか
でも「受胎告知」といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ!随分と画風が違う。けど、どちらも厳かでいい感じ。
コメント
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