子どもが耳を傾けたくなる
教育アドバイザー田中健一さん
心のゆとりがないと、つい子どもを叱ったり、責めたりするため、子どもに不安を与え、自信をなくさせてしまいます。
そこで、第一い「受け止める」「与える」「描く」ことが大事です。
否定したり、叱ったり、責めるのではなく、子どもの意欲を肯定的に捉えて、納得できるように話すことが大事です。
第二には、「選ばせる」「調べさせる」「励ます」ことを心掛けましょう。
第三は「伝える」「要約する」「ユーモアを持つ」ことです。
ユーモアを込めて話すことで、親は余裕が持てるし、子どもの自尊心も大切にすることができます。
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加藤 俊徳, 吉野 加容子の脳を育てる親の話し方 その一言が、子どもの将来を左右する。
樋口 裕一の頭がいい子に育てる親の話し方。
親の話し方をよくするのが最大の入学準備. 入学準備というと、ランドセルを買ったり必要な持ち物に名前を書いたりということを思い浮かべるひとが多いと思います。
同時に、ひらがなや数の数え方のこと、あるいは自分の身の回りのことが自分でできるようにすることなどを思い浮かべるとひとも多いと思います。
もちろん、それらはどれも大切なことですから、この連載でも順次書いていきたいと思います。
でも、そういう明らかに入学準備らしい入学準備とは思えないようなことでも、とても大切なことがある。
脳を育てる親の話し方-3つの脳教育の誤解と3つの伸びる力.
「アタマは、使えば使うほど、よくなる」.
これは、Dr.KATOが幼いころ母親からことあるごとに、 かけられた言葉です。
この言葉をきかっけに、Dr.KATOは、自分なりの「アタマの使い方」を 考え続け、 医学部進学、そして、脳の研究へと邁進していきました。
このように、小さな頃に、母親、 父親に言われた言葉が、 大人になっってからも心の支えとなっている人、 自分を動かす原動力になっている人は、少なくないでしょう。
脳を育てる親の話し方 その一言が、子どもの将来を左右する/加藤 俊徳/吉野 加容子( 暮らし・実用) -
「あと半分頑張ってね」
「まだ、やってないの!?」
「だから言ったじゃない」…。
ぜんぶ、子どもの脳の成長をジャマする“NGワード”です。
私は、父、母のお話の仕方が嫌で嫌で仕方がありません。
人の(子供の話)話を黙って最後まで聞けない。
途中で口をはさむ。
すぐむきになる。
熱くなる。
声が大きい。
怒鳴る(父)。
人を(他人を)攻めるいい方をするので、相談するのも億劫になります。
私は穏やかにお話がしたいんです。
両親に私が相談したら「うんうん。そうなのか。でもな・・ 」