GⅢ 大宮開設記念レース 東日本発祥倉茂記念杯
初日(1月15日)
5レース
並び 1-7-5 4-2-9 6(単騎) 3-8
レース評
坂本−飯野の「タテとタテの連係」は強烈。3番手は巧者の金成で東北独占決着だ。やや調子落ちだが横関の捲りが単穴扱い。
利根輪太郎は、あらためて自身の弱点に腹立たしくなった。
<今日は、本命の隣の目で勝負だ!>と意気込み競輪場へ向かったのであるが、肝心なことが、想念の中に欠落していたのだ。
7番が本命なら当然、7番の隣の目の車券の軸は人気薄の6番か8番になる。
だが、出目作戦に拘った輪太郎は、3レス7番が頭、4レースは7番が2着なので5レースは<7番が車券に絡むはずだ>と過去の出目作戦から期待する。
この時点で、本命7番の隣の目である6番と8番が年頭から欠落する。
5レース
1番人気7-1(3.0倍)
2番人気7-4(8.2倍)
7-1をあえて外す。
そして、7-4 7-5 7-6 7-8 からの3連単車券を買う。
結果
6-5 3万2,910円(56番人気)
6-5-2 42万3,870円(423番人気)
まさに、本命1番人気の7-1が車券に絡まない大穴の<夢車券>となる。
本命7番の下がり目の6番からの3連単総流し、を実践したいものだ。
実は、輪太郎は上がり目より下がり目で、これまで車券を的中してきている。
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 清水 剛志 | 14.7 | 捲 | ||||
△ | 2 | 5 | 金成 和幸 | タイヤ差 | 14.6 | 差 | ||
注 | 3 | 2 | 神山 雄一郎 | 3/4車身 | 14.9 | S | ||
▲ | 4 | 8 | 愛敬 博之 | 3/4車輪 | 14.6 | |||
◎ | 5 | 7 | 飯野 祐太 | 1/2車身 | 14.9 | |||
6 | 9 | 石川 雅望 | 1/4車輪 | 14.9 | ||||
○ | 7 | 1 | 坂本 貴史 | 1/2車身 | 15.1 | |||
× | 8 | 3 | 横関 裕樹 | 2車身 | 15.0 | |||
9 | 4 | 早坂 秀悟 | 1車身1/2 | 15.5 | B |
戦い終わって
後攻めの横関裕樹が打鐘過ぎに斬って中団の坂本貴史がすかさず叩く。前受けから下げた早坂秀悟が最終ホームから巻き返し坂本と踏み合う形に。関東ラインを追った単騎の清水剛志が最終バックから捲って、北日本の三番手から外を伸びた金成和幸を振り切る。
「バックの風が向かってたんで、脚を使わず一発狙っていこうと思ってました。早坂さんが前になった時点で一撃カマシ狙いだと思いましたね。展開が向いたけど、踏み過ぎて最後は一杯で気持ちで踏みました。参加前に市田(佳寿浩・76期引退)さんから外を踏んでこいと言われてたんで有言実行できて良かったです」。
二着の金成は「前の二人が内へ行ったんで外へ。最後はオグリュウ(小倉竜二77期)さんばりのハンドル投げで決めたかったけど届かなかったですね。最近ピスト6で自力を出してるのが効いたと思います」。
三着には早坂マークの神山雄一郎が入る。「秀悟が一番やり易い展開で走らせたかったし、前を取りに。最近はスタート取りで脚を削られる事が多かったけど、今日に関してはそれはなかったです。今回同配分の大澤雄大に室内でできるダッシュ練習を教えてもらったんです。効果が出たのか秀悟のダッシュにも離れず付いて行けたし余裕もありました。」。