利根輪太郎の競輪人間学 徹すること

2022年01月17日 20時40分24秒 | 未来予測研究会の掲示板

競輪ファン仲間たちの愚痴や嘆きが今日も聞こえてきた。

「昨日の9レースは、9番から流して車券を外したんだ。だから、今日の9レースは9番流しを買うつもりでいた。でも、実績上位の2番の稲垣は外せない、と思った。だから、2-3、2-5、2-9からの3連単車券で勝負したのに・・・。」

しかし、本命として期待された2番は捲り不発。競輪では人気を背負った選手の判断ミスはよくあることなのだ。

並び 2-8-4 1-9-6 3-5-7

レース評
稲垣は全国区のスター選手。
敗者戦なら目標不在でも何とかするはず。続く伊原は数字が足りず、坂本ラインとの絡みから。

1番人気2-3(7.2倍)

結果

9-5 6,080円(21番人気)

9-5-6 4万9,000円(127番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 9 勝瀬 卓也   14.9   絶好抜出し
× 2 5 佐藤 和也 1/4車輪 14.4 S 前不発突込
  3 6 丸山 啓一 3/4車身 14.9     好位続くも
4 3 坂本 貴史 1/4車輪 14.6     中団確保も
  5 7 佐々木 則幸 タイヤ差 14.4     前遅仕掛け
6 2 稲垣 裕之 微差 14.3     失敗7番手
7 1 蒔田 英彦 1/2車身 15.1   B 貢献の逃げ
  8 4 伊藤 正樹 1/2車身 14.2     後方ライン
9 8 伊原 弘幸 1/4車輪 14.3     目標共倒れ
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戦い終わって

戦い終わって写真

 三分戦のレース。後攻めの稲垣裕之が打鐘で斬りにかかるも、前受けの坂本貴史が突っ張る。稲垣が下がった所を蒔田英彦が一気に叩きホームで出切る。マークの勝瀬卓也が番手絶好の展開をモノにして一着。「蒔田には距離が長いと思ったけど行ってくれました。垂れてきたんで最後は行かせてもらいました。余裕はあったけど、りきんでる所がありましたね。ここ半年位自転車が合ってない感じがするけど、ケガせずしっかりトレーニングを積めれば上がっていけそうな感じがするんで」。
 二着には目標の坂本が不発も、佐藤和也が伸びる。「ジャンで貴史君が突っ張ってくれたおかげ。最後のコース取りでワンテンポ迷わなければ一着があったかもしれないですね。そこ以外は冷静に走れましたけど」。

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同様に、10レースも同様だったのだ。

利根輪太郎は、昨日の10レースは、7番流しの車券で負けた。

「7番を追いかけるのだ!」と意気込む。

家を出る時は、10レースの番組を知らなかった。

だが、メンバー表を見た途端に、7番流しの決意を撤回して、4番の犬伏選手に賭ける気持ちとなる。

敗因は、決意を貫けなかったことだ。

あらためて、前日に買った車券を追いかけること!

あくまでも、選手の人気(指示率)には拘らずに、出目車券作戦の戦術の一つを貫くことであった。

並び 4-2 1-7 9-3-5 8-6

レース評

犬伏はこれからの競輪界を背負って立つ逸材。格上の深谷がいても勢い重視の◎だ。印は下げたが坂井のラインも好勝負必至。

1番人気 1-7(5.8倍)

2番人気 4-2 (11.7倍)

結果

7-3 5,540円(23番人気) 

7-3-1 1万7,930円(67番人気)

天候 曇/風速 -m




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 和田 真久留   14.0   深谷を差す
2 3 成田 和也 1/4車輪 13.7   中突き伸び
× 3 1 深谷 知広 3/4車身 14.2   S 強引に捲る
4 4 犬伏 湧也 微差 14.2   B 懸命粘るも
5 2 橋本 強 1車身1/2 14.3     好位も一杯
  6 6 北野 武史 大差 14.2     目標が後手
  7 8 松岡 篤哉 3/4車身 14.4     後方置かれ
  8 9 坂井 洋         叩かれ外踏
5 渡部 幸訓         成田を追い

戦い終わって

戦い終わって写真

 深谷知広VS犬伏湧也の怪物対決は予想通りデッドヒート。カマシ先行の犬伏を深谷が捲りで並び掛けたがここから両者の踏み合いに。2センターの下りを使って深谷が半車身出たが、犬伏も抵抗。結局外に持ち出した和田真久留が鮮やかに伸びてアタマまで突き抜けた。2着は不発の坂井洋から中を割った成田和也が伸びて3着には僅かに踏み勝った深谷が入る。
 和田は「作戦は全て深谷さん任せ。力勝負をすると言っていたので、とことん付き合おうと思っていた。深谷さんに付いていて道中の余裕はありました。中を割られないように意識していたし、問題ないと思う」。
 成田は「理想のレースはできたけど、深谷君の巻き返しが少し早かった。あの展開になっちゃうと突っ込むしかない。しっかり割れて良かった」。
 深谷は「今日は犬伏君と力勝負をしようと。対決してみて自分がデビューしたときは先輩達はこんな感覚だったんだと思いましたね。犬伏君からは新しい力を感じた。今日は着は勝ったけど、力勝負としては負けた感じです」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「同苦の心」「連帯の心」

2022年01月17日 12時31分37秒 | 新聞を読もう

▼人の利点を生かそうと努力を続けていくことだ。
その努力で人の長所や素晴らしさが見えるようになるものだ。
▼社会全体で、人と人との<つながり>や<絆>の大切さが指摘されている。
▼日本は<水害大国>であり<地震大国>
防災への高い意識は、日本人一人一人に不可欠なものである。
▼自助・共助・公助といわれるように、自らの命を守るのは当然として、地域・社会での助け合う習慣を一層期待される。
▼27年前の1995年1月17日に「阪神・淡路大震災」が発生。
<ボランティア元年>とも呼ばれ、後の日本の防災意識やボランティア活動に対する考え方に大きな変化をもたらした。
▼「同苦の心」「連帯の心」こそ人間の安全保障の精神的基盤。
苦しんいる人々の痛みを共にし、行動する。


時代は人が創るものだ

2022年01月17日 11時54分12秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼人生は強気でいくことだ。
▼歳月とともに記憶は薄らいでゆくものだ。
しかし、励まされつたことで、発奮し心が蘇生したことは忘れられない。
▼時代は人が創るものだ。
人の情熱と勇気が奔流となり人と時代を動かしてきたのだ。
▼人の美しい本性が滅びることはない。
▼ジョージアの映画は「哲学的に軽妙で、洗練されていて、同時に子どものように純粋で無垢である」―イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督
▼どの作品も人間味にあふれ、独創性でも欧米の映画とは一線を画する魅力に満ちている。
作品に描かれた人々に象徴される多様な個性と夢を見る力が、この国の映画の魅力だ。
作り手たちの個性の輝きが、すぐには言葉にならない余韻を私たちの心に残していくことだろう―原田健秀さん(1975年~2019年まで岩波ホールに勤務)


小中高生の自殺、コロナ禍の2020年は過去最多479人 

2022年01月17日 11時02分43秒 | 社会・文化・政治・経済

小中高生の自殺 2016年320人

2020年 小中生の不登校19万61276人と前年度から1万4855人増え、過去最多を更新した。

2016年13万3683人。

2020年 児童虐待対応件数 20万5044件

2016年 12万2575件

文部科学省の調べによれば、2019年度の小・中・高等学校および特別支援学校におけるいじめの認知件数は5年連続で過去最多を更新。件数は約3倍にまで膨れ上がった。

5年前の14年度は18万8072件だったため、42万4424件も増えた計算となる。中でも小学校の増加は顕著で、この5年間で約4倍となった。

2020年度のいじめの認知件数が前年度比で約10万件減の51万7163件だったことが分かった。
 新型コロナウイルス禍で子ども同士の接触機会が減ったことが要因とみられる。
 一方、ネット上のいじめは過去最多を更新。

2020年 ネットいじめ件数 1万8870人
2016年 1万779人

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ストレスを感じるのは、世の中がどんどん悪い方向に向かっているからです。

経済格差は拡大し、国際金融資本主義は破綻寸前で、中国は軍事的攻勢を ..

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「これからの世の中は悪くなると思う」:46.0%

前回より17.3ポイント上昇

博報堂

「これからの世の中についてどう思いますか?」という質問に「悪くなる」と答えた人の割合は前回より17ポイント以上の大幅上昇となり、2020年は46.0%となりました。
男女差については、男性の方が約4ポイント高い結果となりました。
地域差については、首都圏の方が約4ポイント高い結果となりました。
年代別に見ると、20代が38.0%で全体より約8ポイント低く、逆に40代は、全体より約4ポイント高い50.5%となりました。


私たちはなぜ「世の中は悪くなっている」と思いがちなのか

2022年01月17日 11時01分12秒 | 新聞を読もう

もしかしたらソーシャルメディアの見過ぎかも、その理由と対処法とは

2020.09.09 ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

2020年、ニュージーランド出身の26歳、ジェニー・イーストウッドさんは、世の悲惨なニュースに取りつかれていた。新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)、警察による暴力、抗議活動、陰謀論、政治……。あらゆる出来事を詳しくチェックせずにはいられない。

祖国から遠く離れた米国にいたのではなおさらだ。レディットやインスタグラムでは10分毎に気が重くなるような投稿が上がってくる。

「パンデミックの中頃には、とても気分が沈んでいました」とイーストウッドさんは言う。「人間というのはなんてダメなんだと感じていましたし、いつも最新のニュースをチェックしたくて、何にも集中できませんでした」

 イーストウッドさんは、他の多くの人と同じように、深まる一方であるかのように見える世界の危機に取りつかれたのだ。

イーストウッドさんは、他の多くの人と同じように、深まる一方であるかのように見える世界の危機に取りつかれたのだ。


 私たちのこうした反応には進化的な起源がある。恐怖や危険についての話は不安をあおり、不安は脳を厳戒態勢にする。こうした特性はかつて私たちの祖先を捕食者や災害から守ったが、今日ではソーシャルメディアやウェブニュースを絶え間なくチェックし続け、危機に乗り遅れないようにするという行為につながっている。(参考記事:「新型コロナ、ことごとくパニックに陥る理由と対策」)

 脈は速くなり、思考は次なる惨事に向けて常に張り詰める。私たちは危機に対して備えておきたがる傾向を持つため、最新の情報を確認せずにはいられなくなり、やがて世界は未だかつてないほど最悪な状態にあると信じるようになる。

画面から目を離せなくなるような悲惨なことが起こっているのは事実だ。

 9月上旬の時点でパンデミックによる世界の死者は88万人を超え、社会的、経済的な格差への対応が迫られる中でも増え続けている。米カリフォルニア州やオーストラリアでは記録的な山火事が発生し、ハリケーンは例年にも増して猛烈なものとなり、アフリカではサバクトビバッタが大量に発生して穀物を食べつくしている。

 レバノンのベイルートでは巨大な化学爆発事故で少なくとも190人が死亡、150億ドル(約1兆6000万円)の損害が出ているとされる。警察による暴力や、非白人に対する歴史的抑圧に対する抗議活動は、世界中で何百万という人々を動かした。それだけでもたくさんだと言うのに、米国では国を分かつ大統領選挙の年だ。

2020年は悪いことばかりというわけではない。米国ではたとえば、遠隔医療で多くの人が診察を受けられるようになっている。反人種差別を掲げる本が軒並みベストセラーに入っている。かつてないほど多くの人が手を洗うようになっている。何百、何千というペットがシェルターから引き取られ、国中の人がイヌを飼っているような状態だ。