▽子どものころにきざんだ思い出は、生涯、鮮烈に心に残り、光を放っていく。
その後の人生、生き方にも、深く、大きな影響を及ぼしていくものだ。
▽少年少女の心は、まことに多感である。
多感な心にきざまれた真心の励ましが、どれほど生涯の成長の源泉になることか。
▽学校の先生もそうだろうが、子どもたちを育てる上で大切なのは、大人自身の人間性である。魅力である。
まず大人が成長!-これを刻まなければならない。
▽こどもたちの努力を讃え、よい点を見つけ、ほめて伸ばすことだ。
正義の心、正しい価値観を教えていくことだ。
大人たちが心から信頼される存在になっていくことだ。
▽一人ひとりが自身の可能性に目を開き、確かな自信と安心と希望を得ていくための豊かな励ましがある。
そして、人間として生きてい行く上でので、最高の誇りと自覚をもつことができる理念がある。
▽何より、子どもたちが鋭敏な生命で感じ取っているのは、大人たちの「自他共の幸福を目指す真剣な生き方」であり、「正義の道を貫く勇気と信念」である。
▽子どもたちは皆、かけがいのない「可能性」をもった「宝」だ。
一人一人が、「希望」の存在であり、生命には「希望」が、いっぱい詰まっている。