国家公安委員長、旧統一教会との関係「事実」と認める/本誌既報どおり

2022年07月25日 22時48分14秒 | 事件・事故

7/26(火) 16:30配信 SmartFLASH

 7月26日、二之湯智国家公安委員長が、旧統一教会との関係を認めた。2018年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が主催したイベント「ピースロード」において、京都府実行委員会委員長を務めていたのは「事実」だと、閣議後の会見で明らかにした。

 二之湯氏は「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭典、運動を起こすので、ちょっと名前を貸してほしいというので貸した。それ以上の付き合いはない」とし、イベント当日には集まった人たちの前でスピーチしたことも認めた。

 政治家と旧統一教会との関係がクローズアップされるなか、よりによって警察組織を管理する立場にある国家公安委員長までも――。

 あまりに不適切な行為と言わざるをえないが、本誌では7月15日に、二之湯氏と旧統一教会との関係を報じている。

 2021年4月、国立京都国際会館で開催される予定だった『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』というイベントがある。実行委員長は旧統一教会の京都教区長で、「天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合」や教団系列組織「京都府平和大使協議会」などが共催しており、実質的に旧統一教会の主導イベントだ。

 そして、その『呼びかけ人』に名を連ねているのが二之湯氏だった。本誌は二之湯氏の事務所に、旧統一教会との関係について質問書を送ったが、返答はなかった。

「安倍晋三元首相の銃撃事件で批判を浴びている警察組織ですが、国家公安委員長が旧統一教会と親しい関係にあるとすれば、さらなる批判は避けられません。警察全体への不信にもつながりかねない。

 二之湯氏が国家公安委員長になったのは2021年10月で、これらのイベントはいずれも就任前です。岸田文雄首相は、任命責任を問われても仕方がないでしょう」(政治部記者)

 二之湯氏は、京都市議を経て、2004年の参院選で初当選し、3期務めた。今回の参院選には出馬せず、7月25日の議員任期満了をもって政界を引退した。

 だが、国家公安委員長については「やめろと言われない限り一生懸命取り組んでいきたい」と、民間人の立場で職務を続ける意向を示している。

 7月26日には、岸信夫防衛大臣も「旧統一教会の方と付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」と関係を認めている。こんなことで国を守ることができるのだろうか――。

 

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幼児化するヒト - 「永遠のコドモ」進化論

2022年07月25日 22時48分14秒 | 社会・文化・政治・経済

 
 
 
 
久々の星5つです。

 進化について完全な答えを出す、というところまで人知が及ぶ事はおそらくない。

とはいうものの久々に開眼の感ありの本書。

しょせん進化論の一つにしか過ぎないとはいうモノの、その内容は

いかにそのほかの進化論が直線的に、こうあれかし、といったふうに

思考されていたかを認識させられる。

 本の内容についてはここで触れずとも紹介文を読んでもらうとして、

個人的な感想としては、同性愛についての見方がかなり変わりました。

(多分良い方に)

 いろいろな発見や、思考のヒントに富んだ本。一般に流布している進化説の中にもう少し

取りいれられたらいいのに!とにかく進化について考えたい人!必ず一読に値します。
 
 

「ヒトがネオテニー的な要素を数多く備えた生き物である」ということは最近では良く聞くようになった。本書にも紹介があるが、スティーブン・J・グールド著「パンダの親指」中にもネオテニーの記述があり、どちらかというとそちらのほうが有名ではある。
 しかしながら、それではなぜヒトは幼児的な要素を数多く残すに至ったか、ということについてわかりやすく述べられた本というのはこれまでなかったように思う。そういった意味で本書は「人の幼児化」について非常に興味深く、そして読みやすく書かれている。
 本書では、幼児化といった弱々しい要素が、進化淘汰的に有利だったから残ってきたのではなく、むしろヒトとして進化する上での「副産物」に過ぎないと主張する。二本足で歩くこと、体から体毛が失われ、皮膚も丈夫でなくなったこと、脳が大きく発達したこと、ヒトにおける高度な社会性を得るに至ったこと…こうした諸々の事象が、「幼児化」した状態で生れ落ち、生存していくことで獲得したものであるという主張は非常に面白いし、説得力もある。
 また「性差」「宗教」といった微妙な問題を強く扱っていることについては賛否両論あるだろうが、この手の分野は、最近おとなしくなり主張がしにくくなっていることをふまえれば、チャレンジングなものであると評価できると思う。
 ただ、他のレビュアーも種々指摘なさっているように、引用文献がはっきりしなかったり、筆者の恣意的な考察で話が進む(裏づけがエピソード的であったり、主張するものによって理論の汲み取り方を変えたり等)など、「(ポピュラー)サイエンス」の本としては、やや問題がある印象も受けたので、星4つとした。
 
 

~二足歩行は四足歩行に比べ速度が著しく遅くなるので、より自然淘汰されやすくなった。
ヒトの脳が大きくなってすぐの時期は複雑な思考はできなかった。
など、ダーウィンの進化論だけでは説明しきれないことについて、
「ヒトは幼児化することによって進化してきた」
と考えることでわかりやすく説明しています。
この論文が科学的に正しいかどうか~~、という検証はもっとしっかりなされるべきだとは思いますが、こうして一般向けの書籍として出版されている以上、「説得力があるかどうか」が「科学的な正しさ」よりも重視されてしまうのは致し方ありません。
読み物としては十分に楽しめますし、考え方もある程度参考になるかと思います。
ふだんから「常識」とか「当たり前」に疑問を感じる人にはおス~~スメです!~
 
 

人間の進化(幼児化?)に関する一つの仮説が、
ふんだんな事実を元にトピックを継ぎ合せる形で
展開されていきます。アカデミックな視点からだけでなく、
読者を楽しませてくれるような展開なので、専門家でなく
ても十分に楽しませてくれます。
(結構読み応えもありかと思います。)
 タブーや新しい仮説と言うものは、なかなか
学校では教わった記憶が無いように思います。
しかし、さまざまな"診かた"を学んで、自分なりの
考えを変化させていくのはやっぱり楽しい。
 性に対する偏見を無くすためにも、そして、
国家による家畜化に反対するためにも、色んな
ヒントを与えてくれる本だと思います。
 
 

「ヒトがネオテニー的な要素を数多く備えた生き物である」ということは最近では良く聞くようになった。本書にも紹介があるが、スティーブン・J・グールド著「パンダの親指」中にもネオテニーの記述があり、どちらかというとそちらのほうが有名ではある。
 しかしながら、それではなぜヒトは幼児的な要素を数多く残すに至ったか、ということについてわかりやすく述べられた本というのはこれまでなかったように思う。そういった意味で本書は「人の幼児化」について非常に興味深く、そして読みやすく書かれている。
 本書では、幼児化といった弱々しい要素が、進化淘汰的に有利だったから残ってきたのではなく、むしろヒトとして進化する上での「副産物」に過ぎないと主張する。二本足で歩くこと、体から体毛が失われ、皮膚も丈夫でなくなったこと、脳が大きく発達したこと、ヒトにおける高度な社会性を得るに至ったこと…こうした諸々の事象が、「幼児化」した状態で生れ落ち、生存していくことで獲得したものであるという主張は非常に面白いし、説得力もある。
 また「性差」「宗教」といった微妙な問題を強く扱っていることについては賛否両論あるだろうが、この手の分野は、最近おとなしくなり主張がしにくくなっていることをふまえれば、チャレンジングなものであると評価できると思う。
 ただ、他のレビュアーも種々指摘なさっているように、引用文献がはっきりしなかったり、筆者の恣意的な考察で話が進む(裏づけがエピソード的であったり、主張するものによって理論の汲み取り方を変えたり等)など、「(ポピュラー)サイエンス」の本としては、やや問題がある印象も受けたので、星4つとした。
 
 

~二足歩行は四足歩行に比べ速度が著しく遅くなるので、より自然淘汰されやすくなった。
ヒトの脳が大きくなってすぐの時期は複雑な思考はできなかった。
など、ダーウィンの進化論だけでは説明しきれないことについて、
「ヒトは幼児化することによって進化してきた」
と考えることでわかりやすく説明しています。
この論文が科学的に正しいかどうか~~、という検証はもっとしっかりなされるべきだとは思いますが、こうして一般向けの書籍として出版されている以上、「説得力があるかどうか」が「科学的な正しさ」よりも重視されてしまうのは致し方ありません。
読み物としては十分に楽しめますし、考え方もある程度参考になるかと思います。
ふだんから「常識」とか「当たり前」に疑問を感じる人にはおス~~スメです!~
 
 

人間の進化(幼児化?)に関する一つの仮説が、
ふんだんな事実を元にトピックを継ぎ合せる形で
展開されていきます。アカデミックな視点からだけでなく、
読者を楽しませてくれるような展開なので、専門家でなく
ても十分に楽しませてくれます。
(結構読み応えもありかと思います。)
 タブーや新しい仮説と言うものは、なかなか
学校では教わった記憶が無いように思います。
しかし、さまざまな"診かた"を学んで、自分なりの
考えを変化させていくのはやっぱり楽しい。
 性に対する偏見を無くすためにも、そして、
国家による家畜化に反対するためにも、色んな
ヒントを与えてくれる本だと思います。
 
 

ところどころを飛ばし読みで読んでいます。

 なんとなく、著者の口ぶりが「横柄な」感じがしています。

 自説を補強する学説や意見を述べる学者に対しては「世界有数の**学者である」とかいう形容詞が出てきます。

 自説に説得力をたせる方法の一つですが、そういう方法をとる方の説得力はいかほどのものでしょうか・・・・・・

 もう少し客観性のある証拠やデータを期待したいところです。

 

増田さんの『日本のアニメは世界を救う!』の中で、紹介されていた本と記憶しています。

アマゾンで中古本で手に入りましたので、読んでみようかと思います。

一部、読み始めていますが、参考文献も載っていて、参考になりそうな本です。

進化論も様々な「系統」があり、進化論自体「進化」していると思われるほど、様々な新説が現れるようです。

読者としては、自分なりに「腑に落ちる」学説なり説明を、探していきたいものです。

星印は、未定です。

空いている部屋に書き込んでいます。

死ぬのは“復讐”した後で―いじめられっ子への起業のススメ

2022年07月25日 22時27分45秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

重松/豊
1978年生まれ。有限会社ブルハ代表取締役。2000年、22歳の時に10万円を資金に個人事業、重松運転代行サービスを開業。中小運送会社を相手にドライバー派遣で道を切り開く。
2003年、25歳で有限会社ブルハを設立。代表取締役に就任し、軽貨物運送事業を開始。2005年、会社の資本金を600万円に増資し、さいたま市西区に新営業所を設立。2007年、運行管理責任者の資格を取得。2008年、一般貨物運送事業を開始。同時に利用運送事業の認可を取得してトラック業界に参戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 
 
過去に友人を自殺で失いました。
その友人がどんな気持ちだったか知るため購入。

本書は、子供の頃にいじめられた経験のある著者が、今では社会的も経済的にも成功するまでの考え方やどう行動したかを記した本です。

誰しも疎外感や劣等感を持ち、時には死にたくなったりその場から逃げ出したくなったりすることもあるかと思いますが、そのつらい気持ちや憎い気持ちが間違った方向に向かうと、他人を傷つけたり世間を騒がせるような事件を起こしたり、自分自身を追い込んで自ら死を選択したりすることになるのでしょう。著者はそのマイナスのをバネに変え、生きる希望を見出して自分で解決することのできる具体的な方法を実体験に基づき記しています。

かつて自ら死を選んだ友人に、こんな風に生きる方法があるのだということを伝えたいとおもいましたが、残念ながら伝えることはできません。学校や社会でいじめられている人以外にも、会社でつらい思いをしていたり、人間関係で悩んでいる人にもぜひ手にとってもらいたい一冊です。本に書いてあるように、著者と同じことをするだけで、生きる希望が湧いてきて自分自身と向き合うことができるようになるはずです。
 
本の帯の歌詞に、興味があり購入しました。
私もブルーハーツがとても大好きで、最近仕事に追われて
聴いていなかったと思い、押し入れからCDを出してきて聴きました。
大人になって、自分を出すということは
とても大変なことで、勇気がいることです。
忘れていた、自分らしさや勇気を
もらったような気持ちになりました。
私も、二人の娘が居ますが、自殺など
考えたくありませんが、最近のニュースを見ると
現実問題学校でのことはわかりません。
娘のためにそっと家の本棚に置いておこう
と思っています。
忘れてた子供の頃の気持ちを
思い出させてくれてありがとう。

とても良い本でした。

「復讐」という言葉に惹かれて購入しました。
とても良い本でした。
復讐とはどういうことなのか、どういう復讐の方法があるのか。
著者の体験を通して、「成功するという復讐」「幸せになるという復讐」を教えてくれる本です。
この本はきっと、悩んでいる子供たちの希望になると思います。
 

「自伝+起業+成功」にまつわる本という印象。いじめにもあった著者が起業をして成功するまでの内容が丁寧に書かれています。

この本でいう”復讐”とは夢をかなえる、自分が描いた憧れの自分自身をかなえることで、今まで自分を傷つけてきた人たちをあっと驚かせることです。

著者の
「夢をかなえてほしい」
「自殺がなくなってほしい」
「多くのいじめで悩んでいる人に希望を持ってほしい」
という願いがビシビシ伝わってきました。これだけ著者の熱い思いが伝わる本はなかなかないと思います。

今はいじめが社会的な問題になっています。いじめている人は遊びの一つぐらいで楽しんでいるのかもしれません。正直何を考えているのかもわかりませんし、理解する気にもなりません。理解する必要もないでしょう。

しかし、いじめられている人は自殺を考えてしまうほど悩んでいるのだということをこの本を通して理解してほしいなと思います。

そして、今まさにいじめで思い悩んでいる人は、早くこの本を読んでください。生きる力を手に入れることができて、自分の夢に正直に生きることができるようになると思います。この本にあるように”復讐”を果たす人が一人でも増えることを祈るばかりです。
 

本の題名に興味があり、購入しました。
死ぬのは”復讐”した後で、ビジネス書にあるのにこの本はどんな事が書いてあるのだろうと。
読んでく中で、復讐でデスノートがすごく面白くやってみようと思いました。
今まで馬鹿にしてきたやつ、いじめてきたやつに自分が大きくなり復讐をするという発想。
自分も復讐しながら大きくなりたいと思いました。
 
 
起業のススメと書いてあったので、起業する気の無い私は購入を迷いました。

しかし購入して正解でした。
そういう復讐の仕方があったのかと目から鱗でした。

会社で数人からいじめられ、辞めようか悩んでいた私ですが『デスノート』や『夢ノート』を書いて、もう一度頑張ってみようと思えました。
その人達の悔しがる人生を歩む!!この本を読んで少しだけ強くなれた気がします。

いじめられると相手に対して憎むパワーが凄く大きいので、そのパワーを著者みたいに方向転換できたら幸せな人生が待っているかもしれません。

いじめにあっている子ども達全員に読ませてあげたい一冊です。
自殺する子どもが減ると思います。
将来自分に子どもが産まれたら読ませてあげたいです。
 

高校でいじめられていて、インターネットで見つけて買いました。
イジメにあったことがある人だから、気持ちが伝わってきてとても感動しました。
僕も、夢ノートを書こうと決めました。
大人は、いつも嘘ばかりつくけど、この本は僕に嘘をつきませんでした。
ありがとうございました。
 
 
 

「安倍派が飛び抜けて多かった」旧統一教会と政治家“持ちつ持たれつの関係”その実態とは【報道特集】

2022年07月25日 20時53分14秒 | 事件・事故

7/25(月) 21:01配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN

安倍元総理の銃撃事件を機に、旧統一教会=世界平和統一家庭連合と政治家との関係が注目されている。はたして、議員たちへの“選挙支援”はどこまであったのか。

【写真を見る】「安倍派が飛び抜けて多かった」旧統一教会と政治家“持ちつ持たれつの関係”その実態とは【報道特集】

■「安倍派が飛び抜けて多かった」現職国会議員と教団との関わり
安倍元総理の銃撃事件から2週間以上が経過した。山上徹也容疑者は、旧統一教会に恨みを募らせ、「安倍元総理とつながりがあると思い犯行に及んだ」などと供述しているという。

弁護団とともに世界平和統一家庭連合を調査しているジャーナリストの鈴木エイト氏は、教団と関係を持つ政治家は自民党を中心に多数いると話す。

鈴木エイト氏
「国際勝共連合のホームページなんですが、安倍晋三さんが表紙になっているケースが非常に多くて」

旧統一教会と関連する政治団体の機関紙は、これまでに少なくとも6回、安倍元総理が表紙を飾っていた。そして2021年9月、安倍元総理は教団の関連団体のイベントにビデオメッセージを送った。

安倍元総理
「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します。UPF(天宙平和連合)の平和ビジョンにおいて、家庭の価値を強調する点を高く評価します」

鈴木氏
「(これまでは)一方的に安倍さんを支持しているっていうだけにも捉えられちゃう。そういうのが全部覆ったのが、2021年9月のUPFのビデオメッセージだと思う。安倍晋三さんはその関係をもう隠さなくなった。これが公表されても自分の政治生命、選挙、自民党には何の影響もないということを、あそこで判断したんだということに驚きました」

鈴木氏は、現職の国会議員と教団との関わりについて調査したという。

鈴木氏
「自民党だけでなく他の政党を含めて112人。政党としては自民党がほとんど」

鈴木氏が調査した国会議員リストには、式典への出席や来賓での挨拶、関連団体から寄付を受けたことなどが記されている。そこで浮かび上がったのが、安倍元総理に近い議員たちの存在だと話す。

鈴木氏
「派閥別に調べたところ、清和会(安倍派)が一番飛び抜けて多かったです」

■“持ちつ持たれつの関係” 旧統一教会と政治家
統一教会は、1954年に文鮮明氏が設立。妻は“平和の母”などと呼ばれる韓鶴子氏だ。芸能人が参加した合同結婚式は日本でも話題になった。その一方で、いわゆる“霊感商法”が社会問題となり、旧統一教会に対しては元信者やその家族からの訴訟などが相次いだ。すると…

金平茂紀キャスター
「世界平和統一家庭連合と名前変えましたね」

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「悪名が世界中に広がった。これでは、人集めとか金集めがやりにくくてしようがない。だから名前を変えなさいという指示が出ていたんです」

そのときに、文部科学大臣を務めていたのが下村博文議員だ。ジャーナリストの鈴木氏は…

鈴木氏
「世界日報の月刊誌『Viewpoint』というのがあるんですが、こちらにインタビュー記事が載っていたと」

記事が、教団の友好団体「世界日報社」の月刊誌に掲載されたのも、下村議員が文科大臣時代の2014年だった。この翌年の2015年に文科省の外局である文化庁は、「統一教会」が「世界平和統一家庭連合」に名称を変更することを認めた。名称変更に大臣として関与したのか。下村議員は…

下村博文 元文科大臣
「全く関わっていません。文化庁の担当者からそういう書類が来たということは事前に報告がありました。その後、最終決定者が名称変更については(文化)部長だということ」

下村議員が代表を務める政治団体は、2016年に「世界日報社」から6万円の寄付を受けている。鈴木氏は、旧統一教会と政治家は“持ちつ持たれつの関係”にあるという。

鈴木氏
「政治家が一番欲しがっているのはマンパワー。選挙のときに動いてくれる運動員。後援会組織。それを無尽蔵に提供してきたのが旧統一教会。見返りとして、組織の体制保護、国会の追及から守ってもらうという狙いがあったと思います」

■「首相からじきじき、この方を後援してほしいと…」全国の信徒に支援呼びかけ
内部文書
「首相からじきじき、この方を後援してほしいとの依頼があり、組織票頼みですが、まだCランクで当選にはほど遠い状況です」

これは、鈴木氏が入手した旧統一教会の内部文書の一文だ。この文書は安倍派の北村経夫・参議院議員が全国比例で初出馬した2013年に、教団から全国の信者に送られたという。当時の安倍総理側から直接、“依頼”があったと記されている。そして…

内部文書
「選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です」

一方、別の文書には、選挙期間中に北村議員が統一教会の2つの教会で集会を行う予定も記されていた。結果、“当選にはほど遠い”と言われていた北村議員は、当選した。

さらに番組では、次の2019年の選挙で、信者が知人らに投票を呼びかけたメッセージを入手。そこには…

「北村つねおさんをお願いして貰えませんか?副幹事長であり、安倍総理のお膝元の方だそうです」

番組が北村議員に、旧統一教会の信者が選挙支援を行ってきた事実があるか取材したところ、「そうした事実はありません」と回答した。

安倍元総理(2016年)
「小鑓隆史、小鑓隆史、小鑓隆史どうぞよろしくお願い申し上げます」

安倍元総理が応援演説をしたのは、自民党の小鑓隆史参議院議員。自身のツイッターには…

小鑓隆史 参議院議員のツイッター(2018年)
「世界平和連合の皆さんが隆和会という後援組織を立ち上げていただきました」

世界平和連合は、旧統一教会の関連団体だ。2022年6月の投稿にも…

小鑓隆史 参議院議員のツイッター
「隆和会の国政報告会。巨人の星の替え歌で激励いただき、感謝です」

番組が小鑓議員に対し、旧統一教会の関連団体から後援を受けている経緯や、関係性について取材したところ…

小鑓隆史 議員事務所
「個別のお問い合わせには回答を控えさせていただいております」

世界平和統一家庭連合に対し、政治家との関係について番組が聞くと、「特定の政党や候補者を組織的に支援することはない」とした上で、北村議員に関する文書は「承知していない」と回答。井上氏と小鑓議員については、教団の関連団体が支援したことを認めた。

旧統一教会と政治家の“持ちつ持たれつ”の関係はその実態を見えにくくしている。

(報道特集 2022年7月23日放送)
※情報提供は番組ホームページまで

TBS NEWS DIG Powered by JNN

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何で今まで、こんなことに気付かなかったのだろう?

2022年07月25日 11時09分40秒 | 沼田利根の言いたい放題

何故か?インスタグラムにアップした写真が、ことごと映像が正面ではなく方向が横向きであったり、逆さになっていた。

この問題を解決にするには、どうすべきか?

そこで、思いついたのは静止画像ではなく、3秒以上の動画にすることだったのだ。

 


利根輪太郎の競輪人間学  普通の人

2022年07月25日 01時19分31秒 | 未来予測研究会の掲示板

「15万円も付いたわ」車券を払い戻した結城子は、興奮を抑えきれず彼氏にお金を手渡した。

「普通の人には、買えない車券だったな」寺田次郎は頬を緩める。

35度を超える夏日が続いていた。

取手競輪場内の冷房は効き過ぎていたので、結城子は30分置きにタバコを吸いに喫煙場へ向かった。

次郎に喫煙を注意されているが、「あなた、お酒止められるの?!」と彼女は皮肉を言う。

想えば、36歳で逝った恋人の芳子に喫煙を勧めたのは次郎自身だった。

ハリウッド映画の女優がタバコを吸うシーンが次郎には好ましく映じていた。

「芳子さん、タバコ吸ってみない。タバコを口にくわえる姿が似合うと想うんだ」唐突に言ってしまった。

「貴方が、そう思うのね。どんなタバコがいいかしら?」芳子が微笑む。

次郎は芳子の微笑む横顔に魅了されてきた。

「僕は、タバコを吸わないけれど、ピースの匂いが好きなんだ」

「ピースね。吸ってみようかしら」

東京・赤坂のホテルのラウンジでの会話であった。

その日、二人は映画を観に銀座へ向かった。

観たのは「貴族の巣」だった。

理想に生きようとして夢破れた、ロシアのインテリ貴族の悲劇を描いた、イワン・ツルゲーネフの同名小説の映画化だった。

映画を見てから、銀座みゆき通りにあるサラダの専門店へ向かう。

大半が女性客であった。

「あなた、髯をはやしてみて、きっと似合うと思うの?」

「髯?」芳子の唐突の言葉であったが、次郎は芳子に好かれたいので心が動かされた。

26歳の次郎、28歳の芳子。二人は友情以上、恋人未満の関係であった。

「次郎、髯に似合ってきたわね。素敵よ!私、30歳までには結婚するわ」恋多きの芳子はタバコをふかして、六本木のネオンに目を注ぐ。

喫茶店のアマンドで、女医の芳子が客待ちをしていたことを次郎は想像すらできなかった。

「あなたは、普通の人なのね」芳子は微笑む。

次郎が競輪を覚えたのが、芳子の葬儀の日であった。

千葉・北松戸での葬儀、36歳の芳子が遺した6歳の娘のが次郎の顎鬚姿の見て、顔を曇らせてながら後ずさりしたことで一層心が傷んだ。

次郎の風貌は「普通の人」ではなくなっていたのだ。

 

 

 

 

 

 


《事件から3年》「5人家族のうち父、兄、妹が自死。母親は離婚後は疎遠に…」 京アニ放火・青葉真司被告が陥った過酷な家庭環境“負の連鎖”

2022年07月25日 01時16分48秒 | 事件・事故

7/18(月) 11:12配信 文春オンライン

青葉が一家5人で暮らしていたさいたま市緑区のアパート

《事件から3年》京アニ放火 両親は不倫の末「駆け落ち婚」も離婚… 凶行に及んだ青葉真司被告の“特殊な家庭環境”とは?  から続く

【画像】幼少期の青葉真司被告

 2019年7月18日に起きた、京都アニメーション放火事件。死亡者36名、負傷者34名を出した戦後稀に見る凶悪な事件から、今日で丸3年が経つが、今なお公判すら始まっていない。凶行に走った青葉真司被告の家庭環境に迫った記事を再公開する。(初出・2022年6月24日 年齢・肩書は当時のまま)

 テレビ、新聞、ネットニュースでは、日々、あらゆる情報が流れては消えていく。しかし、この世で実際に起きていることは、大手メディアが報じる“大きな声”だけではない。

 人々の“声なきこえ”をしっかりと伝え、記録に残したい――。

 そんな思いから2020年10月に立ち上がったのが、YouTubeチャンネル「日影のこえ」だ。メディアで報じられた重大事件の「その後」を追い、決してマスメディアが伝えない「名もなき人たち」の声を取材し、ドキュメンタリーとして伝える。それは図らずも、事件の真の犯行動機や、表層の奥に隠された“真実”に迫るものになることも多かったという。

 取材を続けてきた「日影のこえ」取材班とノンフィクションライターの高木瑞穂氏が、自身の関わった多くの事件について記した著書『 日影のこえ メディアが伝えない重大事件のもう一つの真実』 (鉄人社)より、2019年に起きた京都アニメーション放火殺人事件の被告・青葉真司の過去に迫った章を抜粋して転載する。(全2回の2回目/ 前編 を読む)

◆◆◆

畳の部屋が血だらけに
 高校卒業後、青葉は定職には就かず、コンビニでアルバイトを始めた。人生で最大のターニングポイントとなる事件が起きたのは、1999年12月、埼玉県春日部市内でひとり暮らしをしていた頃である。前出の初老の男性が語る。

「うちの2階から青葉家の部屋が見えるんですよ。畳の部屋が血だらけになってたから、首つりとか、そういうのじゃないね」

 方法はわからないまでも、父親がさいたま市緑区のアパートで自ら命を絶ったのだ。そして、実父の自殺は一家の崩壊を招く。自宅近くの公園の隅で青葉の妹が、暗澹たる思いに苛まれながら猫に餌をあげている姿が近隣住民に、頻繁に目撃されていた。

「本当によく見かけるものだから、『優しいのね』って声をかけたら、『私のことなんて誰もわかってくれない』って言うんですよ。なんか危機迫っているというか、そんな感じで」

 なぜ父親は自殺したのか。息子と娘を残してひとりでこの世を去る。なぜそんな選択をしたのか。

「タクシーで事故を起こしてから、お父さんのやる気がさ、生きていく気力がなくなっちゃったんじゃないの」

 前出の初老の男性は推測する。彼が言うように、父親は事故を契機に奔放の域を超えてしまったのである。勝手なまでに彼だけがラクになる道を選んだのかもしれない。

「葬儀は寂しいものでした。このへんの葬儀は、親戚とか隣近所のお手伝いもいただいて粛々と執り行われるんですが、そういった方たちもいなくて」

 葬式をあげた住職は言った。喪主は、青葉ではなく離れ離れになっていた長男で、青葉や妹の姿は記憶にないという。仕事をなくし体も壊す。また葬儀には親戚も現れず。おそらく長男や、前妻を頼ることもできなかったか、頼るも門前払いされたのだろう。自殺は、拠り所をなくした果てのことのようだ。

父親に続き、妹までも…
 父親の死後、アパートの家賃は滞納され続け、同居していた妹は人知れず姿を消す。近隣住民によれば、以前はバイト先である近くの弁当屋に向かう姿を「よく見かけた」という。

 弁当屋を頼りに消息をたどると、前アパートから車で5分ほど走った場所に妹は引っ越していた。錆びついたトタンのボロ屋が並ぶ一区画。貧民窟だ。人の気配はなく、呼び鈴を押しても応答はない。室外機の上に古びた地方紙が重なり、家の周りはゴミだらけである。

 真裏に住む女性は言う。

「16年前くらいに住みはじめたみたい。付き合いはほとんどありませんでした。で、そういえば姿が見えないなって。いつ出ていったのかもわかりません。みんな置いたままで。夜逃げみたいな感じです」

「その後、誰か他の人が住まれたんですか?」

「そのままになっています。大家さんも勝手に片づけたり、処分できませんからね」

「妹さんの消息はご存じですか?」

「……実は妹さんも自殺したんですよ」

 父親の死から5年後の2004年、事もあろうに妹までもが自ら命を絶っていた。僕は、ある人から彼女が暮らしていた部屋を撮影した写真を見せてもらった。そこに写っていたのは、家具や家電はそのまま、足の踏み場もないほどにゴミが散乱する様子である。父親の後を追うように自死した妹の内側には、どんな心的情景が広がっていたのか。部屋が惨状を呈していたことから、精神がひどく蝕まれていたに違いない。

女性の下着を盗み逮捕、奇行が目立ち住民とトラブルも
 わずか5年の間に2人の肉親を失い、天涯孤独に陥った青葉は、ついに自暴自棄とも言うべき行動に出る。妹の自殺から2年後の2006年9月、春日部市内で女性の下着を盗み逮捕されたのだ。このときは執行猶予付きの判決が下されたが、6年後の2012年6月には、茨城県坂東市内のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、現金2万円を強奪。強盗及び銃刀法違反の疑いで逮捕され、懲役3年6月の実刑判決を受ける。

 青葉はこの頃、茨城県内の雇用促進住宅に住んでいた。警察立ち合いのもとで部屋に入った管理人によれば、妹の住まい同様、彼の部屋もゴミ屋敷と化していたそうだ。強盗事件については「仕事上で理不尽な扱いを受けるなどして、社会で暮らしていくことに嫌気が差した」と供述。服役中は刑務官に繰り返し暴言を吐いたり、騒いだりして、精神疾患と診断されている。2016年1月に出所したあと、生活保護を受給しながら、さいたま市のアパートで暮らしていたが、音楽を大音量で流すなどの奇行が目立ち、住民とトラブルになっていた。事件直前の夜に青葉が発した「黙れ! うるせえ、殺すぞ。こっち、失うもんねえから!」という言葉が思い出される。

 その後、薬物療法を受け一時期はさいたま市浦和区にある更生保護施設にいたが、敷かれたレールに乗れば更生するとは限らない。いや、むしろ己の人生は両親や社会からのリンチだと悟ったのか、憎悪の火に油を注いだだけだった。

犯人だけが生き残っている
 凶行の日は、出所から3年半が過ぎた2019年7月18日のことだった。数週間前には、事件現場に持ち込まれた包丁6本をさいたま市内の量販店で、前日午前にはホームセンターでガソリン携行缶や台車を購入し犯行に及ぶ。ガソリンを撒き、ライターで火をつけ、京都アニメーションの第1スタジオは炎の海と化した。

 青葉は自身の衣服にも引火した状態で逃走したが、現場から南へ100メートル離れた路上で火災被害から逃れた2人の男性社員に取り押さえられる。ほどなく駆けつけた京都府伏見警察署員が身柄を確保し、病院へと搬送。危篤状態にありながらも奇跡的に快方に向かったことで2020年5月27日、殺人・殺人未遂・現住建造物等放火・建造物侵入・銃刀法違反で逮捕となった。建物は全焼。死亡者36人。負傷者35人。殺人事件では戦後最多の死者数を出しながら、奇しくも当の青葉だけは生き残っている。

 青葉の半生を綴ったユーチューブ動画を公開すると、青葉をよく知る男性から連絡があり、僕はさらなる負の連鎖を知らされることになる。

「実は青葉の兄も自殺しているんです。5人家族のうち父、兄、妹が自死を選び、母親は離婚後に別家庭を持ったため疎遠に。そのことをどうしても伝えたかったのです」

社会のセーフティネットを見直す一助になればと…
 2020年12月16日、青葉は前述の5つの罪で京都地検より起訴される。犯行動機などについては、身柄を確保された際に「俺の作品をパクりやがったんだ!」と声高に叫んだことからして、京都アニメーションに大きな憎悪を抱いていたことは明らかだろう。実際、青葉は京アニ主催の『京都アニメーション大賞』へ小説を応募していた。だが同社は、彼の小説は形式的な一次審査で落選していたと説明し、そのうえで「盗用の余地はなかった」と反論する。

 前出の青葉をよく知る男性は言う。

「もちろん青葉の起こした事件は許されることではないけれど、青葉という人物がなぜ生まれたのか正しく伝えてほしいんです」

 犯行動機を京アニへの逆恨みだけとし、凶悪犯の半生を知ることなど無意味で空虚なこととは、僕も思わない。社会のセーフティネットを見直す一助になればと期待する。だから書いた。できるだけ余さず青葉を、一家を記した。青葉は裁判で何を語るのか。通常より刑期が重くなることが多い裁判員裁判が決まった初公判が始まるのは、まだ先のことだ。

高木 瑞穂,YouTube「日影のこえ」取材班/Webオリジナル(特集班)