7月2日、午前1時30分から、CSテレビのザ・シネマで観た。
解説
「ブラック・スワン」の鬼才ダーレン・アロノフスキー監督が、「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を受賞した若手実力派のジェニファー・ローレンスを主演に迎えて描くサイコミステリー。
郊外の一軒家に暮らす一組の夫婦のもとに、ある夜、不審な訪問者が現れたことから、夫婦の穏やかな生活は一変。
翌日以降も次々と謎の訪問者が現れるが、夫は招かれざる客たちを拒む素振りも見せず、受け入れていく。
そんな夫の行動に妻は不安と恐怖を募らせていき、やがてエスカレートしていく訪問者たちの行動によって事件が相次ぐ。
そんな中でも妊娠し、やがて出産して母親になった妻だったが、そんな彼女を想像もしない出来事が待ち受ける。
2017年製作/121分/アメリカ
原題:Mother!
スタッフ・キャスト
監督
ダーレン・アロノフスキー
製作
ダーレン・アロノフスキー
スコット・フランクリン
アリ・ハンデル
マーク・ヘイマン
脚本
ダーレン・アロノフスキー
ジェニファー・ローレンス
ハビエル・バルデム
エド・ハリス
ミシェル・ファイファー
リスト教をこき下ろすにもほどが有る‼️
ふざけた映画!全く意味不明。
おつむの弱い嫁と独善夫のラプソディ。作る側は聖書の話に仕立てて徹底的に女性を馬鹿にした話。これを女性の鑑賞者が論理的に批判できなければサルトルに舐めまくられたボーボワールの二の舞い。監督の舐めきったほくそ笑んでそれでお終いだろう!こう言う映画を許してはいけない!
最低
支離滅裂。
おまけにカメラワークがひどいので目がチカチカして疲れます。
不可解なので他のコメントを読ませていただきました。
これ宗教を題材にした映画なの?と目からうろこです。
聖書を知らないと理解できないと思う。と書かれている方がいますが、
私はイギリスで聖書を1年間勉強し、創世記から黙示録まで読んだ福音派のクリスチャンです。
福音派のクリスチャンは聖書の言葉を字義通り解釈します。
この映画には悪魔的要素を感じますが、キリスト教の要素は微塵も感じませんでした。
大体、主人公である人間を「神」と模倣する発想自体、聖書の教えに反します。
これが悪魔の隣人とされるローマ・カトリック教の感性に基づいているのであれば納得です。
韓国で作られた映画でも似たようなものがありました。
こういった悪魔的な発想に基づく映画は聖書のみ言葉を勝手に解釈し、不気味な表現を好みます。
宗教の気持ち悪さ
ろくにキリスト教を知らないし、仏教もあんまり好きじゃないし、
なんなら宗教全般から無理のない範囲で距離を置きたいと思ってる。
そんな飲み込みの悪い僕は、”黙示録”ってフレーズが出て初めて気づいた。
そこから先は、もう怒涛の混沌。不快きわまりない欲望の濁流。
ラストにも救いがなく、僕の生涯ランキングでもトップレベルの胸糞悪さだった。
不思議なのは見終わってみると、
感じていた不快感が何か重みのある問題意識に変わっていたこと。
宗教批判と環境問題をつなげてみせて、
人間のおぞましさと強さをしっかり描き切った作品だと思う。
最後に蛇足だけど”宗教”にはやっぱり欠陥があると思う。
個人の救済になることは否定しないけれど、それを人に勧めるのは違うというか。
”信じる”という力が強ければ強いほど害になり得たり
聖職者です、みたいな顔をしてる奴は信用ならなかったり。
要は都合のよい”正義”を与えるための装置でしかないんじゃないのっていう。
日本では公開が見送られた問題作。僕は見て良かったと思っています。
暴力と母
彼は心の臓から取り出した鉱石をディスプレイに飾った。・・・ふりだしにもどる。
──そんな輪廻のファンタジーだが、ドラマの気配がある。
たとえば、これはホラー映画です──と標榜されていると、怖くない。ってことはありませんか?
ホラー映画がhorribleなのはとうぜん──なので、その構えで見るとき、観衆には余裕が生じる。
ところがAronofskyはジャンルに規定されない作家なので、現実味がある。その現実味によって、Mother!は傍若無人な他人たちに、なにもかも侵犯されるサスペンスに見えてしまう。その見え方をするとき、この映画はとても恐ろしい。
ただし描写が苛烈すぎて、荒唐無稽。
世評は、胸糞な展開に対する嫌悪感によって賛否になったが、客観的に見るとMother!には、何かとほうもない迫力がある。
この映画のcons(下げ評)の理由は、どこまでもお人好し(──を通り越してマゾヒスト)の旦那と、彼と客人にすべてを奪われまくる母親の苦しみが、あまりにもダイレクトに表現されていること。何かの象徴──というわけでもなしに、ひたすら搾取される母親を見ているのが辛いから。
わたし/あなたの大切な住居へやってきた、どこの馬の骨ともわからない輩が、リヴィングにたむろし、キッチンを使い、調度を破壊し、寝室へ押し入り、そこらじゅう散らかして、ひたすら神経を逆なでする。
ぎゃくにpros(上げ評)の理由は、そうは言っても、すさまじい迫力によって、それが描かれているから。──である。過剰が面白さになっている。Aronofskyの中でもホラー値の高い作品だが、でもホラーとは言えない──そんな絶妙な風格もあった。
『監督のダーレン・アロノフスキーは「この映画は一般の観客に向けて作られたわけではなく、ある特定の人たちへ向けたものである」と語っている。』(ウィキペディアより)
じっさいのことは知らないが、アノロフスキーが自分の家を荒らした無礼な客人に対する私怨でこれを作ったのなら、迫力が生成されるのも当然だったと思う。
本作を悪名にしているのは、いやな感じのEd HarrisとMichelle Pfeiffer。
に加えてStephen McHattie。とりわけStephen McHattieはHistory of Violence(2005)のとき感じた強烈な冷酷さのまんまだった。Stephen McHattieの前では、悪い顔選手権なんぞお子ちゃまもいいところ、である。
かれらの憎々しさによって、どの映画でも気の強そうにしか見えなかったJennifer Lawrenceがとても気の毒に見えてしまう──という珍しい映画だった。
が、その嫌忌を越えて、有無を言わせないバイオレンスがある。と同時にmotherly(慈悲深さ)も感じられる映画だった。
愚行の輪。
私はやっぱりダーレンが好き♡
聖書とかを知ってないと見ながら理解出来ないと思います
わたしは見終わった後に考察まとめを読んで、スッキリしました
描写とかもろもろこれは制限かかりますね笑
閲覧要注意です!
前々から気になってたので、amazonレンタルでチラ見しました。
ふー。何だかなぁ。
見始めてから中盤まではず〜っと凄く面白くて、ポンコツ旦那にイラついたりしながら、はて?これってミザリーの現代版に近い感じ?なんて思ってたんだけど、最後の30分がアテクシの気持ちの全てを台無しにしてくれたかな。
んだって最後のシークエンスなんて戦争映画みたいじゃない、急に。
ランボーでも観てるのかな?って思っちゃったんだから。
んで何となくラストのオチが腑に落ちなくてネットでレビューとか見てみたけど、モチーフは聖書のお話だとか何とか。
これってよくある話だけど日本人にはあまりにもピンと来ないんだよね。
まぁ、勉強不足な自分が悪いんだけどさ。
けど仏教がモチーフでも日本史がモチーフでも、自分にはピンと来なかったと思う。
前段の設定があまりにも良いと思ったばっかりに。ジェニファーローレンス主演のホラー?を観たのはこれで2作目だけど、ボディ・ハントもピンと来なかったしなぁ。設定が良い割にとても残念でした。
あと、あの嫌な感じのおばさん、ミシェルファイファーだったのね( ³ω³ )
〜劇終〜
嫌悪感は自身への鏡
宗教観念の強さからか上映禁止となった話題作ということで鑑賞。
ジェニファー・ローレンス演ずる妻の忍耐強さに感服。だがそんな人間の傲慢さと身勝手さも、いつかは壊れてしまうものだ。人間の醜態とも言えるその"我"はまさに鏡のようなものだろう。誰しもが持つ煩悩、欲望、欲求とはここまで醜くカオスを生み、そして壊れてもなお再生するのだろうと思わされた。そして夫役の存在は何を意味していたのか、妻役の存在は何を意味していたのか各々考えが割れるだろう。
”我慢強すぎる創造の母” 不穏感、終末感が尋常でないダーレン・アロノフスキー監督節全開の、怪作である。創世記をモチーフにした作品でもある。】
この映画、完全に狂ってます。
凡人の私には、レベルが高すぎます。
傲慢さと身勝手さを創造主より引き継いだ人類の醜悪な姿は何度観ても爽快
「ローズマリーの赤ちゃん」、「皆殺しの天使」のオマージュもさることながら、マザーを破壊し尽くす強烈な不快感に圧倒される。出来ることなら劇場鑑賞したい作品
予備知識(ネタバレ)必須な作品
ジェニファー大好きなんですけどね、なんの刺激もないまま、後半は特に退屈でした。ジェニファーの美しさだけでかろうじて最後まで観れました。
ジェニファー・ローレンスとイカれた人たち→ただただグロい
見なくていいものを見た。時間を返してほしい。
悪夢をこうではなく撮るのが映画だろ。
きねまっきいさん 2021年3月19日 iPhoneアプリから投稿
黒澤明が米国資本におだてられて撮った晩年の大愚作「夢」を彷彿とさせる凡作。
それやったら何でもありだ。
似て非なる快作「歓待」の深田晃司はどう見たか。
悪夢をこうでなく撮るのが映画だろ。
こういう尤もらしい凡作をこそ面白くないと正しく言う責任が私達にはある。
なんだこれは!?
なんだこれは!?理解不能。
ひとつ言えるとしたら、ジェニファーローレンスのための映画、だったんだろう。ジェニファー寄り、が半分以上、いやそれ以上かもしれない。とにかくジェニファーをこれでもかとアップで、寄って寄って見せてくる。
あと、感想はやめとく。
いまのところ平均点くらいな評価なのがちょっと意外。アホすぎて笑えるのはたしかだし、ジェニファーろーれんすたっぷり見れるわけだが。。
日本人にはわからん。何かメッセージがあるんだろうけと、わからん?
焼けただれる顔のアップのオープニングにも意味があるとは
地獄の無限ループ
この映画で監督とJローレンスは付き合いだしたというから信じられない。
~招かれざる客があるカップルの家へとやってきて、彼らの穏やかな生活を壊していく。そのとき、カップルはその関係性を試される~
神様の話なのか?
解説が要る
創世記
アダムとイブがエドハリスとMファイファ-
グリーソン兄弟はカインとアベルとか
Jローレンスがしょっちゅう飲む黄色い粉は何?
詩人のストーカーとも思える熱狂的なファンが信者ってことか
信者に交じってただの便乗がたくさん
赤ちゃんがバラバラになって食べられるところはボカシ
Jローレンスがボコボコにしばかれるのはボカシ無し
クリスタルの為に無間地獄に落とされた若妻
子供を持つ不安
創造、創造いう年上の詩人はいうほど妻に愛情をかけない
ポスター全景は心臓を差し出していたのね
黙示録とかいうてたね
模様がちょいちょい胎児にみえるね
木目が穴に見えて血が噴き出る
女性から非難轟々きそうなんで公開中止かキリスト教信者から圧力がかかったのか
なんだかなー
全く不快な映画です。救いは女優さんが可愛い事だけ。
ストーリーが意味不明すぎて何も伝わらない映画。
ブラック・スワンがすごく好きだったので、この作品もみてみようと思い...
大草原の大きな家
救いがない…
終始不快で、まったく救いのない展開。
共感も持てないから、内容も入り込めない。
観賞するなら、どこまでも逝く不快感を楽しめるぐらいの覚悟で挑まないと121分、人生の無駄をします。
ヒロインの妊娠したあとの、艶らしさが唯一の救いかも。
よくわからないスリラー
野原の一軒家に住む新婚夫婦、夫(ハビエル・バルデム)は詩人、妻(ジェニファー・ローレンス)は家を改装中だ。
そこへ怪しげな男(エド・ハリス)がやってくるが夫は歓迎している様子、次に妻(ミシェル・ファイファー)、更に二人の息子も現れ・・・。
なんでも受け入れる夫に翻弄される妻、何を象徴しているんだろう?
サイコミステリーの皮を被った宗教映画。
問題作だけど実は傑作
理不尽さに不愉快極まりない
旦那は何がどうなれば正解の一途を辿るのだろうか、何度目の繰り返しを演じている。
謎の訪問者から、イラつく奥さん、行儀の悪い兄弟、関係あるけれど無関係な人々が入り乱れ、理不尽な事柄が起きマクる。
まるで、アメリカ特有の自宅パーティーが始まったかの如く「プロジェクトX」を想起させる展開に!?
平穏を取り戻したのも束の間、壮大な理不尽行為が家の中で様々なトラブルが忙しない程にシッチャカメッチャカに繰り広げられ、目を覆いたくなる場面も。
肝心な時に側に居ない旦那の理解不能な発言にイライラする、非常識極まりないミシェル・ファイファーには究極にイラつく。
人間の集団心理程、怖いものは無い。
考えさせられた。
自分自身も、交通事故の被害者になりながら、毒親に病院に連れて行かれなかった等の過去はあるが。乗り越えて、義務で面倒を見ています。彼の少年の母親への愛の源泉を、もっと知りたかったです。
金銭は与えますが、私には愛情はありません。
(秋子のような人物を知っています。)
自分も当時余裕があったのがいけなかったのですが、秋子のような人物と関わりました。3年以上働かず、パチンコ三昧。お金を渡した自分も悪いが、家が割と裕福な方なのに、すさんだ性格をされていました。精神的な病気かも?と通院も勧めましたが、更生しがたい性格なのかもしれないです。
今は困難を抱えた子供たちに奉仕できないものか?考えるようになりました。
ユダヤ人キリスト教の神の再解釈。
まあまあだった
なかなか不条理なお話でした。 それだけにインパクトは強いですし、普...
刺繍屋さん 2019年9月5日 iPhoneアプリから投稿
なかなか不条理なお話でした。
それだけにインパクトは強いですし、普通にサイコスリラーとしても面白いような気がします。
僕は聖書に明るく無いので、観終わった後、解説を読ませて頂き、漸く少しだけ納得いきましたか、それでも分からない部分は多々有りますね。
細かい点を挙げればキリがないのですが、特に神と大地の関係が理解出来なかったです。
確かに聖書に準えて作られていたような感じですが、熱心な信者さんや聖書に精通した方なら全て理解出来るのでしょうか?
唯、監督の意図するものが完全に理解出来なくても、観て損のない作品だと思いますよ。
個人的には『哭声』に通じるものがある作品のような気がしました。
それにしても終盤の狂乱ぶり。
まさしく人間の行いそのものを上手く表現していたと思います。
あの状態では滅びても仕方ないかもしれないですね。
最後のシーンがなければ満点ですが
惜しいな、へんないじり方をしなければ名作なのに、残念
聖書をリアルにするとこんなになるのか・・・
怖い。
怖いしかない。
「父」は「我が子イエス」を殺される為に産ませる。
人々はそれにすがりそして殺す。
「マリア」=「母なる大地」は略奪され殺されても「産み続ける」
よく考えるとなんて悲惨なストーリーなんだ聖書。
それをリアルに表現したこの作品は人を選ぶけれど、何とも宗教とは恐ろしいと思わせてくれる作品。
なるほど。 そうと分かるまでは発狂しそうになるわ。
地球ちゃんがんばる!
1.0女優の演技力に頼りきった、くっだらない映画。全く、今になってこんな...
女優の演技力に頼りきった、くっだらない映画。全く、今になってこんな映画作る価値があるのかな?監督と脚本家は万死に。俺の時間を返せ。
まっさらで観たらそりゃ「ナンジャコリャ」となるでしょう。
トラウマメイカーことアロノフスキー監督による不条理物。元ネタ聞かなければ理解の範疇外だが、多少知れば手掛かりになって見えてくるものもある。
前半ドン引きしたと思ったら、後半はさらにドン引きする仕様。(イイゾモットヤレ)
なんか変な構造の家だなと思ったら、特典映像で理由が判明して納得した。
劇場公開を楽しみにしていたので、公開中止は残念だった。
強烈な聖書メタファー
日本人には理解し難いよ…。
きっと最後にとんでもないどんでん返しが…。
そんな期待を込めて観たのですが、思ったよりあっさりな結末。
個人的には彼女の妄想や想像が招いた悲劇だと思っていたのですが…。
中途半端に終わってしまったので、ちょっと拍子抜け。
結局、家に勝手に上がって来るお客様の正体って何だったんだろう…。
彼らの存在が一番謎でした。
あと、地下の存在って必要かな?
地下が重要なヒントを隠しているのかと思いきや、全然そんなことないし…。
全体的に色々とバラバラしていて、全てが惜しい感じです。
前半は理不尽な出来事の連続、後半は宗教っぽい感じという、なんとも受け入れ難い構成でした。
『ゲットアウト』のような大どんでん返しを期待している人には、物足りないかもしれません…。
ジェニファーローレンスの美しい姿が観れたのは良かったけど(笑)
不条理コメディ
はっきり言って理解不能です。
色んな隠喩があるんでしょうが、どの解釈もなかなか難しい。
きっと正解は監督の頭の中だけなんでしょう。
前半のエドハリス一家は序の口で後半はとにかくカオス!(笑)
胸糞悪いを通り越して笑えてしまいました。
聖書、環境問題、母なる地球…
歴史は繰り返される………かな???
最後まで観終わるのに、メンタルな強さが必要かも知れない映画(笑)
疲れてる時やブルーな時に観ると、余計にへこむかも知れません…ご注意を!(笑)
*人というのは、理屈で理解出来ないものに出会うと、非常に不安になるものです…
聖書的要素が多いなーと思いながら鑑賞し、のちに考察を検索すると、面白いほど出てくる出てくる笑
宗教絵画を読み解くのに近い楽しみがあるのではないかな
映画としては、確かに賛否両論というのに納得。
何も考えずにみていたから、ラストはちょっと感動した
テーマを知って納得…できん!
何の予備知識もなく見たら、このトンデモ展開にただただ驚いておりましたが、キリスト教が下敷きになっていると知ってなるほどねと。にしても、グロいしヒドいし、とても好きになれない。でも演技や美術、カメラなどすべてが一級品ということはわかる。日本じゃつくれないつくらない映画だなと思う。
頭を空っぽにして観てみると、
シロさん 2018年4月11日 スマートフォンから投稿 鑑賞方法:DVD/BD
たまたま動画サイトで入ってきた広告動画。再生して何やら(色々な意味で)話題になったようで、気になってレンタルしてみました。
私は当初何が問題があったのか知りたくて、先に調べて前知識を入れました。
何故最低スコアのFを叩き出したのか。何故日本では公開が中止されたのか。
どうやら宗教絡みや道徳的・人道的に問題がありそう。と言う事だけ理解して再生ボタンを押しました。
正直、話の9割は全然意味が分かりませんでした。色々と唐突に目まぐるしくストーリーが進み、奥さんも状況が飲み込めずポカーン状態ですが、画面を通して観ている鑑賞者も恐らく殆んどの人が同じようにポカーンだと思います。
ですが、この作品はそれが正解なんだな。と言うのが、1番最後に判ります。
そして、だから冒頭の始まりがアレだったんだな。と納得しました。
この作品は何処に焦点を当てるかでまるで観る世界が変わるんだろうなと思いました。
この作品は、出てくる作品の全てが「理(ことわり)」であり「世界」であり「はじまり」であり「おわり」でもある。
難しい解釈をすると、確かにもっといろんな見方があるんだろうと思います。
ですがまずは、頭を空にして、作品をただ傍観して観ると、最初に抱いていた印象と、途中感じた疑問とは気にならなくなり、もっと大きなテーマに沿ってこの作品は出来上がっているんだなと思いました。
様々な問題を提起し、観る人によって感じ方を変えてしまう。
そう言うテーマを掲げていると同時に、それだけ色々な感じ方をする人が存在するという証明になった作品だなと感じました。
何度も見返すと、新たな発見がありそうな作品でした。
賛否両論!?
アメリカで賛否両論になり日本では未公開の作品。まず監督のダーレンの作品は毎回難解な作品が多い。今回の話も神の創造の話?
最初はごく一般の夫婦の話から後半は一転して場面がかわる。なんだこれって思ってしまった。
ジェニファーの演技は確かに素晴らしいけどやっぱ内容は肯定できない。
ラストシーンでなるほど
難解でした。
歴代胸糞悪い作品1位
招かれざる客たち
わからん
解説を読んでもよくわからない結局、彼女は家の何だったのか疑問だらけで消化不良でした。
「家」と「母」と「神」とアロノフスキー
ネタバレ解説を呼んでやっと理解できた?って感じ。 それがなかったら...
ポケさん 2018年4月1日 PCから投稿 鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ解説を呼んでやっと理解できた?って感じ。
それがなかったら全くわからん。
ネタバレ呼んでも全然すっきりしなかったけどね。
イラつき度が高く、スッキリもしないので2.5
マザー!の恐怖を体感せよ
前情報なしで見たら結局何を伝えたかったのかわからなかったので他の方のレビュー等の考察を拝見しました
非常に感情を揺さぶられる作品でやはりブラックスワンを作った監督が描いた物語だなあと
公開直前で中止になったのは非常に残念なくらい主人公の恐怖が効果的に演出されており、サラウンドヘッドフォンで鑑賞していたのですが細かい音までも演出されていたことも是非これから鑑賞される方は注目して欲しく思います
何が伝えたかったのかとかはよく分からなかった
もやしさん 2018年3月27日 iPhoneアプリから投稿
けれど、sfなのか、大人のおとぎ話なのか、観終わった後になんか面白く感じた。ストーリーを理解したと思ったら想定外なことが起きるし、見てて飽きることは無かった
さらに、人間性はかなりリアルでそこら辺は個人的地はとても良かったと思う。
ただ、なにかは伝わってこなかった、何も伝えようとしてないのかもしれないけど……
あとひとつ、色々なところでレビューを見ました。そこには必ずと言っていいほど、予備知識をつけろだとか、予備知識なしに見た方がいいとか言ってました。
捉え方の問題なのかも知れませんが、この作品に予備知識なんか何も無いと思います。何が言いたかったんでしょうか?
怖かったとかそういう内容ではない。
ひたすら胸糞悪い。
公開中止も納得。
人間の愚かさ、醜さ、欲。
宗教的描写。
ずっとイライラする映画。
え、なんで?なんで?と。
常識的にさぁ...と思うところしかない。
登場する人間
というか人間が嫌いになるレベル。
みんな殺してしまえばいいのにと思いながら見ていた。
最後まで見て、ようやく話の始まりを理解する映画。
それまで終始苛立ちしかない。
最後まで見てもこの苛立ち、見た事の後悔は消えない。
むしろ、オススメコーナーに置いていたレンタル店舗にすら腹が立つレベル。
イライラ作品大好きな人にはオススメ。
頭の中を覗き見た。
はっきり言って、見終わってもマザー=ホームくらいしか分からなくて、なんじゃこりゃ?と思った。
ラストまで観れたのは、やはり随所に仕掛けられた視覚的ギミックや妙な行動で、何とか謎を解くぞ!と目を離せなかった。
堂々とした夫。奇妙な来客。戸惑う妻。次から次へやってくる客と怒涛の展開。
何か変だけど、変に説得力がある。
何か何処かで観た事があるような…だけど答えが見つからない。
そんな感じで見終わり、
解説を見て全ての辻褄が合いました。
全てがメタファーであり、皆が知ってる事だったんですね。
ダーレン・アロノフスキーの頭の中どないなってんねん。頭の中を覗き見た感覚でした。
凄いわ…
宇宙の例え
衝撃の問題作として日本では公開中止になってしまったいわくつきの映画。
監督は『ブラックスワン』と同じダーレンアロノフスキーなのですが、どうも自分にはブラックスワンが合わなくて、どうだこれ!と見せられてる感が厭だったんです。
そして本作、マザー!はヒューマントラストシネマ有楽町にて行われた特別試写会にて鑑賞。
問題作とは聞いていたもののそれを遥かに上回るヤバさ。テーマくらいは知らないと平常心では見てられない。
実際、主演のジェニファーローレンスもそう述べている。
圧倒的な不条理をまるで地球が回るというかのように淡々と描いている。
主人公は名のない女性。彼女には作家の夫がおり、家事で焼けてしまった家を修復に取り掛かっている。この作品の最大の特徴は常にカメラは主人公の女性(ジェニファーローレンス)を追っており、他の人だけのカットは映さない。
そして細かいところは省くがどんどん夫が他人を招き入れ、彼らは家をめちゃめちゃにしていく。随所にあるシュールさが余計にキツイ。
ーーこの先は核心を突かないネタバレーー
主人公は本作における家のメタファーであり、それは世界で例えるなら地球。では地球を生かして、支えている寛大な心を持つのはだれか。
それはマザーの夫、作家である。彼が作家として何を書いているのかは不明だが、多分世界の変遷の物語だろう。
さまざまな星が破壊され、また復活する。
そのループを彼は本に描き、現実のものとなっている。あえて聖書には触れないが、家に入ってくる人々は人間、そして家を破壊していく彼らはまるで地球がさまざまな形(資源不足や温暖化)で警告してるのにも関わらず聞かずに環境破壊を続ける我々ではないか!
見ている側としてはかなりイライラする展開だが、それはマザー主観であるから。それを考えると恐ろしい。
しかし、個人的にこの作品は現代の世界を皮肉るのではなく、ありのままの現状を伝えたかっただけなのではないかとも思う。
好きな人は好きだろうなぁ
黙示録の後始末
強烈
アメリカで鑑賞。
久々のガツンとくる映画でした。
聖書の創世記をベースとした話なので軽くWikiで勉強してから観た方がいいかもしれません。
ブラックスワンでもあったような観ている人の感情も錯乱、不安、恐怖に貶めるような作品でした。
万人に受ける映画でないことは確かですがみて損はしない良質な映画です。一時も緊張を解かず2時間超集中して観て欲しいです。
めっちゃ楽しみ!たくさんの映画館で上映して下さい(*^_^*)
劇場公開が見送られたのも納得?ミニマルなのに壮大な寓話
人里離れた一軒家に暮らす作家とその妻。そこに訪ねてくる1人の男。不審に思う妻を尻目に夫は彼を受け入れ家に泊める。翌日には男の妻、その翌日には彼らの息子達と見知らぬ客が次々に訪れるが平然と受け入れる夫。
そして平穏な生活を踏みにじられた妻はその家に隠された秘密を知ってしまうが、なおも客が増える一方で・・・。
不穏なオープニングからジワジワと漂ってくる妖気の中で困惑し取り乱す妻を見つめ続けるドラマに身を任せていると次から次へと訳のわからないカオスがスクリーンの中でのたうち回り、呆気に取られているうちに訪れる結末。何を観せられたのかしばらく理解出来ませんでしたが、物語が一軒の家の中だけで展開するミニマルな物語なのに壮大なテーマに裏打ちされた極めてキリスト教的な寓話だと気づきました。
賛否両論どころか観客に毛嫌いされるタイプの難解な映画だと思いますが、徹頭徹尾不快な感じが個人的には心地良かったです。