人生の可能性を広げる数学
三角関数は、人工衛星を使って距離を測定するGPS(全地球測位システム)に使われている。
ゲームプログラミングでキャラクターの動きを決めることに活用されている。
私たちにとても身近で、生活に欠かすことができない。
音楽分野では、音の測定に応用されている。
数学の学習を通じ、論理的に分析する思考が身に付くだろう。
多角的に考える力を養う側面もある。
日常生活でもいろいろな困難や課題に直面する。
そのときどんな解決策があるのか、誰しもが悩んだり苦しんだりしている。
その構造は計算を解く過程と、とても似ている。
そんなときに、数学的な思考は必ず役に立っているはずだ。
三角関数は、実社会に役立っている。
「三角関数の三つの内角の合計は180度」という定理。
何のために三角関数があって、どのように応用できるんかを本質的に理解している人は少ない。
三角関数を、多くの生徒に教えることは無謀。
まず生きていくために必要なことを優先的に学ぶべきだ。
数学の中でも確率や統計学は全員に教えた方がよい。
それを理解していないと世の中のデータを読み解けず、物事の判断を誤ってしまうリスクが高まる。
そもそも、日本の教育システムは「勉強ができるようになる」ことだけが目的になっている。
その後のキャリアに役立つかどうかは軽視されていることが問題だ。
教育の本来の目的は、知識と同時に考え方を身につけることにある。
数学を学ぶことは、目の前の問題を解きながら論理的な思考を身につけるトレーニングと言える。
身につければ、人生の中で何か課題にぶつかったとき、俯瞰してみたり、論理的に分析したりできるようになる。
では、なぜ数学が嫌われるたり三角関数が不要だという意見が出たりするのか。
教える側にまず学ぶ楽しさを伝える努力が足りていないのかもしれない。
「数学が社会でいかに使われているか」を伝えてこなかっのではないだろうか?
数学は人生の中で出会う問題を解決する力になっている。
三角関数の性質を暗記する簡単な方法はありますか? sin(θ+2nπ)=sinθなどです!