▼人の不幸(不利益)の上に、自分の幸福(利益)を築く。
詐欺行為や人権侵害、今の世の中の人間の心が乱れ切っている。
ホストクラブの存在と売春行為の相関関係も。
社会の乱れの背後には人間の心や思想の乱れがあるのだ。
人間がますます安易になっている。
汗水流して金は本来稼ぐのものなのだ。
▼庶民感覚と遊離した政治家たちの不祥事も、人間の乱れの反映なのだ。
つまり金がすべてになっている。
そもそも政治資金パーティー券を買う企業や個人の人間性も糾弾されるべきなのだ。
▼人の不幸(不利益)の上に、自分の幸福(利益)を築く。
詐欺行為や人権侵害、今の世の中の人間の心が乱れ切っている。
ホストクラブの存在と売春行為の相関関係も。
社会の乱れの背後には人間の心や思想の乱れがあるのだ。
人間がますます安易になっている。
汗水流して金は本来稼ぐのものなのだ。
▼庶民感覚と遊離した政治家たちの不祥事も、人間の乱れの反映なのだ。
つまり金がすべてになっている。
そもそも政治資金パーティー券を買う企業や個人の人間性も糾弾されるべきなのだ。
▼無事故が幸福の基盤。油断は大敵である。
事故を絶対に起こさない。巻き込まれないと一念を定めることだ。
「無理をすることはない」と日々、道路でも注意を怠らない。
▼我らは人生に勝つために生まれてきた。
敗北の人生は惨めである。
負けじ魂で、勝利劇の主役に。
▼23年後には、一人暮らしが44%に、社会的孤立も増加。
絆を結ぶ対話を今から起こすことだ。
▼人間だって、花と同じように、水がいる。
自分で自分を励ましたり、喜ぶせたり、心を生き生きさせないと、心は枯れてしまう。
▼人間だって、花と同じように光がいる。
人も、人から大事にされないと、心が枯れてしまう。
だから、自身が太陽になれ!
▼心が枯れない限り、人生の花は必ず咲く。
花の咲く時期は一人一人、異なる。
試練に耐え抜いた先に歓喜の開花を確信し、カタクリの花のような強い生命力で進みたい。
カタクリは、種から花が咲くまで7~8年ぐらいかかるのに、わずか1週間で花は散る。
政治家の政治資金パーティー券問題とは、そもそも何であるのか?
なぜ、政治資金パーティー券を買うのか?
当然、そこには政治資金パーティー券を買う企業や個人の思惑や期待があるのだ。
買う側も立場への言及が全くないことに、違和感を感じている。
例えば、過去の日本歯科医師会の献金問題が記憶にある。
日歯連闇献金事件とは、日本歯科医師連盟が自由民主党所属の国会議員に闇献金した事件。
平成研所属の中原爽が再選を目指した第19回参議院議員通常選挙を直前に控えた2001年7月2日、東京都内の料亭で平成研(橋本派)会長の自民党総裁及び総理大臣経験者橋本龍太郎、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄自民党参院幹事長の3人が日本歯科医師会の臼田貞夫会長から1億円の小切手を受け取る。
この1億円の政治献金に対して、臼田は領収書の発行を要求したが、橋本派側は2002年3月13日の橋本派幹部会で、領収書を出さず収支報告書に記載しないことを決めた(政治資金規正法違反)。
2004年7月、日歯連事件に絡んで発覚した。橋本派は政治収支報告書を訂正し、橋本は橋本派会長を辞任した。
橋本派の会計責任者の証言では当時入院していた橋本龍太郎会長を除いた2002年3月13日の橋本派幹部会で、村岡兼造橋本派会長代理、野中広務事務総長、青木幹雄、上杉光弘元自治相の4人が出席、その席上で選挙の年なので多額の献金が目立つので領収書を不発行とすることを村岡が主導で決定したとした。
橋本派幹部からは村岡が在宅起訴されたが、橋本、青木は証拠不十分で不起訴となり、野中は関与しているが積極的でないとして起訴猶予となった。これについて検察審査会で「起訴猶予は不当である」とする議決を行った(検察審査会から議決されただけなので再度起訴されることは無いとされる)。
その後、臼田貞夫と橋本派の会計責任者が逮捕され、起訴。臼田は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決となった。橋本派の会計責任者については禁固10月、執行猶予4年の有罪判決となった。
村岡の第一審の東京地方裁判所一審では青木、野中、橋本が証人として出廷し、村岡と対峙した。3人とも、小切手授受の現場に居合わせた記憶はないと主張した。
特に橋本が出廷した時にはかつて橋本が首相時代に村岡が首相の女房役である官房長官であったことから、首相と官房長官という関係だった2人がこの事件で法廷で対立している様子が取り上げられた。
村岡は「幹部会でヤミ献金の話が出たことはなく、1億円については報道で初めて知った」と全面無罪を主張。また弁護側は、村岡は当時派閥の会長代理の職にあったものの、同職は常設のポストではなく、村岡が同事件を主導したとする検察の主張には疑問が残ると主張。
2006年3月30日、東京地方裁判所(川口政明裁判長)は村岡に無罪判決を言い渡した。判決では、「橋本龍太郎元首相や幹部、自民党全体に累が及ばないように虚偽の証言をした可能性がある」「元会計責任者の供述内容も一貫性がなかったり矛盾点があるとして、とうてい信用することはできない」と断じた。検察は控訴。
2007年5月10日、東京高等裁判所(須田贒裁判長)では禁固10ヶ月、執行猶予3年の逆転有罪判決を下した。
元会計責任者の供述内容の評価は第一審とは正反対に「自然で合理的」、「根幹部分で逮捕直後から一貫している」と、証言の信用性を認めた。なお、この判決で野中のアリバイが偽証であると認定された。
2008年7月14日、最高裁は上告を棄却し、村岡の有罪判決が確定した。
政治資金規正法改正に向け各党議論 「罰則」で合意なるか焦点
政治資金規正法の改正に向けた議論が国会の特別委員会で始まりました。いわゆる「連座制」の導入など議員の責任を強化する方向性は各党で一致しているものの、罰則の具体的な要件では意見に隔たりもあることから合意できるかが焦点です。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、政治改革を議論する衆議院の特別委員会が26日に初めて開かれ、法改正に向けて各党が主張を展開しました。
議員の責任強化をめぐり自民党は、いわゆる「連座制」の導入が必要だとして、議員本人に収支報告書の「確認書」の作成を義務づけた上で、会計責任者が虚偽の記載などで処罰された場合、内容を確かめずに作成していれば公民権を停止するなどと主張しました。
立憲民主党は、自民党の案では不十分だとして、議員本人にも収支報告書の記載と提出の義務を負わせて会計責任者と共同責任とし、不記載や虚偽の記載があった場合に一定の要件のもとで処罰する案を実現すべきだと訴えました。
各党は、議員の責任を強化する方向性は一致しているものの、罰則の具体的な要件では意見に隔たりもあることから合意できるかが焦点です。
また、野党側が企業・団体献金を禁止すべきだとしているのに対し、自民党は企業や団体にも政治活動の自由が認められているなどとして慎重な立場で、取り扱いをめぐって調整が行われる見通しです。
一方、自民・公明両党の実務者は、政治資金の透明性を向上させるため、収支報告書のオンライン提出を議員に義務づけることなどで一致し、大型連休明けにまとめる与党案に盛り込む方向となりました。
利根輪太郎は若いころ、当時20代であったが、北千住の競輪と競馬の勝負師と親しくなる。
その人は当時、薬局と喫茶店を経営したのだ。
しかも、東京薬業共同組合の専務理事の立場であり、業界に対して絶大な影響力を保持していた。
また、地元では商店会の有力者の一人で、通称はミスターヤジマである。
彼は遊び人であり、ナイトクラブでは趣味のタップダンスを披露してご満悦であった。
彼は歌謡曲のファンの一人で、北千住の夜の街のいわゆる流し歌手たちを経済的にも支援していたのだ。
その彼は、4-4 6-6のゾロ目の車券を好んで買っていた。
当時、6番は先行員で5-5ゾロ目は皆無であったのだ。
利根輪太郎は、「11レースの目は2レースの目が絡む、12レースは1レースの目が絡むと」ミスターヤジマから教えれれていた。
「競輪は、理屈ではない。法則に似たものがあるんだよ」ミスターヤジマの持論に耳を傾けて、実際においしい的中車券をゲットした。
最低でも、1000円単位の勝負なので、4-4 6-6のぞろ目車券が的中すると、10万円以上、時には100万円を超える払い戻しであったのだ。
▼平和は待つべきではなく行動の問題だ―アインシュタイン
▼青年の成長が人類の希望だ。
青年の前進が、地域の前進でもある。
▼楽しいところに、人々は集う。
▼一人一人の個性は違っていても、心は一つ。
皆で同じ目標へ向かって団結する。
▼自己中心的で、傲慢な心は、団結を破棄する。
▼生命には、いかある試練にあっても、それをバネのして伸び力がある。
▼リアルを知ることで、核兵器への考え方に変化が起こるものだ。
人類の犯した<戦争>という愚行の痕跡・証から、後世の人々は多くの示唆を受けるだろう
▼大事業とは、小さな事柄の検証、確認によってなされる、完璧な小事の集積だ。
妥協を排することから、大事業は成る。
▼生きること自体が楽しいという<遊楽の人生>を送りながら人々から「信頼」と「感謝」を受ける一人一人になるのである。
▼<宗教が社会に、どのような貢献をなすのか>
「人間の善性を薫発し、人間と人間を結びゆく宗教の精神性が、国際社会において、今ほど要請される時代はない―国際法学者のベッド・ナンダ博士
▼生命には、いかなる試練にあっても、それをバネにして伸びゆく力がある。
人間の可能性は無限大だ。
勇気の羽を広げれば、どんな自分にも成長できるはず。
▼体験に勝る雄弁はない。
▼「国連記念日」誰も置き去りにしない社会へ。
▼「あの人に会おう」「この人と語ろう」
前向きな青年の心で毎日を出発した。
それが本来あるべき友情の生き方である。
【相談窓口について】
職業安定法第63条は、
1 いわゆるマインドコントロールなどにより精神的自由を不当に拘束して、借金等を返済させるために仕事を紹介すること、
2 性風俗や売春などの仕事を紹介すること
を禁止しています。
これに違反した場合には、1年以上10年以下の懲役、又は、20万円以上300万円以下の罰金の対象になります。
○職業安定法(昭和22年法律第141号)(抜粋)
第六十三条 次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。
一 暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行い、又はこれらに従事したとき。
二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集、募集情報等提供若しくは労働者の供給を行い、又はこれらに従事したとき。
検討会
依存症は、自身がそれを認められない「否認の病」
ギャンブルの借金を家族が肩代わりし「自身で責任を取る経験」が奪われ回復が遠ざかる。
意志の強弱に関わらず、条件がそろえば誰もがなり得る病である。
私たちはギャンブル依存症の家族の集まりです。
ギャンブル依存症は、「病的賭博」といわれる、れっきとした「病気」です。 現在、日本国内において、ギャンブル依存症罹患者は、320万人と言われています。
そして、ギャンブル依存症者の周囲には、問題に巻き込まれ苦しんでいる家族がいます。
ギャンブルによって、借金やその他の問題を繰り返すギャンブラーに対して、何とかできる方法はないだろうかと悩み、自分を責め、苦しんできたのが私たち家族です。 そして、同じ苦しみの中にいる家族たちが当事者との適切な関わり方を学び、結果として、当事者にとっても家族にとっても有効な手立てが取れるのではと考えるようになりました。
私たちは、ギャンブル依存症の家族が抱える問題を広く知ってもらうことを目的として、啓発活動、情報提供などの活動しています。
今後、治療施設やセルフケアサービス、行政機関との連携により、依存症者の就労機会の確保を図る活動や、ギャンブル依存症問題の啓発と予防教育の推進を図る活動を行っていきます。
私たちは、ギャンブル依存症に対する正しい知識を国民の皆様に知ってもらい、ギャンブル依存症の当事者はもちろんのこと、家族が苦しみや悲しみから解放され、ギャンブル依存症による社会問題が減少していくことを望んでいます。
2016年 2月 | 東京にて、ギャンブル依存症回復施設グレイス・ロードの入寮者家族を対象にした家族会が開催される |
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2016年 7月 | グレイス・ロード「群馬家族会」を結成 |
2016年 9月 | 「茨城家族会」を結成 |
2016年10月 | 「山梨家族会」を結成 |
2016年11月 | 「東京家族会」「新潟家族会」(長岡会場)を結成 |
2016年12月 | 「大阪家族会」(大阪堺会場)を結成 |
2017年 3月 | 「福島家族会」を結成 |
2017年 4月 | 第一回 「グレイス・ロード家族会総会」を新潟で開催 「全国ギャンブル依存症家族の会」へ名称変更 「○○家族会」を「家族の会 ○○」に名称変更 |
2017年 8月 | 東京都より、特定非営利活動法人の認定を受ける(8/3) |
2017年 9月 | 「家族の会 千葉」を結成 |
2017年10月 | 「NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会 設立記念フォーラム」を開催 |
2017年12月 | 依存症対策 民間4団体で厚生労働省大臣に要望書を提出(12/25) |
2017年12月 | 「家族の会 栃木」を結成 |
2018年 1月 | 「家族の会 兵庫」を結成 |
2018年 2月 | 「家族の会 佐賀」を結成 |
2018年 4月 | 「家族の会 新潟」(黒埼会場)を結成 |
2018年 6月 | 「家族の会 長崎」を結成 |
2018年 7月 | 「家族の会 大阪(大阪市内会場)」を結成 |
2018年 7月 | 「家族の会 宮城」「家族の会 神奈川」を結成 |
2018年 8月 | 「家族の会 福岡」を結成 |
2018年 9月8日 | NPO全国ギャンブル依存症家族の会第1回総会記念セミナー 「カジノについて本気で考える大会」開催 |
2018年10月 | 「家族の会 奈良」を結成 |
2019年 9月 | 「家族の会 埼玉」を結成 |
2018年10月~2019年3月 | 厚生労働省依存症民間団体支援事業(青森、岡山、鳥取家族の会立上げ) |
2019年11月〜 | 青森、岡山、鳥取家族の会立上げ記念ギャンブル依存症ミニセミナ―(厚生労働省依存症民間団体支援事業)開催 |
2019年9月14日 | NPO全国ギャンブル依存症家族の会第2回総会記念セミナー「横浜市カジノが現実に!?緊急開催カジノは時期尚早!?立ち遅れる日本の依存症対策」 |
2020年1月 | 「家族の会 静岡」を結成 |
2020年2月 | 「家族の会 京都」を結成 |
2020年9月27日 | NPO全国ギャンブル依存症家族の会第3回総会記念セミナー「コロナ禍で考えるギャンブル依存症問題」 |
2020年10月〜 | 厚生労働省依存症民間団体支援事業(秋田、高知、島根家族の会立上げ) |
2021年6月 | 「家族の会 群馬太田」を結成 |
2021年9月 | NPO全国ギャンブル依存性家族の会第4回総会記念セミナー 「横浜カジノ廃止!?コロナ禍で懸念されるギャンブル依存症」 |
2021年12月 | 「家族の会 滋賀」を結成 |
2022年1月 | 「家族の会 愛知」を結成 |
『こんなこと、誰にも相談できない。』『恥ずかしい、育て方が悪かったと思われる。』『私が、俺が、何とかしないと・・・。』皆さんのその気持ちは、本当に理解できます。
そのような時の皆さんは、どうなるでしょうか?
・説得を試み、時に説教をする。
・問題の処理を行う。
・問題を小さく捉えようと(矮小化)する。
・不安や恐れ、怒りを抱き右往左往する。
いかがでしょうか?すでに経験されている事はありますか?もし経験されているのなら、その結果はいかがでしょうか?
皆さんの目の前にいるのは、「ご家族」ではなく「依存症という問題を抱えたご家族」なのです。その現実を踏まえ、適切な関わり方を知って実践しないと、事態をよけいにこじらせ、解決とは逆方向へ進み続ける結果になります。
ワンネス財団は依存症経験者(本人)が主体となり活動する団体です(※)。私たちがかつて、どのように家族や周囲の人たちをまきこんだのか、そしてどのようなきっかけで依存脱却の歩みを始めたのかをお伝えすることができます。
その毅然とした行動によって、私たち本人は渋々ではあるものの、施設入所や自助グループ参加、あるいは医療機関への入通院を始めたのです。
情けないと思われるかもしれません。本来であれば、依存症(依存している状態)者本人が積極的に意欲をもって回復サポートの資源へと足を運ぶべきでしょう。しかし、依存症者は依存対象を手放すことに大きな不安(デメリット)を感じています。アルコールや薬物、ギャンブルやネットゲームなどを手元に置いておきたい。そのためには、嘘も泣き落としも、逆切れも何でもしてきたのです。
「育て方が悪かった」や「家族をこんなに傷つけて許せない」という気持ちは理解できます。しかし皆さんのあり方を、一度考えていただきたいのです。加害者でもなく被害者でもなく、立ち止まっているご本人の背中を押してあげる存在になっていくということを。
ワンネス財団は、ご家族に対してそのためのサポートを提供します。
「うちは、まだこのホームページに書いてあるようなひどいことにはなっていないけど、 今の段階で相談しても大丈夫だろうか?」などと考える必要はありません。
すでに何らかの症状は出ているはずです。それはSOSのサイン。 あなたがそのメッセージに気づいたら、まずは電話やメールで相談してください。あなたを含むご家族の個人情報が同意なく外にもれる心配はありません。 どうか、安心してご相談ください。
(※)ワンネス財団には依存症本人のスタッフだけではなく、家族の立場を経験したスタッフも在籍しています。
依存症を抱えたご本人への支援の前に、「ご家族の皆さんへの支援を優先(先行)させたほうが良い」というのが、ワンネス財団の考え。
相談窓口、依存症を知るセミナー、ワンネスファミリーグループを始めとする家族のコミュニティ、勉強会、そしてインタベンション(家族介入による動機付け)やダイバージョン(触法行為をきっかけとした動機付け)などが具体的な支援内容です。
なぜ、ご家族の皆さんへの支援が優先されなければならないのか?
まず、こちらの図をご覧ください。
こちらは「回復のプロセス」についての図です。
各段階での依存症者ご本人への関わり方を考える基礎となります。
例えば、‘無関心期’にいるご本人を、相談機関や依存症セミナーへ連れて行こうとしたり、民間回復支援施設などへ連れて行こうとしても、徒労に終わる場合がほとんど。繰り返すことでご家族は疲弊し、あきらめにつながります。
心身に元気を取り戻すこと。そして、今までとは違った関わり方のプランに目を向けるきっかけをつくります。また、ご本人だけではなくご家族のなかにも‘無関心期’に立ち続けている方がいます。
「生活環境が変わればきっと立ち直るだろう」「うちの子はそこまで酷くない」など考えているご家族については、現実に向き合うきっかけをつくります。
次の7つの段階に分けて、ご本人を後押しする支援者としてのあり方を学びます。
① 問題の認識
困難やトラブルの原因となっているものは何か?
② 問題の明確化
これは本当の問題なのか?もっと根本的な問題があるのか?当事者の問題?あなたの問題?
③ 選択肢を認識する(知る・見分ける)
問題に対し、家族(や周囲の人たち)が実行できる選択肢には何があるのか?
④ シミュレーション
それぞれの選択肢の予想される結果は?(心の準備)
⑤ 決定
どの選択肢が解決策として妥当なのか?
⑥ 行動
それぞれの選択肢の選択肢をどう実行するか計画(期間・期限など具体的に)を立てる。
インタベンションが効果的な場合もあります(後述)。される結果は?(心の準備)
⑦ 最後まで見守る
どの自分の計画を毅然とした態度で実行し、冷静に評価する。が解決策として妥当なのか?
以上、7つの段階について焦らず進んでいくことで、こう着していた事態は変わっていきます
しかし、この7つの段階を見たご家族の多くがこのような言葉を口にします。
「言っていることはよく分かる。しかし、なぜ私たちが行動しなければならないのか?」
「分かってます。けれど本人が暴言や暴力を振るうんです。」
「本人を突き放してしまえと言っているのですか?」
「毅然と対処した結果、家族以外に迷惑をかけるんじゃないか? 行き倒れるんじゃないか?」
不安、恐れがご家族を包み込んでしまい、先に進めなくなっています。そして、そのご家族の様子をご本人は見逃しません。
「これが最後、今度やったら家を出すとか離婚とか言いながら、結局は助けてくれる。」
「依存を止めなくても、誰かが何とかしてくれる。」
アルコールや薬物、ギャンブルをし続ける中でご本人の性根が腐ったのではありません。それほど依存症のパワーが強大なのである、という事実です。
不安や恐れを軽減して先に進んでいくために必要なのは、「経験・希望・力」。
同じような悩みを抱えながらも解決へ向けて歩んでいる他の家族の「経験」。
毅然とした行動の結果として変化が現れた、という経験から感じる「希望」。
ご本人と向き合っていくための「力」。
依存症を抱えたご本人はもちろん、ご家族にも「経験・希望・力」が必要。この3つを得続けていくなかで、本人の変化の前にご家族自身が変化していきます。
これまでの本人との関わりは何だったか?そのとき私の中にどのような思いがあったのか?それらの思いは、本人の問題が起こる前にもあったのか?私はどのような生き方をしてきたのか?
それらの取り組みは、きっとご家族の皆さんご自身の「未来」につながることでしょう。
ワンネス財団は考えています。
依存問題解決のプロセスで、ご本人を施設や医療機関につなぐ事がゴールではない。別居することや離婚がゴールでもない。すぐそばの結果に右往左往せず、もっと先の人生をよいものにしたい。そのはじまりが目の前の一歩なのです。
(参考文献)
「ファミリー・リカバリー 依存症を乗り越えて成長する家族」
マーリーン・ミラー&テレンス・T・ゴースキー 著 川口衆 訳
ワンネス出版 刊http://www.oneness-publishing.com/
▼「勝つ」ことをみずからの道と定めた英雄たちには、いかに状況が厳しかろうが、愚痴も文句もなかった。
困難であればあるほど、闘魂を燃やし、逆境をはねのけ、勝利の感動のドラマをつづけてきた。
▼「人生の使命」について考える。
自分はどう生きるのか。
人々に貢献する生き方を実践する。
▼黒いだけの文字が、緑の樹々になり、赤や黄の花壇になり、純白の雪の結晶になり、青い海にもなる。
それが本です。
「想像力」の力です。
「活字を読む」ことによって、「想像力」が、どんどん鍛えられていくのです。
▼押し寄せる<情報の洪水>の中で、真偽を見極め正しい情報を受け止めるためには、想像力や思考力が不可欠だ。そして、それを鍛える読書は、ますます重要な価値を持つ。
▼想像力こそが、人間を進歩させてきた。
想像力は創造力である。
裏目に泣く。
これは、今は亡き競輪仲間のトラさんのエピソードの一つである。
彼は、農家に生まれて、当時は農業系の取手第一高校へ進学することを父親に勧められていた。
だが、父親に反発していたので、取手第二高校へ進学する。
もしも、取手一高へ進学していたら、自転車競技部とのつながりがあったかもしれない。
彼は高校時代は野球部に所属していた。
もしも、であるが、彼が二高ではなく、一高へ進学していたら・・・
歴史にもしもがないが、運命は変わっていたかもしれないのである。
当時、野球部の練習で、100メートのタイムを計測したら、彼は10秒9が最高タイムとなる。
さらに、県大会の競技では、100メートル10秒7の記録となる。
だが、3メートの追い風のために、その記録は参考記録となる。
中学生の時に、100メートル競走で一度も彼に勝てなかった同級生が、取手一高へ進学して、競輪選手となる。
高校を卒業して、上野の印刷工場に就職した彼は、先輩に誘われ、初めて当時の後楽園競輪へ向かう。
そして、中学生時代の元同期生の競輪選手としての雄姿に、心の底から感動を覚えたのである。
その姿は、一人ではなかった。
先輩、後輩を含めて、取手一高から5人も競輪選手を輩出していたのだ。
▼「自信がもてない」今はそれでいいのだ。
自分らしく努力と挑戦を重ねて、自分の幸福をつかむものだ。
宿命の転換、人間革命という「自分との戦い」は、他人と比較するものではない。
▼それぞれの人生であり、ある人は悠々と、ある人は無我夢中で、ある人は悩みながら、ある人は忍耐強く、自分らしく進んでいくことだ。
自分自身から逃げず、全力で生きて勝つ。
それが<わが勝利の頂>へとつながる確かな道である。
▼何でも相談できる人を持つことだ。
善き友は宝だ。
互いが切磋琢磨して成長していくことだ。
▼大事なのは一念だ。心で決まる。
心を豊かにしていく根幹が祈りである。
祈りは自身の可能性を引き出すカギ。
▼「足は地につけるけ」
「目は希望の未来に向かって」
「生活、現実というものは、あくまでも大地に足を向けなくてはならなうい
つらくてもたゆまずに、大地に足をがっちりつけながら、一歩一歩、努力を続けるのだ。
▼名声とか人気、人々の評価などに基準を求める。
自分がどこに所属し、何を所有しているかの自身の価値を推し量る。
そして、他人と比べては一喜一憂する―そうした虚栄の波間を漂う、はかなない根なし草のような生き方があまりに多くなってしまった。
▼いたずらに人目を気にし、世間の風潮に流され、揺れ動く人生ははかない。
愚かであり、不幸である。
▼一生涯「いかなる自身であるのか」という問いを手放してはならない。
そして今は、自分自身の精神の「根」を張っていくことだ。
▼長く激しい、精神闘争にあって、何ものにも翻弄されず、何ものにも侵されないない確固たる自分、輝く<本物>として自身つくりあげることだ。
▼責務に挑むことで、どんな困難も克服してみせるという積極果敢な人格を築くことができる。
そして、常に自分自身を超越し、自身以上を目指すことだ。
▼「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命をも可能にする」
▼第一の要諦は「行動」である。
深甚の哲学も、高邁な志も、それを表す「行動」がなければ、社会に価値を生むことはできない。
▼世界は広い。
そこには苦悩にあえぐ民衆がいる。
いまだ戦火に怯える子どもたちもいる。
遠く離れた異国の地で、戦火におびえる子どもたち、貧困、苦悩にあえぐ人々がいる。
そのような人々の心を「わが心」として、平和のためにできることを考え、一歩を踏み出す。
▼気候変動の危機や環境破壊から目を背けることなく、「わがこと」として捉え、地球の未来を守る担い手となっていく。
その責任感と行動の中から、明日を開く「智慧」や「連帯」が生まれてくる。
▼生命よりも国の利害が優先され、憎悪の暴力が正当化されてしまう。
この本末転倒に、一番苦しめられているのは、庶民である。
子どもたちであり、母たちだ。
こうした様相は、今日、いやまして深刻である。
生命尊厳の哲学・理念を基に「平和ほど幸福なものはない」とのスクラムを世界に広げるのもである。