何があろうと負け魂で前進するのだ

2024年09月28日 09時36分58秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼根底に不屈の希望がある人は行動が違う―ラッセル

何があろうと負け魂で前進するのだ。

「幸福論」「自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと。」

偉大なるコモンセンスの人ラッセル(1872―1970)は、これこそが幸福獲得の条件でありそれは自己説得によって可能なのだ、と説く。

たくましく、しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている。

コモンセンスとは、常識・通念・良識・思慮・分別ふんべつ・知識・教養・心得こころえ。

▼現代の紛争下にあって、人間主義、生命尊厳の「平和理念」ほど必要な時はない。

▼ある幼稚園の教諭は犬の絵を園児に見せ、「この動物は何と鳴きますか?」と尋ねた。

「うちの犬は、おなかがすいた時、<クンーンクンーン>と鳴きます」「隣の家の犬は知らない人をみると<ギャンギャン>とほえます」と答えた。

園児たちの多彩な犬の鳴き声の回答は続く。

教諭は「そうだね、どれも素晴らしい答えです」とたたえた。

「ワンワン」という犬の鳴き声の「正解」を見せられなかったそうだ。

知識や常識は大切だが、時に物事の理解を狭めたり、妨げたりする。

園児は自身の実際の体験をもとに自信満々に犬の鳴き声を表現したのである。

▼現代はさまざまな情報を容易に入手できる便利な時代である。

だが、情報だけではない生き方

▼嘆いていてもなにも変わらない。

後ろを振り返っても何も進まない。

まず一念で祈るのである。

生も歓喜、死も歓喜―の生命論に生きるのである。

 


創作 人生の相性 15)

2024年09月28日 06時02分12秒 | その気になる言葉

足立幸雄は、製薬会社のお偉いさんたちから、しばしば接待を受けていた。

彼は各上場企業のトップに取材してきた。

取材した中には京都大学の教授から企業のトップに就いた人もいた。

顎髭の記者さんですか」と医師でもあるその人は微笑む。

思えば、当時は顎髭の記者など厚生労省の記者クラブには、一人もいなかったのだ。

クラブの幹事が「髭は厚生省内で、評判が悪いんだよ。剃れ」と足立に剃刀を用意して渡すのだ。

実は、その髭は銀座のクラブのナナ(源氏名)の要望であった。

「足立さん、髭はやしてみて、きっと似合うと思うの」彼女はアメリカ映画のファンであり、髭の俳優を好んでいたのである。

そして、彼女が通う銀座の美容院に足立を連れていった。

「髭か、どうカットすればいいのかな」20代の男性美容師は剃刀を手に戸惑うのだ。

髭を伸ばして3か月が経過していた。

隣で髪をカットするナナが肩をすくめて、笑いを堪えていた。

世の中には偶然があるものだ、ナナが住む築地のマンションには、東京駅の八重洲地下街の居酒屋「ホタル」の娘である北側春香も住んでいたのである。

足立はエレベーター前で北側春香に再会した。

春香は3歳の娘と手をつないでいた。

紛れもなく、その娘は愛人であった水野晃の遺児であったのだ。

「あら、足立さんしばらく。こんなところとで出会うなんて・・・」春香は言葉を詰まらせる。

目には涙が浮かんでいた。

八重洲地下街の居酒屋「ホタル」に足立が水野を誘って、その後の成り行きで春香は水野を愛するこことなった。

彼は製薬企業の部長や専務クラスの人たちから接待を受けなけれ銀座の高級クラブのホステスのナナと出会うこともなかっただろうし、春香と再会することもなかったろう。

人生は不思議な糸に結ばれていることを足立は身に感じるのだ。

 


創作 人生の相性 14)

2024年09月28日 04時12分42秒 | 創作欄

足立幸雄は厚生省の担当から製薬会社と医薬品卸の担当となる。

彼は初めて、業者の部長や専務クラスの人たちから接待を受けるのだ。

それは銀座のクラブや赤坂の高級クラブでの接待であった。

夕刻の時間になると霞が関の厚生省ビル前の道路には、黒塗りのハイヤーがズラリと並んでいた。

それは製薬会社の人たちがお役人を接待するため光景であったのだ。

足立は30歳になったのに、未だ独身のままであった。

親友の水野晃は34歳の若さで膵臓がんで他界していた。

足立は4歳年上の水野の死を悲しむともに、しばらく心が酷く込んでいた。

彼はスナックやバーではなく新橋の居酒屋で一人酒を飲む機会も増えた。

水野の死によって、足立は水野の妻の道子とも別れることになる。

「なぜなの」別れを告げに大宮のアパートを訪れた時に、縋りつく道子に問われた。

「男として崇拝していた水野さんが亡くなった以上、交際はもうできません」

「足立さん、私には別れる意味がわからない」母親が突然、声を上げ泣き出したので5歳の娘の早苗も泣き出した。

足立はその親子の姿に困惑するばかりであった。

しばしの間、足立は二人を黙って見詰めていたが、母親が泣き止むと娘も泣き止んだ。

そして、しばし沈黙が流れた。

「分かったわ。まだ、あなたには、可能性あるのね。実はあなた以上に主人の死の悲しみを私は引きずっているの。これからは主人を供養して、私は生きていくわ」

「さよなら」足立にはそれ以上の言葉は出なかった。

「さよなら、さよならだけが人生なのね」道子の憂える笑顔に足立は胸を熱くした。

 

 


池袋の概要

2024年09月28日 03時31分47秒 | 社会・文化・政治・経済

池袋の概要

池袋駅は、東部東上線や西武池袋線のターミナルとなっており、新宿に次いで日本で二番目の利用者を誇ります。また埼京線の停車駅でもあり、東京23区の西側にある練馬区、板橋区、西東京周辺、埼玉県南部の居住者が多く流入しています。これらの地区は、東京近郊では比較的地価の安い地域であり、外国人労働者を雇用する工場や、建設会社が多い地域でもあります。そうした背景もあり、池袋は低所得者や、第一次産業に従事する外国人労働者などが多く集まります。

池袋も再開発が進み、繁華街に複数のタワーマンションが建設されています。過去には婚活連続殺人犯の毒婦・木嶋佳苗が、西池袋のタワーマンションに居住していました。庶民派の街の特徴として、こうした高級タワーマンションに、詐欺師や犯罪者、反社会的勢力が紛れ込んでいる可能性もあります。

池袋西口〜北口

池袋駅の西口から北口にかけての繁華街には、裏カジノが比較的多数あります。ディーラーがいる裏カジノよりも、オンラインカジノを店舗で客に遊ばせる「インカジ」と呼ばれる違法な店が多いようです。繁華街にいるキャッチが、若い男性を主なターゲットに裏カジノの案内を行っています。探偵として繁華街で張り込む場合は、トラブルを避けるためにも裏カジノ系のキャッチに目をつけられないよう注意する必要があります。

池袋駅の北西に中規模なラブホテル街があります。このラブホテル街には、細い道路しかなく、車両で張り込みができる地点は非常に限定されています。ホテル街の周辺には小規模なソープランド街もあります。

池袋東口

池袋の東口にも小規模なラブホテル街があり、デリバリー風俗店の事務所も多数あります。外国人の多い池袋では、コロンビア人やロシア人など白人系の風俗嬢専門のデリバリー風俗店もあります。池袋東口のラブホテルでは、デリバリー風俗嬢の送迎役の風俗店店員が、外で待機していたりします。浮気調査の探偵調査員はトラブルを避けるため、そうした風俗関係者の存在に気をつけながら、目立たないように活動する必要があります。

 

池袋の裏社会勢力

的屋系暴力団の極東会が伝統的に池袋を仕切ってきました。極東会(きょくとうかい)は、的屋系暴力団で唯一、指定暴力団に指定されています。極東会本部の住所は東京都豊島区西池袋1丁目29-5 山の手ビル4FC号で、 Google Mapにも登録されています。

報道によると、2020年に振り込み詐欺への関与で、2018年には職安法違反容疑で、極東会の幹部が逮捕されたことにより、池袋の極東会本部は、警視庁から捜索を受けています。極東会はテキヤ系団体で、2014年には、69際の組員が保健所の許可を受けず屋台でたこ焼きを販売していたもとで逮捕されたりしています。組関係者の逮捕報道を見る限り、闇金業務、振り込め詐欺、建設作業の日雇い人夫の人夫出し業務、等がシノギの中心であることがわかります。

他に、池袋から近い板橋区大山に拠点を置く住吉会系の幸平一家が池袋に縄張りを持っています。十三代目幸平一家(こうへいいっか)は東京都板橋区大山金井町54-15 サンライズ大山204号に本部を置き、住吉会の二次団体です。かつて、公平一家は、極東会と熾烈な縄張り争いをしていたとの報道があります。公平一家は、住吉会の二次団体であるので、本部は、当番の若い組員が24時間体制で警備に当たっています。ドア前に近づいたりすると、監視カメラで警備している組員がすぐに出れきて、注意されます。不用意に近づかないことが得策です。

なお、池袋4丁目に、公平一家傘下の貴幸会(きこうかい 東京都豊島区池袋4丁目29-2.6階)があります。上部団体は十三代目公平一家で、住吉会の三次団体です。

池袋には、中国系のバーや飲食店が多数あります。準暴力団のチャイニーズドラゴンが中国系の飲食店からみかじめ料を徴収しているようです。池袋の繁華街での張り込みでは、チャイニーズドラゴンのメンバーに目をつけられないよう注意が必要です。

北池袋の事故物件

大島てる氏が主催する事故物件公示サイトによると、北池袋の周辺(豊島区池袋1丁目から4丁目周辺)では、変死、自殺、殺人等のあった事故物件が45件集中しています。また、北池袋のラブホテル街は、新宿や渋谷のラブホテル街に比較すると、非常に小規模ですが、事故物件マップに掲載されている比率が非常に高いことがわかります。ラブホテルは、宿泊者の記録を取らない為、他殺、変死、自殺等が発生しやすい場所です。したがって、一般的な場所よりも、変死や他殺がラブホテルでより発生しやすいのですが、特に、池袋では事故発生率が高くなっています。池袋は、それだけ治安が悪いと言えなくはありません。

東京都内における調査はJapan PIへ

尾行や張り込みを行う探偵業者としては、闇社会の連中に被害妄想を起こさせないよう注意する必要があります。特に池袋は多国籍な街であり、様々なバックグラウンドの人たちが入り混じっているため、お互いの警戒心が強い傾向にあります。東京の探偵業者は、こういった複雑な土地の事情をよく理解した上で、エリアに応じて柔軟な対応を行いながら、調査を遂行する必要があります。Japan PIでは、東京の土地を知り尽くしたプロフェッショナルが調査を行います。

記事の執筆者:小山悟郎 (Goro Koyama)

株式会社Japan PI 代表、調査員歴30年を超えるバイリンガル探偵。1992年、東京都渋谷区の追跡調査センターへ入社し、現場調査員やケースマネージャーとして経験を積む。2002年、東京都新宿区にてJapan PIを創業し独立。探偵業務と外国語学習をライフワークとし、日本と海外で調査を行う。国際調査協議会(CII)、および世界探偵協会 (WAD) 会員。Japan Times、Beacon Reportsなど取材歴多数。

暴力団排除活動の推進

2024年09月27日 21時51分27秒 | 社会・文化・政治・経済
暴力団排除活動とは何ですか?
 

暴力団追放「三ない運動+1(プラスワン)」の実践

暴力団追放「三ない運動+1」とは、

  • 暴力団を利用しない
  • 暴力団を恐れない
  • 暴力団に金を出さない
  • 暴力団と交際しない(+1)

という運動です。
皆さんの町や社会から暴力団を追放するためには、皆さんが勇気を持って、これらの運動を実践することが大切です。
暴力団が恐れているのは、何よりも「暴力団を恐れないあなたの勇気」なのです。

 
暴力団排除活動とは 地域、職域において、住民や企業等が連携し、暴力団の不当、不法な要求を断固拒否するとともに、社会、経済各般の場から暴力団排除し、彼らが社会に存在しえない状況を作り出すための諸活動をいいます。

(1)国及び地方公共団体における暴力団排除活動

 国及び地方公共団体は、平成21年12月、犯罪対策閣僚会議の下に設置された暴力団取締り等総合対策ワーキングチーム(以下「ワーキングチーム」という。)における申合せ等に基づき、警察と連携して、受注業者の指名基準や契約書に暴力団排除条項(注1) (下請契約、再委託契約等に係るものを含む。)を盛り込むほか、受注業者に対して、暴力団員等に不当に介入された場合の警察への通報等を義務付けるなどの取組を推進している。また、民間工事等に関係する業界及び独立行政法人に対しても同様の取組が推進されるよう所要の指導・要請を行っている。

注1:法令、規約及び契約書等に設けられている条項であって、許可等を取得する者、事務の委託の相手方、契約等の取引の相手方等から暴力団員等の暴力団関係者又は暴力団関係企業を排除する旨を規定する条項をいう。

事例
 建設会社の実質的な経営者(64)は、23年4月、再開発事業に伴う解体工事を受注するため、山口組傘下組織組長にその仲介を依頼し、暴力団の威力を利用して解体工事を受注した。23年6月、警察から府及び市に通報し、同社を公共工事から排除した(大阪)。

(2)各種事業・取引等からの暴力団排除

① 各種事業における暴力団排除

 警察では、暴力団の資金源を遮断するため、関係機関と連携して、貸金業、建設業等の各種業からの暴力団排除活動を推進している。また、近年各種事業等から暴力団関係企業等を排除するため、法令等において暴力団排除条項の整備が進んでいる。

② 各種取引における暴力団排除

 近年、暴力団の資金獲得活動が巧妙化・不透明化していることから、企業が、取引先が暴力団関係企業等であると気付かずに経済取引を行ってしまうことを防ぐため、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」(平成19年6月、犯罪対策閣僚会議幹事会申合せ)(注2)及び平成22年12月のワーキングチームにおける申合せに基づき、警察では関係機関と連携を強化し、各種取引における暴力団排除を推進している。
 銀行業界においては、23年6月、全国銀行協会が会員銀行に対し、当座勘定取引及び融資取引について、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者等を排除対象にすることを明確化した暴力団排除条項の導入を要請するなど、銀行取引からの暴力団等反社会的勢力の排除を推進している。
 また、不動産業界においては、23年9月までに、不動産関係5団体(注3)が同団体の会員に対し、契約の当事者が暴力団員等反社会的勢力でないことを確約する条項や買受不動産を暴力団事務所等に使用することを禁止する条項等を盛り込んだ契約書のモデルの導入を要請するなど、不動産取引からの暴力団等反社会的勢力の排除を推進している。

注2:企業が反社会的勢力による被害を防止するための基本的な理念や具体的な対応について取りまとめたもの
注3:公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会、(社)全日本不動産協会、一般社団法人不動産協会、一般社団法人不動産流通経営協会及び一般社団法人日本住宅建設産業協会

 

図3-6 各種取引等からの暴力団排除
図3-6 各種取引等からの暴力団排除

(3)地域住民等による暴力団排除活動

 警察では、地域住民等による暴力団事務所に対する撤去運動等を支援し、事務所を撤去させるなど地域住民等に対する的確な支援を実施している。また、暴追センター及び弁護士会と緊密に連携し、暴力団犯罪に係る損害賠償請求訴訟や事務所撤去訴訟等の民事訴訟に対する支援を実施するなどして、暴力団の不当要求による被害の防止、暴力団からの被害の救済等に努めている。さらに、飲食店業者等は、警察、暴追センター及び弁護士会と連携の上、暴力団に対するみかじめ料拒否運動を行うなどしている。

 

図3-7 暴力団関係事案に係る訴訟支援
図3-7 暴力団関係事案に係る訴訟支援

事例①
 山口組傘下組織組長(32)は配下にある構成員の雇用を断られたことなどに腹を立て、平成21年3月、会社経営者を脅迫して、同年4月逮捕された。さらに、同構成員(46)らは同経営者を逆恨みし、同月、会社事務所等にダンプカーを突入させるなどして、同年6月までに3人が逮捕された。警察では暴追センター及び弁護士と連携し、同経営者が提起した暴力団対策法第31条の2(注)の規定に基づく山口組組長に対する損害賠償請求訴訟等を支援するなどし、23年6月、和解が成立して1,300万円の和解金が支払われた(兵庫)。

注:本条により、指定暴力団の代表者等は、当該指定暴力団の指定暴力団員が威力利用資金獲得行為を行うについて他人に損害を与えた場合は、一定の場合を除き、これによって生じた損害について賠償責任を負う。

コラム③ 保護対策等の強化


 近年、社会からの暴力団排除気運がかつてなく高まっているところ、警察では、社会全体での取組を適切に支援し、暴力団排除を一層推進するため、その活動のための基盤の整備に取り組んでいる。
 23年12月には、事業者等からの情報提供の要請に的確に対応し、暴力団情報を積極的かつ適切に提供していくため、暴力団情報の部外への提供の在り方を見直すとともに、暴力団等による犯罪の被害者、暴力団排除活動関係者、暴力団との取引、交際その他の関係の遮断を図る企業の関係者等の安全を確保するため、新たに「保護対策実施要綱」を制定した。
 このように、警察では、暴力団との関係遮断を図ろうとする者に対し、必要な情報の提供を行うというのみならず、そうした者の安全を確保するため、同要綱に基づいて身辺警戒員(略称「PO」(Protection Officer))をあらかじめ指定して警戒態勢を強化するなど、組織の総合力を発揮した保護対策に取り組んでいる。

コラム④ 匿名通報ダイヤルの対象事案の拡大


 警察庁では、24年4月から、警察庁の委託を受けた民間団体が、一定の犯罪に関する通報を国民から電話又はインターネットにより匿名で受け付け、事件検挙への貢献度に応じて情報料を支払う匿名通報ダイヤルの対象として、暴力団が関与する犯罪等を追加することで、組織犯罪全般に関する情報提供の促進に努めている。

コラム⑤ 暴力団排除に関する条例の施行


1 条例の概要
 地方公共団体、住民、事業者等が連携・協力して暴力団排除に取り組む旨を定め、暴力団排除に関する基本的な施策、青少年に対する暴力団からの悪影響排除のための措置、暴力団の利益になるような行為の禁止等を主な内容とする暴力団排除に関する条例の制定が全国的に進み、23年10月までに全都道府県で施行された。
 条例には、各都道府県の暴力団情勢等に応じて、
  ○ 事業者による暴力団員等に対する利益供与の禁止
  ○ 暴力団事務所に使用しないことの確認や契約書への暴力団排除条項の導入等不動産の譲渡等をしようとする者の講ずべき措置
  ○ 学校等の周辺200メートル区域における暴力団事務所の新規開設・運営の禁止
等の規定等の規定が盛り込まれている。
 
図3-8 暴力団排除条例の基本理念
図3-8 暴力団排除条例の基本理念

2 施行状況
 各都道府県では、条例に基づく勧告等が実施されている。23年中における実施件数は、勧告が62件(公表2件を含む)、指導が5件、中止命令が2件、検挙が3件となっている。

事例②
 事業者団体の会員らは、23年4月、松葉会傘下組織組長らに対し、飲食店内で開催された親睦会において、暴力団の活動又は運営に協力する目的で現金を供与した。同月、県公安委員会は、当該会員、同組長、親睦会の場所を提供した飲食店店長らに対し、群馬県暴力団排除条例の規定(金品等の供与の禁止)に反したことにより勧告を実施した(群馬)。

事例③
 建設会社の代表取締役は、23年4月、山口組傘下組織組長に仲介を依頼し、暴力団の威力を利用して市の土地区画整理事業に伴う解体工事を受注し、同年6月、謝礼として同組長に現金を供与した。同年8月、府公安委員会は、同代表取締役及び同組長に対し、大阪府暴力団排除条例の規定(利益の供与の禁止)に反したことにより勧告を実施した(大阪)。

 

 第1節 暴力団対策

利根輪太郎の競輪人間学 競輪は12357で決まる(検証2)

2024年09月27日 16時48分39秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 青森競輪 みちのく記念善知鳥杯争奪戦

2日目(9月27日)

1レース

1-7
3,580円(15)
1-7-4
16,600円(60)

4レース

1-2
3,680円(11)
1-2-9
28,530円(62)

5レース

2-1
3,130円(8)
2-1-5
18,890円(46)

6レース

2-5
410円(1)
2-5-9
930円(1)

7レース

3-5
480円(1)
3-5-1
2,140円(3)

8レース

1-5
25,270円(42)
1-5-3
170,720円(233)

9レース

5-1
390円(2)
5-1-3
1,420円(4)

10レース

5-2
550円(2)
5-2-8
3,120円(9)

2車単であくまでもで勝負することだ。


虐待は誰にでも起こりうる問題

2024年09月27日 11時15分34秒 | 社会・文化・政治・経済

虐待が後をたたない。

こども家庭庁によれば、2022年で虐待で死亡した子どもは72人だった。

高止まりの状態が続いている。

実に痛ましいかぎりだ。

今月は全国の児童相談所長らが集い、現状の課題や対応例の共有などを行った。

児童虐待の背景には「親の孤立」があるといわれる。

発生の要因を「親の粗暴な性格」と考える人も少なくないが、実際は貧困や住居問題、パートナーとの関係など、さなざまな要因が複雑に絡み合って起こるのだろう。

子育てのい不安や悩み、寂しさを打ち明けられる人が周囲におらず、その苦しさを子どもに向けてしまう場合が往々にしてあるのだろう。

その意味で「虐待は誰にでも起こりうる問題」と思われる。

虐待が発生し悪化する前に、誰もが安心して相談できる支援体制や周囲の関わりは期待される。

「あなたはダメな子ね」などと、人格を否定する言葉や扱い。

きょうだいや友達と比較する。

子どもlの前での夫婦喧嘩―は子どもの心を傷つける。

このような不適切な子どもとの関わりは、子どもの脳の発達にも悪影響を与える。

子育て中の保護者の悩みや苦労を、周囲の人々が<わがこと>と捉え、日常的な声かけや関わりを通して、孤立を防げるかどうかだ。

 

児童相談所における虐待相談対応件数とその推移
○令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は
219,170 件(速報値)で、過去最多。
※ 対前年度比+5.5%(11,510件の増加)(令和3年度:対前年度比+1.3%( 2,616件の増加))
※ 相談対応件数とは、令和4年度中に児童相談所が相談を受け、援助方針会議の結果により指導や措置等を行った件数。
【主な傾向】
・心理的虐待に係る相談対応件数の増加(令和3年度:124,724件→令和4年度:129,484件(+4,760件))
・警察等からの通告の増加(令和3年度:103,104件→令和4年度:112,965(+9,861件) )
〈令和3年度と比して児童虐待相談対応件数が増加した自治体への聞き取り〉
・関係機関の児童虐待防止に対する意識や感度が高まり、関係機関からの通告が増えている。

10年前のおよそ3倍に

 

 

 

 

21万4843件


青春以上に尊いものはない

2024年09月27日 10時15分54秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼世界は、彼方にあるのではない。

自分の今いる家庭、職場、地域が、人生の中心地なのだ。

▼青春以上に尊いものはない―ゴーリキー

  • 生年:1868年
  • 没年:1936年

ロシアの作家・ジャーナリスト。ニジニー・ノヴゴロド(1932-90年まで彼にちなみゴーリキーと呼ばれた都市)の商人階層の家に育つ。困窮のため11歳から働き始め、20代まで各地を放浪した後、その経験を基にした短篇を次々と発表。

1898年には作品集『記録と短篇』が刊行され好評を博す。革命運動にも関与しつつ、戯曲『どん底』、長編『母』などを執筆し、「プロレタリア文学の父」とも呼ばれた。革命後は、ボリシェヴィキ政権と対立してイタリアに移るが、やがて擁護に転じ、1933年に帰国。その後はソ連の文化政策に協力する一方、体制に順応できない知識人の擁護にも尽力した。

▼わたしは自分の今あるもろもろの条件の下で最善を尽くすだけだ―芸術ミケランジェロ

逆境の中でも高い理想を求め、前へ前へお歩みを止めなかった。

その結晶として「最後の晩餐」など不滅の名作が輝き続ける。

今年は没後460年となる。

▼あくまでも自ら動くことである。

その中に勝利の明日はない。

この信念のまま進むのだ。

▼お金が偉いわけではない。

経済は「人」を中心に考えなければならない。

例えば、無人島にお金を持っていっても価値はありません。

それよりも、食料や水に価値があります。

現代社会は、お金という道具を使って、協力してくれる人を探しているのです。

経済をシンプルに考えると、「誰かの役に立ちからお金をもらえる」という仕組みが分かります。

同時に、これがお金の本質でもあります。

お金中心に仕事を選択するのではなく、どうやったら世の中に役立てるかという視点を子どもたちが持てるようになれば、日本の未来は明るい。

人間一人の能力やお金には、限りがあります。

一人より二人、二人より三人と協力者が増えていった方が、選択肢は広がります。

資格よりも「観察力」が大切です。

これから、地域や周囲の困り事や不便を感じている物事を見つける観察力、そこから役立つような企画や事業を考え、展開していく力が求めっれていくと思います。

社会的金融教育家の田内 学さん

 

 

 

 

 


子どもの居場所

2024年09月27日 09時37分38秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼季節の移り変わりのように、人生にも<変わり目>がある。

試練に直面したとしても、宿命は転換できるし、人間として成長の契機ともなるものだ。

<今が勝利の節目を刻む時>と一念を定め打って出ることが、人生を開く<変わり目>となる。

▼実りの秋の到来である。

志を高く持ち、たゆみない日々の人生の新たな実践で、成長の喜びを体感する季節にしたい。

▼課題を解決する力は子どもたちの中にある。

その力を引き出す鍵こそ、大人側の「耳を傾けよう」とする姿勢と工夫にほかならない。

「こどもまんなか社会」「教育のための社会」とは「子どもの声が届く社会」に違いない。

こどもの幸せはもちろん、大人の喜びと生きがいにもつながっていく。

 


創作 人生の相性 13)

2024年09月27日 04時27分06秒 | 創作欄

池袋のバー「リボン」ママの幸子が、店を出た野尻幸治を外まで追ってきた「あなたが、二度とお店に来ない気がするの」涙声となり、野尻の手を確りと握り絞めた。
彼はこの時、思わずママを抱きしめた。
「何故、あんな男と・・・」
「仕方なかったのよ。女は愚かなのね。体が・・・」ママは声を立てて泣いた。
ヤクザな男は、性を含めて手練手管に長けていたのであろう。
「幸子さんを愛していたのに・・・」野尻も声を詰まらせた。
「私と逃げて、お願い」
「わかりました」野尻は応じたのである。
だが、相手の男は何処まで追ってくる執念深い相手だった。

野尻は男からマークされていて、練馬に住む彼のアパートを既に突き止められていたのだ。
「俺の女に手を出したんだな。許さないぞ!」脅された野尻は、弁護士の友人の園田正雄に相談する。

園田は野尻と大学法学部の同期生だった。
同時に警察にも相談していた。
ヤクザ男は3度も野尻のアパートに押しかけ、「金でかたをつけるぜ。いいな」そして200万円もの金を要求していたのだ。
ヤクザ男はそのことで逮捕される。

人は黙って、脅しに応じてはいけないのである。

そのことは、「リボン」のママの幸子に対しても言えることだった。

足立は、友人として二人の成り行きを心配し、見守っていた。


創作 人生の相性 12)

2024年09月27日 02時41分44秒 | 創作欄

その池袋のバー「リボン」は、43歳のママの幸子と19歳の美登里が経営する店であった。
ママに惚れていた記者仲間の野尻幸治が通う店であった。
「こんな、年上の人がいいのか」と足立幸雄は32歳の野尻とママの二人を見比べた。
足立にとって、惚れこむなら断然、寡黙な若い美登里であった。

ママの幸子は、東京音楽大学を出ていて、イタリアに声楽を学びに行った時期があったそうだ。
オペラが好きな野尻は、ママの演奏会にも何度か行っていた。
有線放送が流れていた。
店に響くママのハミングの声は、ソプラノであった。
足立はママに聞いてみた「とても、いい声ですね。声はどのように出すのですか」
「声はね、体の後ろから出すのよ」ママが笑顔となる。
そのママはその後、地元のヤクザの男に付け込まれたのである。
夜の世界には落とし穴があるものだ。
そして、バーの飲み代は、これまでの3倍以上になる。
バーのカウンター席の片隅で客に鋭い視線を向けるヤクザ男、その男の存在に野尻は落胆する。
ママはヤクザ男に体まで犯されていたのだ。

親友であった水野晃の妻の道子と足立の交情が深まる中、彼はママの幸子の立場を憐れむばかりとなる。
そして、ママの娘の美登里の行く末を案じていくのだ。


利根輪太郎の競輪人間学 相変わらず裏目に泣く

2024年09月26日 20時04分36秒 | 未来予測研究会の掲示板

昨日は、3-2-1の車券が2-3-1となる。

そして、今日も、9-1-7は1-7-9となるのだ。

FⅠ 福井競輪 スポーツニッポン杯

9月24日初日

10レース

利根は、3-2-1の3連単を500円買っていたのだ。

並び予想 2-5-4 1-7 6-3

レース評

得点上位の2人が連係する酒井−阿部の東北勢が人気。大先輩に任された疋田がカキ回すと末木−志村が浮上。

1番人気 5-2(2・1倍)

輪太郎は、5-2を買わに、3-5 3-2の3連単を買っていたのだ。

裏の2-3の3連単を押さえていなかったのだ。

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 酒井 雄多   12.0   外凌ぎ鋭伸
2 3 吉田 敏洋 1車身 12.1   B番手捲り
3 1 末木 浩二 1/2車輪 12.1   S 酒井と併走
× 4 7 志村 太賀 1/2車輪 12.0     阿部掬い伸
5 4 二藤 元太 1車身 12.0     内下り続く
6 5 阿部 拓真 1/4車輪 12.1     外併走浮く
  7 6 疋田 力也 4車身 12.8   B 吉田敏貢献
 
2

未発売
2

2=3
1,440円(3)
3

1=2=3
6,960円(18)


1=2
870円(9)
1=3
1,510円(15)
2=3
420円(5)
未発売
2-3
3,370円(10)
2-3-1
3万1,300円(72)

そして、 青森競輪  みちのく記念善知鳥杯争奪戦ちのく記念善知鳥杯争奪戦

9月26日(初日)

11レース

9-1-2 9-1-7で勝負したのだ。

1-9-2 1-9-7も各2000円を買うべきであったのだ。




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 永澤 剛   11.2 S 捲りを差す
2 9 吉田 拓矢 3/4車輪 11.3 B 2角捲って
× 3 2 稲毛 健太 3/4車身 11.0     前1車抜く
4 4 紺野 哲也 1/4車輪 11.2     流込み逸し
5 5 鷲田 佳史 2車身 11.2     前遅仕掛け
  6 7 齊藤 竜也 1車身 11.5     捲られ一緒
7 3 近藤 俊明 3/4車身 11.6     目標捲られ
  8 6 愛敬 博之 1車身1/2 11.3     ライン一緒
  9 8 原田 亮太 8車身 12.6     押え捲られ
 
2

1=6
100円(1)
2

1=9
110円(1)
3

1=2=9
390円(2)


1=2
260円(4)
1=9
100円(1)
2=9
190円(2)
1-6
360円(2)
1-9
380円(2)
1-9-2
1,760円(6)

 


2か月に1回の診療へ行く

2024年09月26日 10時21分59秒 | 日記・断片

昨日の午前10時30分ころに、井野公民館への健康診断に行って来た西田さん出会った。

当方は、無料の電気(エナジートロンへ行く。

ドロドロの血液がサラサラに!

それが普及・根拠であり、「体が良くなったことをどんどん宣伝してほしい」と担当者が言う。

その人は、抜群の記憶力で全員の名前と体の状態を把握していて「肩こりなおった」「足のいたみは?」

「腰はどうですか?」「便秘は」「夜中に何度トイレに行きますた」「眠れますか」などと問いかける。

この日は、初めての人は3人いて、他の3人が延長(300円)。

今日は高安内科医院へ行く。

9時診療開始にしては、人が待合室に8人もいた。

処置室にも3人ほど居た。

コロナ感染の人は、乗ってきた車内での診察であった。

咳がひどく隔離室にも一人。

あとで知ったのいだが、今年の7月から午前8時からの診療となっていた。

当方は診察は2分で終わるのだが、10分ほど診断がかかる人もいたのだ。

「朝から胸が痛く、苦しいんです」という中年の女性が調剤薬局に居て、薬剤師に相談していた。

また、逆流性胃炎の人も薬剤に相談していた。

中には、「もう、薬止めたい」と訴える高齢者の男性もいたが「薬やめると、生命に影響しますよ」と薬剤師に注意を受けていた。

 

  


居酒屋談義

2024年09月26日 03時23分53秒 | 日記・断片

以前は、一人で酒を飲んでいても、寡黙であった。

だが、最近は自ら隣に座る人に声をかけてみた。

「どこからきたのですか?」初めの問い掛けである。

「競輪は、長いのですか?」

「50年だね」

「50年ですか?!」

「以前は競馬もやっていた」

「中山ですね」

「府中や大井行ったよ」

「そうですか。競馬で大穴は取ったことありますか?」

「最高は2000万円だね」

「ええ!2000万ですか?」

「あのころは、50万円単位で、馬券を買っていたからね」

その人が言うには、運や不運は家系が影響するそうだ。

「俺の兄貴はな、競馬の儲けで、マンションを2棟建てたんだ」

「マンションを!」

その人は、後で知ったのだが、地元取手も知られた古からの企業のトップだったのだ。

 


創作 人生の相性 11)

2024年09月26日 02時01分29秒 | 創作欄

親友であった水野晃の妻の道子と足立幸雄の交情が深まる中、足立は彼の勤務先の上司の秋田尊司から見合いを勧められたのだ。

相手は、足立より2歳年上の人であり、東京・馬込の内科病院の医師の一人娘であった。

その日は、東京・赤坂のホテルでの日曜日の午後5時からの見合いだった。

足立は、女優の松原智恵子に似たその人に魅了された、そして意気投合して、新橋の居酒屋へ彼はその人を誘ったのだ

そして、午後10時まで二人は酒を飲む。

「居酒屋は、初めなの楽しいわね」相手は日本酒を飲み刺身料理や焼き鳥などを食べて上機嫌であったのだ。

映画談義や歌謡曲、シャンソン、さらに海外旅行の話などで盛り上がる。

「あなたと、イタリア、スイス、フランスに行きたいわ」その人は飲んだ酒でかなり上気していた。

彼女は、3年前に母を亡くしたことから、内科病院の事務職を引き継いでいた。

「もしも、結婚しても、病院から離れないの。あなたは、それもいいの?」足立はその人から真剣な眼で問われる。

だが、見合い結婚を期待していた父親は、午後11時に帰宅した娘をとても心配していたのだ。

そして、「初対面の娘に酒を飲ませる男など、非常識極まる」と怒りを募らせる。

足立は、見合いを設定した上司の面通をも台無しとした。

結局、その見合いが、ご破算になったのは当然の帰結であった。

そんな見合い話を足立から打ち明けられ道子は、「見合いは、壊れてよかったのよ」と皮肉混じるに言うのだ。