みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

気がつくと

2007-10-24 01:10:49 | Weblog
いつの間にか、一ヶ月がたっている。
私の場合、もう一ヶ月たったんだナと気づくのが、毎月連載している雑誌の原稿を書かなければならない時。新譜CD紹介のページを担当しているので、月に何枚も新しいCDアルバムを聞くことになるのだが、だんだん世の中がCDというパッケージではなく、ダウンロードだったりipodだったりとまったく異なるメディアを音楽を聞くような現実を見るにつけ、やはりコンサートなどの実際の音楽を聞く機会をみんなに本当に持って欲しいと願わずにはいられない。CDがipodになろうがどんなメディアになろうが、所詮そういうパッケージから流れてくる音楽は本物の音楽ではないと思う。音楽というのは、演奏する人と聞く人との生のコミュニケーションからしか生まれてこないというのが私の考えで、CDやメディアはそれを疑似体験させてくれるだけのもの。
私がflumusというレディースオーケストラを作ったり、flu.fluというフルートユニットを作ったり、それ以外にもいろいろなプロデュースを行ったり、自分でも演奏活動を行うのも、一人でも多くの人に生の音楽を聞く機会を持って欲しいからに他ならない。
今月のCD紹介のテーマは「生が聞きたくなるCD」にでもしてみようかナ?(笑)

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