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忘れ物をする児童には、どう対応するか

2013年09月02日 | 学級経営

 忘れ物をする児童には、どう対応するか。

 昔は、小言を言っていた。作文を書かせることもあった。(「どうすれば忘れないか」という作文である。)


 最近よくやるのは、「貸すこと」である。


 特に、週の初めは、忘れ物が多い。

 例えば、校内で履くシューズである。(宮崎県では、「上履き」という。よそでも同じかな?)

Photo

 忘れると、裸足や靴下のまま過ごそうとする子がいる。万が一、とがったモノを踏めば、ケガをする。

 ケガ防止のためにも、写真のような貸し出し用スリッパを3足ほど置いている。

 使い終わったら、「有り難うございました。」と言って、きれいにして元の場所に置く。


 これだけのことであるが、小言を言うよりも忘れ物は少なくなる。


 そういえば、今日は給食当番のマスクの忘れ物がいた。

 うちのクラスでは、忘れた児童は、私の所にマスクをもらいに来ることになっている。特製のマスクである。


「先生、すみません。マスクを忘れました。マスクを下さい。」

と言った子に、私特製のマスクをあげる。特製というのは、普通のマスクに、私がちょっとイラストを描いてあげるのだ。ワンポイントで、鼻をかいたり、目をかいたりする。

 マスクを渡すと、周りの子がクスッと笑う。本人も苦笑いしながら受け取る。(中には、喜んで受け取る子もいる。)

渡す時に、一言付け加える。

「明日も忘れたら、もう1つイラストを描き足してあげるね。」

ほとんどの子は、
「忘れません。持って来ます。」

と言う。

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