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名前を覚える方法

2014年04月03日 | 学級経営

 覚えるのは遅いが、忘れるのは早い。それが自分の記憶力である。だから昔から人の名前を覚えるのも苦手だった。


 しかし、教員であれば、学級の子供達に出会う前に名前を覚えるのはマナーである。これまで、一生懸命覚えるようにしてきた。

 


 最近は、毎年名前を覚えてから学級開きができるようになった。その方法は、次の通りである。

 


 担任が決まった学級の児童の出席番号と名前を録音するのである。


 自分は、手軽であるという理由からICレコーダーを使うが、レコーダー機能があれば、他の機械でもよいと思う。


 次のパターンで録音する。


 1 出席番号と氏名を録音する。

 

 
 2 出席番号と氏名を録音する。姓と名前の間に2秒くらい間を空けて録音する。

 3 出席番号と名前を録音する。番号と氏名の間に2秒くらいの間を空けて録音する。


 以上3パターンのうち、1だけを繰り返し聴く。自分はジョギングしながら聴くことが多かったが、何かをしながら聴けばよい。部屋の片づけをしたり、料理をしたりしながら聴いてもよい。

 パターン1を聴いて、覚えたかな?と思ったら、パターン2を聴く。その際、出席番号と姓を聴いたら、名前が再生される前に、先に自分で名前を口にする。合っていたら、名前を覚えたということになる。

 繰り返し聴き、名前を言えるようになったらパターン3を聴く。

 
 出席番号の後に、氏名を再生される前に、口にできたら合格である。出席番号だけを聞いて、氏名を言えるかどうかである。これができたら、氏名を覚えたことになる。


 あとは、新学期を待つだけである。名前と顔、姿をリンクさせればよい。


 この方法をとるようになってから、学級開き前に名前を覚えられるようになった。初日から子供の名前を呼べる。もちろん呼ばれた子は喜ぶ。

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