「教育に関する勅語」は、昔の考えだと思っていた15年前、実際にはどんな考えが書かれているのだろうと思い、読んでみた。
びっくりである。生きる上での根本・本質・原点になる考えが書かれていた。
古くさくない。今読んでも素晴らしい。
きっと100年後であっても色あせることはないだろうと思った。
次のような徳目が書かれている。
1.父母ニ孝ニ (親に孝養を尽くしましょう)
2.兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
3.夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
4.朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
5.恭儉己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
6.博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
7.學ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
8.以テ智能ヲ啓發シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
9.器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
10.進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
11.常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ (法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう)
12.一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)
読みもせずに、「昔の考えだろう」と思い込んでいた自分が恥ずかしかった。
しばらくは、毎日のように読み、暗唱してしまった。(今はだいぶ忘れてしまったけれども)
次のように音読していた。
朕(ちん)惟(おも)うに 我(わ)が皇祖皇宗(こうそこうそう ※) 国を肇(はじ)むること宏遠(こうえん) に、徳を樹(た)つること深厚なり 我が臣民(しんみん)克(よ)く忠に克く孝に 億兆心(おくちょうこころ)を一(いつ)にして世世厥 (よよそ)の美を済(な)せるは 此(こ)れ我(わ)が国体(こくたい)の精華にして 教育ノ淵源(えんげん ※)亦(また)実に此(ここ)に存す
爾 (なんじ)臣民(しんみん) 父母に孝に兄弟(けいてい)に友(ゆう)に 夫婦相(あい)和し 朋友(ほうゆう)相(あい)信じ 恭検(きょうけん)己(おの)れを持(じ)し博愛衆に及ぼし学を修め業を習い 以(もっ)て智能を啓発し徳器(とっき)を成就し 進で公益を広め世務(せいむ)を開き 常に国憲(こっけん)を重(おもん)じ国法に遵(したが)い 一旦(いったん)緩急(かんきゅう)あれば義勇(ぎゆう)公に奉じ 以(もっ)て天壤無窮(てんじょうむきゅう ※)の皇運(こううん)を扶翼(ふよく ※)すべし 是(かく)の如(ごと)きは 独り朕(ちん)が忠良(ちゅうりょう)の臣民(しんみん)たるのみならず 又(また)以(もっ)て爾(なんじ)祖先の遺風を顕彰(けんしょう)するに足らん
斯(こ)の道は 実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺訓にして 子孫臣民(しんみん)の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所 之 を古今(ここん)に通(つう)じて謬(あやま)らず 之を中外(ちゅうがい)に施して悖(もと)らず
朕(ちん)爾(なんじ)臣民(しんみん)と倶(とも)に 拳拳服膺(けんけんふくよう ※)して 咸(みな)其(その)徳を一(いつ)にせんことを庶幾(こいねが)う
明治二十三年十月三十日
御名 御璽(ぎょめい ぎょじ)
びっくりである。生きる上での根本・本質・原点になる考えが書かれていた。
古くさくない。今読んでも素晴らしい。
きっと100年後であっても色あせることはないだろうと思った。
次のような徳目が書かれている。
1.父母ニ孝ニ (親に孝養を尽くしましょう)
2.兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
3.夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
4.朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
5.恭儉己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
6.博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
7.學ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
8.以テ智能ヲ啓發シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
9.器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
10.進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
11.常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ (法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう)
12.一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)
読みもせずに、「昔の考えだろう」と思い込んでいた自分が恥ずかしかった。
しばらくは、毎日のように読み、暗唱してしまった。(今はだいぶ忘れてしまったけれども)
次のように音読していた。
朕(ちん)惟(おも)うに 我(わ)が皇祖皇宗(こうそこうそう ※) 国を肇(はじ)むること宏遠(こうえん) に、徳を樹(た)つること深厚なり 我が臣民(しんみん)克(よ)く忠に克く孝に 億兆心(おくちょうこころ)を一(いつ)にして世世厥 (よよそ)の美を済(な)せるは 此(こ)れ我(わ)が国体(こくたい)の精華にして 教育ノ淵源(えんげん ※)亦(また)実に此(ここ)に存す
爾 (なんじ)臣民(しんみん) 父母に孝に兄弟(けいてい)に友(ゆう)に 夫婦相(あい)和し 朋友(ほうゆう)相(あい)信じ 恭検(きょうけん)己(おの)れを持(じ)し博愛衆に及ぼし学を修め業を習い 以(もっ)て智能を啓発し徳器(とっき)を成就し 進で公益を広め世務(せいむ)を開き 常に国憲(こっけん)を重(おもん)じ国法に遵(したが)い 一旦(いったん)緩急(かんきゅう)あれば義勇(ぎゆう)公に奉じ 以(もっ)て天壤無窮(てんじょうむきゅう ※)の皇運(こううん)を扶翼(ふよく ※)すべし 是(かく)の如(ごと)きは 独り朕(ちん)が忠良(ちゅうりょう)の臣民(しんみん)たるのみならず 又(また)以(もっ)て爾(なんじ)祖先の遺風を顕彰(けんしょう)するに足らん
斯(こ)の道は 実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺訓にして 子孫臣民(しんみん)の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所 之 を古今(ここん)に通(つう)じて謬(あやま)らず 之を中外(ちゅうがい)に施して悖(もと)らず
朕(ちん)爾(なんじ)臣民(しんみん)と倶(とも)に 拳拳服膺(けんけんふくよう ※)して 咸(みな)其(その)徳を一(いつ)にせんことを庶幾(こいねが)う
明治二十三年十月三十日
御名 御璽(ぎょめい ぎょじ)