仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

靴並べの指導はこのようにしていました

2017年02月01日 | 
 昨日は「履き物揃えで見えてくる」を書きました。

 では、自分はどのように履き物そろえの指導をしていたのか?思い出しながらまとめてみます。次の通り。

 (4月当初、次のように指導します。)



 人は道具を使う生き物です。実に多くの物を使って生活していますよね。

 その道具を上手に使える人は、勉強もできるようになるし、スポーツもできるようになります。気持ちよく、楽しく生活できるようになります。

 道具を上手に使えている人かどうかが、すぐに分かる場所があります。それはどこでしょう。毎日使う場所です。朝と夕方、昼休みも使うことが多いですね。そこはどこでしょう。

 そうです。靴箱です。靴箱の靴を並べるのは難しいですか?そうですよね。難しくはありません。

 ただ、その簡単な靴並べができる人は、ほかの道具の使い方も上手になる人です。

 逆に、靴並べすらできないような人は、ほかの道具を上手に使えるようにはなりません。

 では、今から靴箱に言って、靴の並べ方を学習しましょう。

(実際に靴箱に連れて行く。)

 自分の靴は綺麗に並んでいますか?(自己評価をさせる。)



 とっても綺麗に並んでいる靴、少し乱れている靴がありますね。

 ところで、靴は、靴箱の中に、どのようにして並べるのですか?

 そうですね。中央に、靴のかかとを靴箱の端に揃えて並べます。こうすると、靴が取り出しやすいです。綺麗です。(と言って綺麗に並んでいる靴を例として見せる。)

 では、自分の靴を綺麗に並べたいという人がいますよね。では、○人ずつ自分の靴を並べます。

 (全員並べ終わったら)

 靴を見てごらん、綺麗に並んでいますね。こんな風にいつも並べることができる人は、ほかの道具や物を上手に扱えるようになる人ですよ。


 こんな指導を4月の学級開きの初日、もしくは2日目までにしておく。後は、放課後かならず担任は靴箱を見てから帰るようにする。

 並んでいない靴があれば、担任がそっと綺麗に揃えてあげる。綺麗に並んでい気持ちよさを味わってほしいからである。

 あまりにも毎日並んでいなければ、翌朝伝える。「靴が並んでいなかったから並べたよ。今日から並べるようにしようね。」放課後帰る前にもう一度言う。「靴を並べようね。」

 並べていたら、翌朝褒める。もし並べていなければ、今度は担任と一緒に並べに行く。並べ方の練習をもう一度する。

 こんな指導を続ければ、2~3ヶ月もしないうちに、学級の靴箱は、綺麗に並んだ靴ばかりになる。

 
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