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不登校や引きこもりの子供や若者達のサポートをしている方の講演

2017年05月10日 | 家庭教育
 今晩は、市内小中学校合同の家庭教育学級があった。

 不登校や引きこもりの子供や若者達のサポートをしている方の講演もあった。

 その講演が素晴らしかった。約60分間の公演があっという間だった。

 体験に基づく話、具体的な話は迫力があった。そして、それらの体験から得た教訓がまとめになっており、分かりやすかった。

 例えば、講師の方がこれまで見てきた不登校では、次のような原因、要因があるそうだ。

 
 不登校になる原因、要因

1 ゲーム、ケータイ、パソコンに依存している。(モノがあり、時間制限もない。)

2 父親不在(子供が家庭の頂点になっている)

3 「宿題をしていなかったから学校に行かない」が不登校の始まりであることが多い。

4 孤立した家庭(親は周りに相談できる人がいない)

 


 ほかにもなるほどと感じる学びがたくさんあった。


 
 欧米では、国を挙げて不登校対策をしている。日本は遅れているそうである。

 欧米で、国を挙げて不登校対策をしている理由をきいて納得である。

 理由は「将来の納税者を確保するため」ということだった。




 現場は、机上の空論では対応しきれない。

 例えば、「褒めて伸ばしましょう」と言うが、その結果、自分は有能だと勘違いする子も育つ。

 例えば、「子供の気持ちを尊重しましょう」と言うが、その結果、わがままな子供が育っている家庭もある。 バランスが大事で、褒めるのも叱るのも大事。

 


 「引きこもりやニートになっている若者の9割近くが子供の頃不登校だった」そうである。

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