仕事の道楽化

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もっと人をホメろ!

2020年04月07日 | 修養
 人間だれしも、ほめられて嬉しくない者はいない。どんな人でも、どこかしらよいところがあったり、感心したりすることをやったりする。そんなときは、素直にホメてあげるのがいちばんだよ。

 まず外見から始まって、心や性格、仕事の内容や質といったところにも、ホメることは限りなくある。

 ホメるということは、相手の長所や成果をちゃんと評価し、認めて、それをきちんと相手に伝えることだ。相手をうれしがらせることだけが目的で、心にもないことを言うおべっかやお世辞とは根本的に違うと思うよ。

 ホメ言葉は重要なコミュニケーションだ、とオレは思っている。サラリーマンなら、上司からのホメ言葉、同僚からのホメ言葉、仕事先からのホメ言葉、家族からのホメ言葉、どんな形のものであれ、それは仕事向上へのよい肥料となって、本人の励みとなる。

 表現は悪いけど「豚もおだてりゃ木に登る」これが大事。本来、木に登れない豚が木に登ってしまうことからも分かるように、ホメられる事によるその効力はすごい。それくらいホメ言葉には人の潜在的なパワーを引き出す力があるものだ。

 そうそう、「優秀な上司というものは、部下にやる気を起こさせることに長けている」というようなことを聞いたことがある。人の欠点やミスを探し出すよりも、いいところを見つけてやること、けなすことよりも、ホメることのほうが断然大切なんだよなあ。



 以上、志村けん氏の言葉である。

 (「志村流」 マガジンハウス より引用)

 常識のある人だったのだろうし、実行もしていたからこそ、多くの芸人さんから慕われ、尊敬されていたのだろうと思う。

 「ほめる」という行動も意識も自分に足りないので、この文章を繰り返し読んで、少しでも志村氏に近づきたい。

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