第一子が生まれたとき、初めに感じたのが、「喜び」でした。
当然ですよね。我が子が生まれたのですから。遅くまで仕事をしていても、病院に通って我が子をだっこしていました。だっこするだけで喜びを感じました。
もう一つ感じたのが、「覚悟」です。
この子は、これから先、悪さをするかもしれない。いや自分の子だからするだろう。そんなときは、相手の保護者の家に行って、親子で謝ろう。私が謝っている姿を、子供に見せよう。
という覚悟をしました。土下座などの謝罪をする「覚悟」です。(こんな「覚悟」をする自分は、やはり変わっているでしょうか?
子供というのは、いろいろな失敗をするものです。(私は未だにいろいろ失敗しています。)
その失敗のうちでも、「人を傷つけた」とか、「人のものを取った、壊した」等の失敗もするかもしれません。
そういうとき、「きちんと謝罪をする親の姿を見せられるようになる」という覚悟を決めました。
できたら、そういう姿を見て、反省するような我が子に育てたいなあとも思いました。
これから先、「我が子が人のものを取った」という事実が発覚したら、「どんなふうに我が子を叱り、どんなふうに謝りに行くか」を考えました。
我が子をだっこしながら、そんなことを考えていました。
不思議なことに、そんな覚悟を決めたのに、土下座をする機会というのは、まだ今のところありません。もちろんその方がいいのですけれども、これからもあるかもしれません。
覚悟はこれからも持っていようと思います。
問題行動を起こす子供さんの親の中には、そういう「覚悟」を持たないまま子育てをしている人が結構いるような気がします。
問題行動が発覚してから、慌てる人が多いように見えます。
初めに覚悟を決めたら、いい意味で、開き直って子育てができるような気がします。
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