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お彼岸に墓参り

2020年03月21日 | 家庭教育
 今日はお彼岸ということで、墓参りに行った。

 しかも、ちょっと特別な墓参りである。

 墓石を作り直したということで、新しいお墓に、ご先祖の骨壺を入れていった。

 墓誌も新しくなった。

 (墓誌とは、お墓の横にある石板である。亡くなったご先祖の名前となくなった日付や年齢が書いてある)

 墓誌を見ると、1827年生まれの五代前のご先祖が、初めに書いてある。

 隣の鹿児島県から移住してきた人である。

 明治になる2年前のことである。

 父に尋ねると、3日間かけて、馬車でやってきたとのことだった。

 四代前のご先祖は、その時すでに生まれていた。

 四代前のご先祖は、その時4歳。馬に乗せた籠の中で座って移動である。

 3日間も籠に乗っていたので、ずっと籠の中で揺られていた。

 揺られているので、へりに頭をこすられ、血が出たそうである。

 結局その部分だけ、頭髪は生えてこなかったとのことである。

 移住後も、相当な苦労をしてきたらしい。

 今のように、機械はない。

 山や荒れ地を開墾して、田や畑を作った。水も引いた。

 木の切り株などもあっただろう。

 岩ももちろんあっただろう。

 山や荒れ地を、人力で開墾した昔の人の苦労は、想像できないくらい大変なモノだっただろう。



 そういえば、自分が小さい頃は、ひい爺ちゃんや爺ちゃんは元気だった。

 身の回りのモノは、縄でもわらじでも、いろいろ作っていたのを思い出す。

 大工仕事もうまかった。

 山に行って、山菜も採ったし、鳥や動物を捕まえるための仕掛け罠も作っていた。

 

 というような話を、自分も子供や孫(まだいないけど)に、語って聞かせてあげようと思う。

 そうやって、がんばって生きてきた人たちの子孫なんだよ。

 ということを語ることで、命がリレーされてきたことを感じてほしい。
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