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なぜこの3つの躾が重要か・・・子供から見た重要性 その3

2020年05月29日 | 出産・育児
躾シリーズ?第7弾

 世の中を生きていく上で、3つのつきあいがあると述べた。

 昨日と一昨日は、躾をすることが、1つめの「人とのつきあい」と2つめの「モノとのつきあい」の基礎を養うことになると述べた。


 今日は、「自分とのつきあい」である。

 ある意味、躾をすることの一番の意味は、この「自分とのつきあい」かもしれない。

「自分とのつきあい」というのは、自分を自分でコントロールできるということである。

挨拶、返事、履き物揃えをすることで、自分をコントロールできる子に育つ。


 自分のコントロールというのは、大きく分けて2つある。

 アクセルとブレーキである。

 成長していくというのは、「したいからするのではなくて、すべきだからする」ことができる人になることである。
 
 自分の心と体をコントロールできる人になることである。

 挨拶や返事をするというのは、アクセルを踏むということである。

 朝起きて、まだ体が本調子ではない。しかし、人に会ったら挨拶をしなければならない。

 どんな状況でも、「よし、挨拶をしよう。」というように、自分の心と体をコントロールすることにつながる。

 
 挨拶も返事も、時には面倒くさい気持ちになることがあるかもしれない。

 しかし、そういう気持ちに負けずに、挨拶や返事をすることで、心のアクセルを踏んで、行動できる子に育つ。


 履き物揃えや椅子を入れるというのは、ブレーキを踏むということにつながる。

 何も躾をしなければ、脱いだ履き物は揃えない。

 普通は、脱いだら、さっさと別の場所に行きたくなる。

 しかし、そこで、履き物揃えをすることで、心のブレーキをきかせることになる。

 揃えずに、別の場所に移動したい気持ちをこらえて、履き物揃えをするわけである。

 そういう子は、心のブレーキをきかせて、自分の行動をコントロールできる子である。


 このように、「なぜこの3つの躾が重要か?」を、子供から見た重要性で述べてきた。

 数回前のブログから書いてきているように、世の中を生きていく上で必要な「3つのつきあい」すべての基礎を養うことができるからである。

 1つめの、「人とのつきあい」

 2つめの、「モノとのつきあい」

 そして3つめの、「自分とのつきあい」

 躾を身に付けさせることで、これら3つのつきあい方の基礎を養える。

 幸せな人生を生きる力が付く。
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