今日の「お気に入り」は、向田和子さんの著書「向田邦子の遺言」を読んだときに書き留めたものです。
姉で作家の向田邦子さんの言葉
「安全だけど退屈な場所に一生いても、絵にならないものね」
和子さん、邦子さん、お二人の母上の言葉
「お父さんが残したものだったら、親が残したものを子供たちが平等に分けるというのは、それはそれでいいと思う。ただ、邦子は子供がいないのだから、残ったのはきょうだいだけだとしても、きょうだいのものをきょうだいが貰うのは本来の姿ではない。私が貰うものでもないし、邦子の意思を尊重すべきだ」
「親から貰って使うのは勝手だけど、きょうだいのものを貰おうなんて、とんでもない」
和子さんご自身の感想
「正式な遺言にしなかった、姉の計らいがあっぱれである。お金を手にしたら、持ちなれないのだから、人格が変わるおそれがあり、きょうだいに差があったりすれば、ギクシャクするかもしれない。お金は身の丈にあった、自分で得たものが幸せを呼びこめるように思えてならない。」
姉で作家の向田邦子さんの言葉
「安全だけど退屈な場所に一生いても、絵にならないものね」
和子さん、邦子さん、お二人の母上の言葉
「お父さんが残したものだったら、親が残したものを子供たちが平等に分けるというのは、それはそれでいいと思う。ただ、邦子は子供がいないのだから、残ったのはきょうだいだけだとしても、きょうだいのものをきょうだいが貰うのは本来の姿ではない。私が貰うものでもないし、邦子の意思を尊重すべきだ」
「親から貰って使うのは勝手だけど、きょうだいのものを貰おうなんて、とんでもない」
和子さんご自身の感想
「正式な遺言にしなかった、姉の計らいがあっぱれである。お金を手にしたら、持ちなれないのだから、人格が変わるおそれがあり、きょうだいに差があったりすれば、ギクシャクするかもしれない。お金は身の丈にあった、自分で得たものが幸せを呼びこめるように思えてならない。」