昨日は伊勢神宮の宮域林で森づくりの研修を受講しました。
伊勢神宮の宮域林は式年遷宮がはじまった頃は遷宮に必要なヒノキの伐採が行われたのと、江戸時代の、お伊勢参りに訪れる人の薪炭用に伐採されたことから資源が枯渇していたのを大正時代に式年遷宮用のヒノキを生産することを目的としてヒノキの植林されています。
昨年行われた式年遷宮で使われたヒノキは岐阜、長野の国有林で伐採された木曽ヒノキに加え、実に780年ぶりに宮域林で伐採されたヒノキが使われたことが話題となりました。
先日、案内していただいたところは87年生のヒノキ林分で宮域林での森林管理について学んだのでした。
管理手法の概略を説明すると伐期は200年で胸高直径が1mのヒノキを生産することを目標としているとのことです。
最終的に伐採される時はヘクタールあたり100本とし繰り返し間伐をしていくというもの。
ただ闇雲に管理していたのでは遷宮材の生産が行えないことから30年生ぐらいの時に目標である胸高直径1mまでいち早く生長しそうな桧を第一候補木とし2重線を、第2候補木を一重線でペンキで書いて育てるという手法です。
色々と問題もあるようですが、目標にむかって管理されている森は見事だったし、管理の考え方や手法について知ることができ有意義な研修となったのでした。(管理人)
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ただ闇雲に管理していたのでは遷宮材の生産が行えないことから30年生ぐらいの時に目標である胸高直径1mまでいち早く生長しそうな桧を第一候補木とし2重線を、第2候補木を一重線でペンキで書いて育てるという手法です。
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