高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石鹸屋だより 11月18日記

2018-01-02 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。

アルカリ粉石けんとリサイクル・マルセル石鹸、台所固型石鹸の見直しをしました。

アルカリ粉石けんはセスキ炭酸ナトリウム(炭酸ナトリウム+重曹)を使って
ほかの助剤を混ぜ 石けん分を減らした粉石けんでしたが、
ほかの助剤を入れなくても、石けんを増やした製品と比べ あまり変わりがなかったので
JISの規格に沿って石けん分50%以上にしました。


リサイクル・マルセル石鹸は、いろんなことに使って欲しく 
洗濯固形・浴用・台所などと思って作った商品ですが、
やはりアルカリ分が薄いため 洗濯や台所へは向かないとわかり表示を替え、
リサイクル・マルセル石鹸としました。それで洗濯固形石鹸も復活しました。
マルセル石鹸に珪酸塩を混ぜ作っています。


台所固型石鹸は、ヒット製品です。
当初より評判が良く石鹸の欠点であるヌルヌル感よりも
安全で洗浄力の良さで見直す必要はないと思っていましたが、
こところ石鹸離れが起こり、各石鹸の使用の伸びも悪く台所固型石鹸もそうでした。
新しく多くの人に使って貰うため、石けんのヌルヌルを除くことを考え、
研磨剤(珪藻土)を少々入れることで解決したと思っています。
又炭酸塩も珪酸塩に変えました。


すべて来年になろうかと思っていますが、試作品はもうできていて、
従来のものがなくなればこれらを出荷する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年1月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする