新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の冬は、いつもより寒いと言っていたら、「昔の寒さを思い出す」と年配の方の声、
「昔はよく田んぼに氷が張り、霜柱も立って、それを踏みながら学校に行ったもの」。
そう言われて、当時のことを思い出しました。手や足にしもやけが出来たり、火鉢や
練炭のある暮らしも。
先日、ゴトゴトシネマでドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい村」を観ました。
遙かにヒマラヤの高山が望まれる山の急斜面に、広がるだんだん畑と、そこにへばり
つくように重なる家々の屋根。その下ではじけるような子どもたちの笑顔と歌声と
踊りに魅了されました。今の私たちが失った暮らし、家族、地域の人々のつながりが
そこにはありました。どうしたら私たちの今の日々の暮らしに、そんな笑顔と歌と
踊りが取り戻せるのでしょうか。少し前に観た沖縄の「標的の島~風かたか~」にも、
同じ思いを抱きました。
今となっては取り戻せないものも沢山ありますが、「土といのち」の仲間と一緒に、
ひとつでも自然とともにある“暮らし”を取り戻すいろんな試みができればいいですね。
今年はそんな一年にしたいとも思います。
(運営委員長 丸井美恵子)
今年の冬は、いつもより寒いと言っていたら、「昔の寒さを思い出す」と年配の方の声、
「昔はよく田んぼに氷が張り、霜柱も立って、それを踏みながら学校に行ったもの」。
そう言われて、当時のことを思い出しました。手や足にしもやけが出来たり、火鉢や
練炭のある暮らしも。
先日、ゴトゴトシネマでドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい村」を観ました。
遙かにヒマラヤの高山が望まれる山の急斜面に、広がるだんだん畑と、そこにへばり
つくように重なる家々の屋根。その下ではじけるような子どもたちの笑顔と歌声と
踊りに魅了されました。今の私たちが失った暮らし、家族、地域の人々のつながりが
そこにはありました。どうしたら私たちの今の日々の暮らしに、そんな笑顔と歌と
踊りが取り戻せるのでしょうか。少し前に観た沖縄の「標的の島~風かたか~」にも、
同じ思いを抱きました。
今となっては取り戻せないものも沢山ありますが、「土といのち」の仲間と一緒に、
ひとつでも自然とともにある“暮らし”を取り戻すいろんな試みができればいいですね。
今年はそんな一年にしたいとも思います。
(運営委員長 丸井美恵子)
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年2月号より転載しました。