高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

新春企画 ~10年後、何をしているとおもいますか? または何をしていたいですか? その4

2018-01-30 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

「10年先の生き方について」

皆様「仙道」という言葉を知っていますか? 仙道は中国で何千年も昔より
受けつがれてきたもので、日本にいつ頃から入ってきたかはわかりませんが、
私が30数年前に仙道を知ってから、今までずっと、その教えを続けてきました。

紙面の都合上、詳しくは説明できませんが、その教えは「不老不死」と
五欲(地位・名誉・財産・食欲・性欲)をできるだけ少なくする事と、
毎日20-30分以上、ヨガに似た「導引法」を行なう事です。他にもたくさんの教えはあります。

私の師匠は今年92才になりますが、まだまだ元気で弟子達に教えて
仕事もばりばり行なっています。目標は125才まで頑張る事で、
自分の事は自分で行っています。弟子の私も師匠がかかげている年齢まで
行なうと100才位の目標まで努力をしようと思っています。その間、有機農業は
続けてゆくつもりです。10年先には肉体的には弱ってゆくとは思いますが、
目標を持ってやれば、そんなにむつかしい事とは思いません。

これから先の天候や日本の進む道がどんなになるかわかりませんが、
皆様の中でも「仙道」に興味のある方は、問い合わせを私の方にして下さい。
どこで教えているか連絡はとります。

土佐市 井上睦子です。

10年後に何をしていたいかについて書こうと思います。
かなうなら元気でみかんづくりをしていたいです。
仕事はほどほどにして、穏やかに暮らせる事を願っています。

最近、高知新聞「あけぼの」に、92才農婦の方が投稿されていました。
畑で仕事中、下段にこけて入院された時、ねたきりになるのではと落ち込みつつも
「何よこのくらい、絶対治って元の体になる」と自分にハッパをかけれらたそうです。
「すごい」「えらい」と思いました。
退院されて少しずつ農作業をされているそうです。
この方のパワーを私も分けてもらい、
10年は長いですが自分をふるいたたせ頑張ってみたいと思います。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年2月号より転載しました。

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