高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

新春企画 ~10年後、何をしているとおもいますか? または何をしていたいですか? その2

2018-01-26 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

「10年後の風景」
10年後・・・夫とともに高知と岡山の両方で野菜作りをしているだろう。
農園の形はもしかして変化しているかもしれないが、土地を管理し、
守り育てていくことはきっとやめてないと思う。
豊かな自然の恩恵を受けるには自明のことだが責任も伴う。
いい里山の風景はその地域に住む人々の地道な営みの積み重ねでできている。
元気にご機嫌で畑で過ごそう。そして、一歩一歩できるだけのことをやっていこう。
自分が感じた生命の不思議と感動を野菜を通して伝えることを続けよう。
自然を読み説くパズルは複雑で難しいけれど、魅惑的で面白い。
今もそうだが、10年後も共感できる仲間と集って楽しくやっているんだろうなあ〜。

南国市 斉藤牧場の斉藤佳洋です。

10年後というと私も還暦を迎えてます。
子供たちもほぼ成人ですね。
ご存知の通り山地酪農は簡単に事業拡大できません。
1haに2頭までという制限があるからです。
まず放牧場にする土地がないと頭数を増やせません。
私個人としては今の牧場をより完成度の高いものに仕上げていきたいです。
ただ子供たちが今の牧場をより多方面に拡張させていきたいというのであれば、
観光牧場、農家レストラン、ソフトクリームなどの加工品の製造などに挑戦してみたいですね。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年2月号より転載しました。

コメント
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