雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

ジャズ

2020-05-18 | 音楽
近所の河川では何でしょうか、河川の反乱防止なのか?生態系を豊かにするためなのか、河川をキレイにするためなのか、ブロックを川に入れる作業をしています。
自宅にいるとちょいちょいうるさいのですが、川をキレイにしてくれて、子どもたちが泳いでも問題ないような川にしてくれるならいくらでもやっておくれ。
金が余ったからなんとなく河川の氾濫防止工事してみましたってんならやめとくれ。

さて最近聴いている日本人アルバムでもちょっと異色のドレースコーズの昨年のアルバム『ジャズ』を結構聴いています。


 
1. でっどえんど
2. ニューエラ
3. エリ・エリ・レマ・サバクタニ
4. チルってる
5. カーゴカルト
6. 銃・病原菌・鉄
7. もろびとほろびて
8. わらの犬
9. プロメテウスのばか
10. Bon Voyage(ドラマ「やじ×きた」主題歌)
11. クレイドル・ソング
12. 人間とジャズ

良いです。
ジャズを堅苦しく捉えず、日本で言えばチンドン屋や場末のバーで流れてているような野良音楽。
ドレスコーズはメンバーが色々変わりながら、メインは志摩遼平がやってるバンドです。
今回はスカパラからギターの加藤とドラムスの欣ちゃんが参加しています。
この二人を呼んだのもよく分かる。
志摩は前に三文オペラの舞台の監修もしたそうな。
多分ワタシの思うに「三文オペラ」に触れた才能ある音楽家は高尚な音楽を志すのではなく、むしろ反対で音楽はどこまで楽しんでもらえるのか、それを思いつかなければならなくなるんだと思う。

いぜん紹介したけど『うたのかたち』でも三文オペラ歌ってて、こっちのほうが心をえぐった表現ではあるのですが、土台は一緒ですね。

 



Jazzの謂れはいくつかあって、そのうちの一つは「雑多な」とか「猥雑な」とかの意味合いがあります。
ずーっとそこから動かず、社会に文句言ってたり、卑猥な言葉で挑発するのもいいけど、すっとやられるとぶっちゃけ飽きる。
時々ぼやくことで、おしゃれなミュージックで鼻高々の高尚ジャズ野郎の鼻を叩き折ってやれば良い。

だからこういう作品は大事に聴いて、ちょっと笑う。


ジャズ
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