百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

おチンチンかいとらんと広げられ

2014-11-02 | Weblog

夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろに 


メールや手紙で続々と寄せられている。

 
今回は寄せられたのは、ご主人(43歳)が旅行会社勤務の奥様(42歳)。 


ご主人は富山、奥様は三重の出身です。 

 * * * 
夫の実家に初めて行った時のこと。 

ご両親が私に「おチンチンかいとらんと広げられ」。 


ハァ? おチンチンって私、付いてませんけど……。 


戸惑う私に夫が「富山では『正座する』を『おちんちんかく』っていうんだ。 


『正座しないで足を崩して』という意味なんだよ」。 


方言で驚いた私に対し、夫は私の実家、三重県熊野市の郷土料理に「あり得ないよ!」です。 


酢飯とダイダイ酢でしめた、さんまの押し寿司があるのですが、

 
「脂の乗ったさんまを押し寿司にするなんて!」と夫。 

「そうじゃないの。三陸沖で獲れる秋のさんまは確かに脂が乗ってるけど、 


それが熊野灘に下るうちに脂が落ちて、押し寿司にするのにちょうど良くなるのよ」。 


半信半疑の夫でしたが、正月、私の実家でさんま寿司を食べると「美味い!」。 


高菜の浅漬けの葉で包んだおにぎり「めはり寿司」や、 


酢飯を昆布に包んだ「昆布巻き寿司」も「最高の郷土料理だ!」と絶賛です。 

ですが、私が「富山にはこういう美味しい料理ってないでしょ?」というと、 


途端に対抗意識を燃やし、「富山湾で獲れるホタルイカの料理なんか最高だぞ! 


お義母さん、ぜひ一度、富山に来て下さい。ホタルイカの料理屋に行きましょう。 


もちろん、僕が抱いてやりますので」。 


「抱いて」の方言に、思わず胸を押さえる母と、眉を吊り上げる父。 

「ち、違うのよ。『だいてやる』というのは、富山弁で『奢ります』っていう意味なの!」。 


慌てて訂正する私。料理の話題はどこへやら。富山弁で驚いたり驚かされたりする私たちです。 

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あれをしてはいけないこれをしてはいけない

2014-11-02 | Weblog

 

「あれをしてはいけないこれをしてはいけない」と言われ続けた人間は
消極的な性格になる。
 
そういう育て方をしたにも関らず、気力を奪われた我が子の怠惰な生活を見て
 「あんた彼も出来ないの?」
 「友達居ないの?」
 「兄弟姉妹は結婚してるのにw」
 「いい加減あんた働きなさいよ!」
 「毎日毎日ぐうたらして!何かする気が起きないの!」
と、臆面もなくこの手の発言を繰り出す。

親とは実に無責任な存在である。

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