「そんな声、どこから出してるの?」と思うほど甲高い子どもの“キーキー”声。1~3歳の頃に、急に始まることが多いようです。「パパじゃなくて、ママがだっこして!」「お水じゃなくて、牛乳が飲みたいの!」といった、伝えたいことは、そんなちょっとした要求。
だけど、まだうまく言葉が話せない子どもたちは、どうにかして親に伝えたくて、キーキー声で訴えているわけですね。
そんな要求を訴える時のキーキー声は、「なにかしてほしいのかな?」と原因が分かるのですが、そうじゃない時でもキーキー声を出している……なんていうことがあったら、ちょっと心配ですね。
今回は、食事の影響による子どもの“過剰行動”についてご紹介します。
■原因は「低血糖」かも!?
子どもで、低血糖がどのようにして起きるのでしょうか?
たとえば、毎日、ジュースやお菓子など、糖分の多い食べ物ばかりだと、血糖値がグンと上がりますよね。その急激に上がった血糖値を下げようとインシュリンが過剰に分泌されると今度は血糖値がグンと下がり低血糖状態になることがあります。
低血糖になると、脳の抑制命令がきかなくなるので、急に金切り声を上げたり、興奮したり、暴れたり……など、過剰な行動が見られるように。
「たしかに甘いおやつはあげるけど、そんなにあげているかしら?」と思うママもいらっしゃると思いますが、幼児の砂糖の1日の推奨摂取量は“約10~15”g。イチゴジャム大さじ1ぐらいです。結構少なくないですか?
ご飯の時間に調味料として砂糖が入っているおかずも食すので、おやつにクッキーやアイスなどを食べたら、あっという間にオーバーしてしまいます。
■「キーキーを抑える」食事の工夫3つ
(1)砂糖が入っていないおやつを開拓!
先述のとおり、目安は“イチゴジャム大さじ1”。目に見えにくいですが、3度の食事にも砂糖は入っています。なるべくおやつは、おにぎりや蒸かしイモ、フルーツ、おせんべいなど、砂糖が使われていないものを選んで。
(2)カルシウムの多い食材を取り入れて
特に海産物はオススメ。カルシウムの他、カリウム・マグネシウムも豊富です。ミネラルをバランスよく摂ることは、突発的な行動を防ぐことにもつながります。
(3)リン酸(塩)を含む食品をなるべく避ける
たとえば、ハム・ソーセージなどには、弾力性をだしたり、歯ごたえを良くするために『リン酸(塩)』が添加物として使用されていることが多く、プリンなどにも味にまるみをつけたり、色を保つために使用されている場合も。
リン酸(塩)は、カルシウムの吸収を阻害する側面があるため、すべてを避けるのは難しいかもしれませんが心掛けるだけでだいぶ違うので、買い物するときはチェックしてみて。
言葉がちゃんと話せるようになる4~5歳になると、多くの子が、キーキー声を出さなくなります。でももし、手がつけられないほどのキーキー声でお悩みでしたら、白砂糖を控えるよう心掛けてみてもいいかもしれませんね。
早い子だと1週間でその変化を感じられるとか。食生活の面から見ても、非常に良いことなので、一度試してみては?
【子供のキーキー声は実は食べ物のせいかもしれない!?】
躾の問題とされていることが実は食生活からきているかもしれません。ジュースや甘いお菓子を与えすぎると低血糖症になり脳の抑制がきかなくなるそうです。
■原因は「低血糖」かも!?
子どもで、低血糖がどのようにして起きるのでしょうか?
たとえば、毎日、ジュースやお菓子など、糖分の多い食べ物ばかりだと、血糖値がグンと上がりますよね。その急激に上がった血糖値を下げようとインシュリンが過剰に分泌されると今度は血糖値がグンと下がり低血糖状態になることがあります。
低血糖になると、脳の抑制命令がきかなくなるので、急に金切り声を上げたり、興奮したり、暴れたり……など、過剰な行動が見られるように。