白身魚のアクアパッツァ
2017年5月12日
イタリアの魚介料理、アクアパッツァを昆布だしであっさり仕上げます。作り方は簡単。魚料理のレパートリーにぜひ加えたい一品です。
皮目のみをしっかり焼き、あとはふたをして蒸すだけ。皮は香ばしく、身はふっくら。シンプルですが、たっぷりの薬味で魚のおいしさが引き立ちます。
仕上げにオリーブ油をふると、コクが増し、メインのしゃれたひと皿に。おもてなしにもどうぞ。
<主な材料>(2人分)
▽白身魚(タイ、タラ、金目ダイなど)2切れ▽塩・コショウ各少々▽酒大さじ2▽A(ショウガのせん切り1片分、昆布だし150CC(※)、薄口しょうゆ小さじ2)▽ミニトマト6個▽長ネギ1/2本▽ミツバ1束▽オリーブ油・レモン適宜
<作り方>
(1)魚に塩・コショウをふる。ネギは4センチ長さに切り、芯を除いてせん切りにして水にさらす。ミツバは3センチ長さに切る。
(2)フライパンにオリーブ油を熱し、魚を皮目から入れ、ヘラなどでおさえながら強火で焼く。酒を加えて煮立て、Aとミニトマトを加えてふたをして中火で3分蒸す。
(3)器に盛り、(1)の白髪ネギとミツバをのせ、くし形のレモンを添える。
※5センチ角の昆布を分量の水に漬けて30分ほどおく。
[1人前217キロカロリー、塩分2.3グラム]
■レシピ提供
河村みち子(かわむら・みちこ)料理研究家 神奈川県生まれ、慶応義塾大学卒業。勤務先の代理店でレシピ開発に関わったことがきっかけで、料理の世界に入る。20年以上続ける料理教室は、作りやすく幅広い料理に長年、通い続ける生徒が多い。「健康で幸せな食卓作りのお手伝いができれば」。著書に「オリーブオイルマジック」(文化出版局)、「定番の味 たどりついた究極レシピ」、(講談社)「あえものサラダ」(東京書籍)など。