秋月に唯一残っている手持ち大筒の初打ちを撮りに行く。長野の知り合いと呼子で食事会をする妻を駅に送ってその足で秋月に向かう。明治初めには10くらいの流派があったらしいが今は林流のみとか。年に4回秋月城址、秋月中学裏の梅林公園で行われる。成人式とあわせて今日初打ちが行われる。駐車場に車を300円也でとめて参道を歩いていると前に同好の士、声をかけて場所を聞いたり撮影ポイントを聞く。9時40分ごろだったがこの時間では三脚を立てるところはありませんよというわけ。トイレをすませ行ってみるとずらり三脚の列。
10時半、保存会の皆さんがやってくる。準備に30分くらい。しんしんと冷えてくる。この大筒は長さ1M、重量30Kg、一人で抱えて打てる火縄銃の限度らしい。城門を破壊すべく使ったらしい。11時前、一列に整列、挨拶ののち始まる。一人目が打つ、轟音、すごい音、そして煙がわっと立ち上る。2~3回来ている人いわく、シャッタースピードは60分の1から30分の1、煙と筒先から出る火炎をとるためらしい。しかし打ち手が反動で後ろにぶれるのではとおもったがトライアル。
最初2人で、あと1人づつ3人、最後に5人で連続射撃だった。とにかくなんとか見れそうなのは上の写真のみ。「最初に最良なし」とは言うけれどなかなか難しいね。次は春の桜のシーズンらしい。再チャレンジしよう。純木造の秋月中学校、めずらしい建物らしい
身体が冷え切った。下の通りの食事どころでぜんざいをオーダー。親切そうな爺さんがホールの担当、秋月のこといろいろ教えてくれる。15分くらいでその爺さんがぜんざいを持ってきた。やめときゃよかったのに上の写真を爺さんに魅せようとしたらぜんざいがトレイから滑り落ち、テーブルの上へ。おいていた別のカメラが被害。なんということ。爺さんをどやしてもしかたない、己の性格からでた不始末とあきらめる。今年はおみくじは小吉だったがチョンボは今日で3回目。気をつけなくっちゃね・・・。冷えびえとして客もまばらな秋月を後にして帰路につく。大筒以外これという被写体発見できず。成人式の晴れ着姿の女性とも会えずじまい。どこで成人式をやるのかノンチェックであった。だめですね・・・・・
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