そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集〈河4 〉#7.1111-7.1115

2010年04月17日 |  / 万葉集
4/17
「古もかく聞きつつや偲ひけむこの布留川の清き瀬の音を(#7.1111)」
「昔からこんな音かと思いたりこの布留川の清き川音を()」
「葉根蘰ハネカヅラ今する妹をうら若みいざ率川イザガワの音の清けさ(#7.1112)」
「はねかずらつけてる娘初々しさあと誘いし川音は清し()」
「この小川霧たなびけり落ち激タギつ走井ハシイの上に言挙げせねども(#7.1113)」
「この小川霧がたなびく滝の上特に呪文も言わないけれど()」
「吾が紐を妹が手もちて結八川ユフヤガワまた還り見む万代までに(#7.1114)」
「わが紐を妻が手にとり結八川また還り見よう時が経っても()」
「妹が紐結八河内ユフヤカワチを古の人さへ見つつここを偲ひき(#7.1115)」
「妻が紐結うや河内を昔人いいしところとここを思いき()」
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