家紋好きなワタシの、
三つ巴の話。
琉球国王、尚家の家紋はどちらでしょう?
答えは、
「左三つ巴」
でも、
これって右まわりじゃーん!!
って思う方も多いかと。
この巴紋の回転方向については諸説あるようですが、
「右」か「左」かの方向については、
「巴」を「おたまじゃくし」に例えると、しっぽの方向で決まります。
…って読んでても、
いまいちピンと来なかった三つ巴紋の回転方向。
(と、それに伴う名称)
でも、
「家紋を探る―遊び心と和のデザイン」
(森本景一著/平凡社新書)
に書かれているある説を読んでからは
すっきり!!迷うことはなくなりました
それは、なぜしっぽの向きで「右」「左」を決定したのか、
という一仮説にありました。
昔の人はもちろん筆が筆記用具ですね。
で、もちろん家紋を描く職人さんも
筆を利用したでしょう。
筆で巴を描くとすると、あなたはどこからどう描きますか?
頭の部分を丸く書いて塗りつぶし、
そこから筆をすっと走らせてしっぽを描くのでは。
こんな風に。
しっぽから描いて、頭をかく人は…あまりいないはず。
この筆運びこそが「右」「左」の方向定義になったのでは、
というもの。
↑の図の場合だと、
三つ並べるとしっぽが左回転(向き)になるので左三つ巴。
もちろん、他にも様々な説・論争があるようですが
この説が1番分かりやすくて腑に落ちましたよ。
このしっぽの回転方向だと右三つ巴ですね。
(三つ並べるとしっぽの回転方向が右)
琉球国王尚家は「左三つ巴」。
右じゃないよ。
しかし、謎多き尚家の家紋「左三つ巴」…。
まだまだ探求は続く。
http://blog.goo.ne.jp/wa_gocoro/e/168cfdb9992d2e8cacd187c9c000ee85
http://blog.goo.ne.jp/wa_gocoro/e/879a189e689e5e61f0a39ae8a8e9d1c6
(「尚家家紋 左三つ巴を考える」の記事)
そろそろ、自分を「家紋」モード(=シゴトモード)にシフトしないといけません
今日出勤中、前を走ってたタクシーの後ろのガラスに
尚巴志公演のPRがどーんと貼られててしかんだ(笑)
このタクシー会社、スポンサー?
それとも保護者?( ´艸`)