ワタシが最近気になるヒト(笑)、
夏居数。
俗称、「鬼大城(うにうふぐしく)」
名乗りは、けんゆう。
その、「けんゆう」の漢字表記について。
前記事でJhon Doeさんからご指摘いただきました。
これまでワタシはずっと「賢勇」と変換してましたが、
本来は「賢雄」とのこと!
さっそく、調べました!
むむっ!?
↑鬼大城のお墓の前の石碑。「夏氏大宗墓」とある。
「賢勇」、「賢雄」、
両方、ある!!
門中辞典では「賢雄」
小説・百十踏揚も「賢雄」
琉球・沖縄史も「賢雄」
第一尚氏物語も「賢雄」
他、いろいろ。
でも、
鬼大城のお墓の案内板は「賢勇」
肝高の阿麻和利も「賢勇」
勝連城跡の案内板も「賢勇」
琉球王国ぶらぶらぁ散歩も「賢勇」
他、いろいろ。
じゃあ、正史だ!
って、家で中山世譜を調べてみたら
「鬼大城」の表記オンリーでした(笑)
ちなみに、お墓の石碑↓(案内板じゃなくて)も鬼大城のみ。
(名乗りの「けんゆう」は後世に、子孫が追称したものらしいです)
↓1番左端の上に鬼大城越来親方 云々ってあります。
「夏氏(姓)大宗由来記」とかではどうなのかな?
「賢雄」なのかな?
それとも「鬼大城」オンリーかな?
ご指摘いただいたJhon Doeさんによると、
「賢勇」は誤植で、
それをそのまま引用したため広がった、とのこと。
確かに、色々調べてみて総合すると、
「賢雄」表記が有力のような感じもするかな?
…というわけで、
これからこのブログでの表記も
「大城賢雄」に改めます!
今までのぶんは目ぇつぶってください
でも、思い込みってすごいですね~。
「賢雄」「賢勇」、どの表記も見てたはずなのに、
全く気にしてなかったです…。
(「賢勇」で変換登録してたっていうのもあるかも?)
ちなみに、これは以前も書きましたが、
阿麻和利も、正史では阿摩和利です。
(墓標の表記もこれ)
でも今では阿麻和利が一般的なので、
阿麻和利は阿麻和利でいかせてもらいます。
写真は以前撮った大城賢雄のお墓IN知花グスクです。
(こっちやこっちにも)
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