アクリルでガシガシと落書きした北山王・攀安知。
ちなみに、ベニヤ板です。
「北山の風~今帰仁城風雲録~」を見てから、
北山の歴史とか攀安知像についてちょっと興味湧いて、
いくつか調べてみますと、
攀安知って、
正史でも評価が分かれているんですね
琉球王府編纂の正史は主に3冊あります。
「中山世鑑」(1650年)
「中山世譜」(1701年)
「球陽」(1745年)
そのつど加筆・修正されたりして
編纂されてきたのですね。
現在の一般的な攀安知のイメージといえば、
粗野で乱暴者でめちゃくちゃ強くてワンマンで、
武力で北山地域を圧政していた、
というようなもの。
このようなイメージは「中山世譜」や「球陽」からのものと思われ、
この二史は攀安知について罵倒し、
その淫逆無道ぶりを書き綴っています。
しかし、最初に書かれた「中山世鑑」
これに描かれている攀安知像はちょっと違います。
武力の剛者としては同じものの、
攀安知に対する罵倒はなく、むしろ武将として敬意を払ったような文体。
中山軍(尚巴志軍)に攻め入られ、最後の抵抗をする際には
豪華な源平武者の装いをさせ、
北山の意地を見せた堂々たる王の姿が描かれています。
もちろん、正史は200年後、300年後に書かれたものなので
三史とも脚色や誇張などはあると思いますが、
このような攀安知像もある、というのは面白いですね。
ちなみに、中山世鑑には、
有名な本部平原の裏切りについてはないんですね~。
というわけで、単なる悪者ではなく、
荒々しくも北山武将と勇猛風…な攀安知を描いてみたのでゴザイマス。
(なぜか北山武将を描くときは上半身裸になっちゃうわ(笑))
*参考文献*
「新 琉球王統史2 察度王/南山と北山」(与並岳生著/新星出版)
「蔡鐸本 中山世譜」(原田禹雄訳注/榕樹書林)
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青空なのはいいですが……
暑いです。
絶対日焼けする日差しです。
なので、部屋を大掃除中。
たまった手ぬぐいも洗って、干して、たたんで。
そして山積みの書類とか冊子とか本とか本とか本とか…
を整理整頓!
ショクギョウ柄、紙類と本が多い!!!!
あきらかに容量オーバー…。
(処分する方ですが、捨てられない本が増えてきました…)
そして、部屋に置いてた観葉植物が全部ダメになってしまったので
(なぜかショクバのもダメになっちゃいました…気候のせい?結構長生きしてたのに…)
新しい観葉植物、買いに行こうかな~。
暑くて夏日和なので、お昼はカフェ…じゃなくて
家で冷やしそうめん。
カメラ女子風(笑)
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ここのところずっと雨模様で蒸し暑かった沖縄に、
久々に青空が戻ってきました
気持ちのいい青空です
今日・明日は久々に舞台やイベントの予定のない土日。
本当は、今日に「護佐丸・阿麻和利ツアー」参加予定してたんだけど、
10月の、あまりの平田舞台ラッシュに、9月に移動したのです。
護佐丸・阿麻和利ツアーも今日が最終日。
晴れてよかったですね~☆
さて、せっかくの青空。
どこか近場へカメラ散歩などしたいけれど…。
(史跡以外で(笑)。花とかカフェとかさ。カメラ女子らしいヤツもそろそろ撮りたいかもよ?)
でも溜まった掃除と課題などをせねばならぬかな…?
最近、尚巴志づいてたので
久々の阿麻和利君。
※最初左向きで描いていたのを完成してから画像反転させたので着物の袷が逆です…
前のがアンニュイだったので、
今回ははつらつバージョン
阿麻和利君は、はつらつなのがいい。
(最初に作った紅型もアンニュイなんだよなー。色はカラフルなんだけども)
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