老舗の日帰り温泉視察「健康温泉桃太郎」が今春閉店されてました。自分は8月に風呂入りに行った時に閉まってるのを見て知ったのですが3月から開いてなかったらしい。
健康温泉「桃太郎」の運営会社が破産 最盛期は売上高1億3000万円も2023年3月には事業停止… | ATV NEWS│青森のニュース│ATV青森テレビ
コロナ禍の利用客減少や燃料費の高騰など逆風が凄かったですかね、閉店は残念です。
桃太郎に最後に行ったのは21年のこの時だったかな(クリックで過去記事へ)
朝6時頃から開いてたり、あとやたらと高い湯温設定と座高キングの自分でも首までどっぷりと浸かれる湯船の深さとか通好みで大好きなお風呂屋さんでした。源泉かけ流しの天然温泉で昔は200円位でしたっけ。最近は350円位だっけ?に上がってましたが正直それでも安い。
イマドキ固定式で使い方にコツの要るシャワーとかそんな部分が若者を取り込めなかったのかもしれぬ?(シャンプーリンスが無いのはこのエリアでは当たり前なので支障なし)考えてみたら年寄りと小学生以下の子供しかいなかったかも。
ってか【併設された食堂で提供された「桃太郎ラーメン」】ってあそこ食堂あったっけ?しまった食べとけばよかったな。(←だからつぶれんだよw)
さてラーメンは青森市で朝ラーを頂いておりました。
「魚だしらーめん あづま」に初訪です。こちら店主が”だしソムリエ”有資格者との事で出汁にこだわったラーメンが頂けるとの事。しかも何故かフグ取扱店でフグのラーメンもあるらしい?
朝9:30頃に伺いましたら丁度一段落した時間帯だったのか先客1組のみでするっと入店出来ました。
7~11時まで朝ラータイムですが朝でも全メニューから注文OK。ふぐのラーメンも有りましたが普通のスープも見てみたいので今日はこちらをオーダーです。
麺は選べますが初めてなのでまずはデフォルトの極太ストレートのままで注文。
さて早速のスープですが”こってり”という事で豚の背脂が大小乱切りでスープ表層に浮かべられてコクをプラス。動物系は豚脂が主体と思われますが強さは無く言うほどこってりでも無い印象です。
醤油ダレは配合控えめで塩気もかなり控えめ。そして魚粉が浮かび煮干しの香りをフワッと立たせて割と強い酸味を伴うニボニボ感を漂わせてくれています。
麺は平打ちの太麺できしめんっぽいカットの物。全粒粉で香りも良いですがやや柔らかめで少し蕎麦っぽい嚙み心地になってます。食感もやや単調なのでこちらのスープなら縮れ麺の方が合うかもしれません。
チャーシューは薄切りながら大判のロース肉で2枚乗っかり食べ応え十分。ネギ多めの他に赤タマネギとレモン一片が乗り爽やかな風味をプラス。太メンマに半玉子と入ってこの値段ならコスパ良し。
フグの出汁と醤油ダレで炊かれたご飯。フグのほぐし身もガッツリと入っていて50円ってどう考えても安いです。先着順で無くなっちゃうって話でしたが朝来れば大丈夫そうです。夜は無くなってるかも。
出汁に自信あるようで結構シンプルな味付けになっていて鮮魚系のクセがやや出てて食べやすさはあまり考慮されていないバランスかも。最初はストレートで頂き、2杯目からは鮭とか鰹とか各種ふりかけでお好みの味を見つけるのが良さそう。
個人的にはニンジンとか甘めの野菜を細切れで入れてもう少し甘く炊きたいところですが(←素人考え)それしたら50円では出てこないか(笑)
こちらスープがあっさり+半玉子付き+セルフふぐ飯(先着順)サービスとの事でかなりお得な構成になってます。
朝ラーは麺が選べず細ストレート麺のみ。その代わり?ふぐ飯が無料で付いてきます。
早速のスープですが”油浮きゼロ”って久しぶりに見ました。基本的にはこってり煮干しから背脂と豚脂を抜いたスープのようで魚粉の浮きも無くストイックな醤油色が美しい。
魚介系は煮干し主体のようでやはり酸味が強くて好き嫌いが分かれそう。昆布系も効いててあと味が少し複雑でフグの鮮魚系の出汁も入っているような気がします。明らかに津軽中華とは異なるユニークな解釈のあっさり煮干しスープ印象です。
さて「魚だしらーめん あづま」ですが間違いなく無化調で取られたスープ組み立てでした。出汁ソムリエの店主のこだわりが感じられるオリジナルなスープとコスパ満点「ふぐ飯」狙いなら朝の来店がオススメ。自分は・・・朝から頼める「ふぐ晩酌セット」が良いかなw
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