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映画「家族の庭」:会話が一段落した後に訪れる気まずい沈黙を堪能する

何もそんなことまで言わなくても良いのに,とか,いい年して感情と表情がダイレクトにつながり過ぎ,とか,観ていて痛々しくなるような会話場面が全編にてんこ盛り。普通なら爽やかさとは縁遠い感想しか浮かんでこないような作品なのに,悲惨さで塗り固められたようなラストシーンが暗転した瞬間に,何故かメアリー(レスリー・マンヴィル)の困惑した表情から発せられる「それでも生きていく」という一条の光のようなメッセージが . . . 本文を読む
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