フライヤーには「事件から60年が経つ現在も,香港やミャンマー,ウイグル地区など民衆弾圧事件は絶えない。この不穏な世界情勢と地続きにあり,決して遠い過去の話と言えない重いメッセージをはらんだ本作。ソ連解体から30年,まさに「今」観るべき作品が誕生した」とある。制作年が2020年である本作の日本での公開は,ロシアによるウクライナ侵攻後の4月(札幌は5月)。公開に向けた宣材の準備段階では,まさかロシアが . . . 本文を読む
攻撃型チームを標榜しながらも,FWの離脱が相次いだこともあって,さっぱり得点を奪えない代わりに,ボール支配率を上げることで何とかクリーンシートを続けてきた札幌だったが,「脱ジーコ」を掲げて首位を走る鹿島の勢いの前ではなすすべもなかった。試合終了後にミシャは「鈴木と上田がこちらにいたら,結果は違っていたかもしれない」というコメントを発したそうだが,指揮官のそんな試合分析が根本的に間違っていたことは, . . . 本文を読む
復帰したばかりの小柏を欠き,何処から見てもくさび役には不適当なガブリエル・シャビエルのトップという迫力を欠いた布陣で臨んだアウェー戦。しかし札幌とは10度は気温が違うであろうパナスタで,札幌イレブンは最後まで足を止めず,ゴールに迫り続けた。シャビエルのPK失敗や苦労人GK一森の素晴らしいセーブの連発という喝采もののプレーもあって得点には至らなかったが,ゲームとしては充分に満足できる内容だった。
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