映画「チャッピー」:ブロムカンプ,原点回帰のようにも見えるが 2015年06月27日 17時51分14秒 | 映画(新作レヴュー) 南アフリカ,ヨハネスブルクという思いもよらぬ場所から現れ,傑作「第9地区」でSF映画の裾野を広げたニール・ブロムカンプ。だが,残念ながらそれに続く「エリジウム」は「リアルに汚れたSF」というフォーマットはデビュー作そのままながら,格差社会へのアプローチが極めて平凡で,正直失望させられた。 だがデビュー長編のインパクトは,人工知能を搭載したロボットを主人公に据えた新作「チャッピー」に対して「もしかす . . . 本文を読む