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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」:病気もスクープも燃料にしてしまう肝っ玉母さん

フライヤーの宣伝文句に「想像もつかない驚きのラスト」とあったので,風呂を沸かすための薪の代わりに,余命2ヶ月と宣告された自らの身体を釜に投げ込むのか?それなら確かに「驚きだ!」と思っていたのだが,勿論そんなことはなかった。 中野量太監督の商業映画デビュー作は,宮沢りえの演技的な重量感が全編を支配する,実にオーソドックスな「余命もの」だった。 夫は謎の失踪,娘は学校でいじめを受け,家業の銭湯は休止 . . . 本文を読む
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