goo

映画「たかが世界の終わり」:カンヌが愛した天才,ということなのだけれど…

それまで使われてきた文法を書き換えるべく,格闘している姿がはっきりとスクリーンに刻印されている,飛び抜けて若い作家。その成果は既に世界的に高い評価を得ており,名だたる俳優が彼の下へと馳せ参じている。映画の未来,とまで謳われた作家の新作は,期待通りカンヌでグランプリまで獲得した。どこからどう見ても文句のつけようのないキャリアであり,その文脈で最新の果実を賞味しようとしたのだが,やはり駄目だった。相性 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )